この記事は、私が瀬戸芸会場を訪れるたびに書いた、計11本の記事へのリンク集です。
リンク先の記事で、多数の写真と共に、展示作品をご紹介。
また、旅日記としての個人的な感想や、お役立ち情報なども綴っています。
「‥瀬戸芸って、何?」という人も、この記事で、どんな雰囲気の芸術祭かわかりますよ。
こんにちは。
「隙あらば、瀬戸芸」を合言葉に、アート巡り強化月間を満喫したneoです。
瀬戸芸は、3年に1度開催される、大規模な芸術祭。
隣県住まいの私は、期間中、各会場に通い詰め、充実した休日を過ごしました。
その結果、春会期・会期外・秋会期に渡って、やっと全会場を制覇。
今回の出展アートは、全部で214作品。
私が訪れることのできなかった、素晴らしい作品も、数多くあります。
毎回、旅から帰ると、まだ記憶が新しいうちに、せっせと復習・写真整理して、レポを書くのが楽しみで‥。
おかげで、現地で見てきたアートの魅力や、旅先で出会った絶景・感動を、めっちゃ振り返ることができました。
より深く、瀬戸芸の奥深さを味わえた!と思っています。
そんな私が、瀬戸芸の魅力をお伝えすべく、書きためたレポの数々。
実際に足を運んだことがある人も「コロナ禍だし、遠方住みだから、諦めたよ」という人も、是非ご覧ください。
この記事から、気になる会場(リンク先)にジャンプしてもらえたら、小躍りするくらい嬉しいです。
春会期:小豆島・沙弥島・与島・鍋島・高松港
小豆島(福田・迷路のまち・土庄港エリア)
旅の形態:岡山発オフィシャルツアー・日帰りひとり旅
瀬戸芸2022年・初のアート巡り。
3年ぶりの瀬戸芸は、春の潮風に吹かれながら「そうそう!こ〜いうのが、瀬戸芸ならではの醍醐味だった!」と思い出す1日でした。
昼食は、島のお母さんが作る郷土料理を満喫。
素材にこだわったお料理、ホントに美味しかった。
旧・福田小学校のそばに展示されていた「葺田パヴィリオン」。
あまりにも楽しかったせいで、既に帰りの新幹線で「‥次は、どこ行こう?」と、公式ガイドにかじりついていた覚えがあります。
沙弥島・与島・鍋島・高松港
旅の形態:1泊2日・高松泊のひとり旅
体力に自信がない私でも、まだ元気な初日。
公共交通機関を使いまくって、まさかの「弾丸3島巡り」を決行しました。
小さな鍋島に建つ、白い灯台に登ったりもしたな。
旅の友は、このリュック。
旅を重ねるうち、どんどん愛着が増していきました。
沙弥島で出会った、宇宙飛行士さん。
「地球での最後の夜」。
瀬戸芸での写真撮影・SNSなどへの投稿について、念のため、公式さんに確認した件についても。
小豆島(馬木エリア)
旅の形態:1泊2日・高松泊のひとり旅
旅の2日目は、小豆島に渡り、馬木エリア・醤の郷(ひしおのさと)へ。
朝食は、フェリーの中で。
地元食材を使った、美味しいお弁当。
醤の郷には、明治時代に建てられたお醤油工場や、蔵が残っています。
ジョルジュ・ルース氏のギャラリーで見たのは、見事なまでに完璧な、金色の正円でした。
旅の途中で、急遽、予定変更できるのも、ひとり旅の面白さ。
この旅では、帰路でガッツリ、予定していたルート変更しました。
現地で使えた、おトクな割引特典・プレゼント情報など「私が行った時は、こんなのがあったよ!」というご紹介も。
会期外:宇野港・直島・豊島・犬島
直島(宮浦港・本村エリア)・宇野港
旅の形態:岡山発オフィシャルツアー・1泊2日の夫婦旅
会期中に比べると、断然人が少なく、静かな会期外。
その期間に催行された、のんびりゆったりツアーを使いました。
直島「家プロジェクト」の1つ「護王神社」。
うん、島グルメ「直島バーガー」も、食べた!
宇野港のシンボル「宇野のチヌ」。
「会期中と会期外、もし行くなら、どっちを狙う?」‥それぞれのメリット・デメリットについても、わかりやすく解説しています。
会期外の直島については、2020年に訪れた時の、別記事も。
豊島・犬島
旅の形態:岡山発オフィシャルツアー・1泊2日の夫婦旅
旅の2日目は、憧れの豊島美術館や、犬島精錬所美術館へ。
豊島で、棚田の広がる絶景に感動。
豊島美術館のカフェでは、レモン味スイーツにホッコリ。
犬島は、かつて銅の精錬業や、採石業で栄えた島です。
世界の人々から集めた心臓音を、保存・公開する美術館「心臓音のアーカイブ」の話を、お探しの人!
