アザラシロボ・パロオーナーのブログ。
パロやプチクーボと暮らす楽しい日々・時々アートのこと。
美術館・博物館巡り

8月の直島・ベネッセハウス宿泊者専用無料バスでアート巡り

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは。neoです。

neo

今年(2020年)はコロナ禍で
アート巡りも何だかなあ‥。

ではありますが、

現代アートの聖地・直島を訪れ、

ちょっと贅沢に憧れの
ベネッセハウスに宿泊しました。

この記事は

  • ベネッセハウス(パーク・ビーチ・
    ミュージアム・オーバル)に宿泊
  • 宿泊者専用バスで各エリアをどう回れるか知りたい
  • 直島に初めて行くので、
    島内での移動や時間配分の見当がつかない
  • とにかく疲れたくない!

という人向けです。

この記事を読めば、

宿泊者専用バスを使い倒して
各エリアを効率よく回る方法

がわかりますよ。

ちなみに各作品の感想は
「行ってからのお楽しみ」なので、

ネタバレの心配はありません。

島内の見どころは
主に3つのエリアに分散していますが、

ベネッセハウス宿泊者は、

何回乗っても無料の
専用バスが使えます!

スムーズな移動は時短につながる上、
炎天下でも全然平気。

neo

島内での移動手段は
コレ一択!でした。

限られた時間で
島での滞在を楽しみつつ、

快適な現代アート巡りを
満喫してください!

私の行動スケジュール(1泊2日)も
載せていますので、

プランニングの
ご参考にしていただけたら嬉しいです。

ベネッセハウスに宿泊する前に

ホテルの手配はもうお済みですか?

出発前の情報収集時に

アート巡りに必要な
オンラインチケットの確保もしておけば、

滞在時間が更に充実しますよ。

  1. 旅行会社経由または個人でホテルを手配
  2. 直島についてざっくり情報収集
  3. 一部の美術館・作品チケットの事前予約

①旅行会社経由または個人でホテルを手配

私はベネッセハウスのHPから
直接予約を入れましたが、

各旅行会社が出しているプランも
利用できます。

neo

ベネッセハウスの宿泊棟は4つ。

  • パーク
  • ビーチ
  • ミュージアム
  • オーバル

■客室・施設のご案内
https://benesse-artsite.jp/stay/benessehouse/

今回はベネッセハウスミュージアムを選びました。

■ベネッセハウス宿泊予約
 https://benesse-artsite.jp/stay/

ベネッセ主催の各種鑑賞ツアーも上記から予約可能

「あのベネッセハウスに泊まる!」

…それだけでウズウズしちゃいますね。

②直島についてざっくり情報収集

出典:ベネッセアートサイト直島・直島全体
https://benesse-artsite.jp/access/naoshima/

主なエリアは3つ。

  1. 宮浦エリア
  2. 本村エリア
  3. ベネッセハウス周辺

各エリアに美術館や作品が点在しています。

現地での行動スケジュールを
具体的に考えておきましょう。

③一部の美術館・作品チケットの事前予約

事前予約が必要な施設があります!
(15分毎の日時指定入館予約)

詳細は最新情報をご確認ください!

希望日時が決まり次第、
早めの確保をオススメします。

私が訪れた時は

  • 家プロジェクト「きんざ」
  • 地中美術館

が、オンラインチケット制でした。

  • 家プロジェクト「きんざ」
    1枠に対して1名の予約が必要。
    15分間、1人で作品に対面します。
  • 地中美術館
    8名分の予約まで可。
    オンラインチケットに残数がある場合に限り
    当日現地でも購入できますが、
    残数がなくなると購入不可に。

■地中美術館オンラインチケット予約 
https://www.e-tix.jp/chichu/

■家プロジェクト「きんざ」予約
https://kinza.resv.jp/reserve/calendar.php?x=1469745999&pc=1

また、家プロジェクト「南寺」の鑑賞には
整理券が必要でしたが、

こちらは当日、

現地の「本村ラウンジ&アーカイブ」で
発券・配布されました。

島内の移動手段

最初はレンタサイクルの利用も
考えていたけれど、

真夏の炎天下を想像しただけで

neo

私には無理〜!(+ω+)

突然の雨の心配もあるし
島内はやや坂道が多かった印象なので、

体力に自信のない人は厳しいかも。

でも大丈夫!

「ベネッセハウス宿泊ゲスト専用バス」
という強い味方が!

これに乗れば
島内移動がラクラク、

宿泊者なら
使わない手はありませんね!

■ホテル宿泊者用バス時刻表(上は2020春夏版)

HPで最新版をチェックできるほか、
宿泊者はホテルチェックイン時にフロントでもらえます。

出発前のプランニング時、

この時刻表が手元にあるだけで

かなり具体的な
行動スケジュールを立てることが可能。

私は時刻表と一緒に
このエリアマップも印刷したところ、

時刻表と地図を並べて
見比べることができたり、

直接書き込めたのが
思いのほか便利過ぎ!

neo

プランニングが
ずいぶん捗った!