実際に、心臓音を録音してきた私のレポ、この記事ですよ。
秋会期:高見島・本島・伊吹島・粟島・屋島・女木島・男木島・大島・小豆島
高見島・本島(笠原地区)
旅の形態:岡山発オフィシャルツアー・日帰りひとり旅
チャーター船に乗って、1日で2つの島を巡る旅。
訪れたのは、かつて除虫菊の栽培がさかんだった高見島と、塩飽水軍の本拠地だった本島でした。
岡山・児島港から出発。
瀬戸大橋、船で真下をくぐると、大迫力だったな。
急坂が続く高見島で、空き家を利用した、数多くの作品を鑑賞。
この部屋も、その中の1つ。
「海のテラス」で食べた、イタリアンランチ。
本島の「笠島まち並保存地区」では、石を使った作品群に、びっくり。
「初めての離島巡り、移動手段は?1人だと寂しくない?」‥そんな人も「オフィシャルツアーなら、安心ですよ」というのが、わかる回です。
伊吹島・粟島
旅の形態:1泊2日・高松泊の夫婦旅
1日目のみ、高松発オフィシャルツアーを利用
初日は、いりこ(煮干し)で有名な伊吹島と、スクリューの形をした粟島の、2島をハシゴ。
島の昔の風習と、深くリンクする「伊吹の樹」。
島のおばあちゃんが売ってた、焼き立ての「伊吹洋食」なるおやつ。
お値段、まさかの150円。
粟島芸術村にて、講堂を丸ごと展示室に使った「TARA」より。
粟島には、届け先のわからない手紙を預かる「漂流郵便局」もあるのです。
屋島
旅の形態:1泊2日・高松泊の夫婦旅
1日目のみ、高松発オフィシャルツアーを利用
旅の2日目は、JR高松駅・高松港エリアの、東側に突き出した半島・屋島エリアへ。
屋島山上展望台からの眺め。
平安時代に起きた、屋島合戦の激戦地も、一望できます。
本場の讃岐うどんも、満喫しました。
四国村ミウゼアムのかずら橋。
渡るの、怖かった〜((((+ω+))))
8本目にあたるこの記事では、瀬戸芸パスポートスタンプ集めの、途中経過も。
高松の市街地に近く、観光地でもある屋島は、公共交通機関でのアクセスも便利。
屋島は、お子様連れのファミリーにも、オススメです。
女木島・男木島
旅の形態:1泊2日・高松泊のひとり旅
初日は、高松港から20分の女木島、その足で男木島にも。
鬼ヶ島伝説の残る女木島の、古い石垣。
山で見かけた、鮮やかな色のキノコ。
‥多分、食べちゃダメなやつ。
男木島の、堤防の先に設置された「歩く方舟」は、2019年の瀬戸芸で出会って、感動した作品。
1日かけて、どちらかの島に、ゆっくり滞在するのもよさそう。
初めての人も、気軽に訪れやすい島で、女木島のオシャレショップなんかにも、立ち寄りました。
大島
旅の形態:1泊2日・高松泊のひとり旅
旅の2日目に訪れた大島には、国立療養所 大島青松園があります。
現在も、多くの高齢者さん(元・ハンセン病患者さん)が、入所されている島です。
この日は、リポDと多めのゼリー飲料を、リュックに詰めて行動開始。
山の中腹を1周する、遊歩道「リングワンデルング」からの絶景。
質素で画一的な建物。
この中に広がるアート空間が、鮮烈なメッセージを、放ち続けていました。
瀬戸芸会場に選ばれた、12の島と2つの港は、どの地も個性的な歴史を持っています。
なので、知れば知るほど「もっと知りたい!」という気持ちに。
大島もその1つで、ハンセン病療養所としての歴史に、アートが融合した、簡単な言葉では語り尽くせない島。
「‥ハンセン病って、なに?」という人が読んでもわかるよう、現地ガイドさんのお話や資料を元に、簡単な説明も添えながら、時間をかけて書き上げました。
小豆島(坂手港・草壁港・中山・迷路のまち・尾形崎・土庄港エリア)
旅の形態:岡山発オフィシャルツアー・日帰り夫婦旅
2022年・瀬戸芸の締めくくりは、小豆島の絶景の中に設置された、美しい巨大作品でした。
3回目の小豆島で、まだ見残していたエリア‥海辺から山の中の作品まで、ドドーンと回収。
郷土料理のお店が、ツアーに組み込まれているのは、ラッキーとしか。
「五感で楽しめる瀬戸芸」だけに、地元の食も、アートとして楽しんでほしいそう。
海上に浮かぶ「辿り着く向こう岸」。
夕陽を浴びて、島とともに生きる命の象徴「はじまりの刻」。
街でのアート鑑賞と違い、ちょっと体力勝負な面もある瀬戸芸。
訪れる回を重ねるごとに、持ち歩く荷物の量が最適化し、自分に必要な物を選択する精度が、ぐんぐん上がります。
毎回「コレは全然いらなかった・アレ持ってくればよかった・持ってて助かった」の繰り返しで、成長しました。
個人的には、小さな怪我や、体調不良への早期対処が大切だと思ったので、最後にその辺のお話も。
のんびりした島時間を過ごす「島旅」は、近年人気のよう。
「瀬戸内の島、出かけてみたいな」という人のご参考にもなれば、とても嬉しいです。
リンク集は、以上です。
全部で11記事、気になった回はありましたか?
あなたが訪れた島・いつか行ってみたい場所は、どこでしたか?
次回の瀬戸芸開催は、3年後。
その時には恐らく、まだ見ぬ新作が登場する一方、もう見れない作品もあるでしょう。
それでも、訪れた私達を驚かせ、感動させてくれることに、変わりはありません。
アートとの出会いは、一期一会‥次回の開催も、楽しみです。
それでは、また!