このほか島内には

  • 直島町営バス
  • ベネッセアートサイト直島場内無料シャトルバス

もアリ。‥1度も乗ってませんが。

スケジュール(1日目)

直島到着〜本村エリア

9:42 宇野港からフェリーで直島・宮浦港着

宿泊者用バス発着場所を確認・
宿泊者氏名を伝えて乗車

バッグに宿泊者のタグをつける
(バス乗車券の代わり)

不要な荷物はホテルまで届けてもらえます。

ベネッセハウス宿泊ゲスト専用バス(宿泊者用バス)利用区間:●緑色(停留所名)●

9:50 ●宮浦港発

9:57 本村港桟橋前着●


出典:ベネッセアートサイト直島・本村エリア
https://benesse-artsite.jp/access/naoshima/honmura.html

徒歩で宮浦エリアの
「家プロジェクト」巡りスタート

  • 家プロジェクト「きんざ」:
    1枠に対して1名の事前予約が必要。
    (15分間、1人で作品と対面)

「本村ラウンジ&アーカイブ」で

家プロジェクト共通チケット(1050円)購入・
「南寺」の整理券をもらう

家プロジェクトは、
地図を頼りに民家エリア内を徒歩移動します。

「迷うかも‥」と心配でしたが、
施設入口にはスタッフさんがいるので心配なし!

チケットや地図片手にウロウロ・
キョロキョロしてたら、

ちゃんと気づいて声をかけてもらえました。

  • 「護王神社」
  • 「石橋」
  • 「碁会所」
  • 「きんざ(要・事前予約)」

    私→10:45〜11:00
    同行者→11:00〜11:15
  • 「南寺(要・整理券)」

    11:30〜2名で入館
  • 共通チケット(1050円)で鑑賞できる6軒:「南寺」「護王神社」「石橋」「碁会所」「角屋」「はいしゃ」
  • ワンサイトチケット(「きんざ」を除く1軒のみを鑑賞・420円)もあり
  • 開館時間:10:00〜16:30
  • 現在、昼休みの時間があるので注意!
  • チケット不要の施設もあり

12:00 昼食

■ごはんや「玄米心食あいすなお」
http://aisunao.jp/restraunt-aisunao.html

本村エリアはカフェや食堂が充実していますが、
不定休の店もあるので、事前に確認すると良いかも。

コンビニはなく、自販機もほとんどないため、
飲物とおやつを持ち歩くと安心。

バスの時間は時々気にする程度で大丈夫でした。
もし乗り遅れても次のバスが来ますしね。

本村エリア〜ベネッセハウスミュージアム

12:52 ●本村港桟橋前発

13:00 ベネッセハウスミュージアム着●

チェックイン後、
カフェでウエルカムドリンク

ドリンクだけで終わらず、
ついパフェも追加注文しちゃいました。

neo

パフェ、美味しくてびっくり!

ライブラリやミュージアムショップを覗く

ベネッセハウスミュージアムの作品鑑賞(1回目・昼間)

ベネッセハウスミュージアム〜ベネッセハウスパーク

出典:ベネッセアートサイト直島・ベネッセハウス周辺
https://benesse-artsite.jp/access/naoshima/benessehouse.html

14:29 ●ベネッセハウスミュージアム発

14:32 ベネッセハウスパーク着●

ベネッセハウスパークの作品鑑賞(1回目・昼間)

パーク内ミュージアムショップを覗いたり
屋外作品を鑑賞

ベネッセハウスパーク〜地中美術館

15:07 ●ベネッセハウスパーク発

15:14 地中美術館着●

「地中美術館チケットセンター」の受付で
オンライン予約画面を提示、

鑑賞券(実券)に引き換えてもらう

私達は15:00〜/2名でオンライン予約済み。
(予約の時間から30分以内に入館すればOK)

チケットセンターから美術館までは少し歩きます。

受付の人によると鑑賞所要時間は約1時間。

地中美術館入館・作品鑑賞・退館

地中美術館〜ベネッセハウスミュージアム

出典:ベネッセアートサイト直島・ベネッセハウス周辺
https://benesse-artsite.jp/access/naoshima/benessehouse.html

16:25 ●地中美術館発

16:29 ベネッセハウスミュージアム着●

部屋でひと休み

17:00 「ベネッセハウスミュージアムガイドツアー」参加

ベネッセハウスミュージアムの作品鑑賞(2回目・夕方)

  • 宿泊者は参加無料・約45分間
  • 事前申し込み不要

ベネッセハウスミュージアム〜ベネッセハウスパーク

17:50 ●ベネッセハウスミュージアム発

17:53 ベネッセハウスパーク着●

18:00 夕食

■「テラスレストラン 海の星 Etoile de la mer」
https://benesse-artsite.jp/stay/benessehouse/restaurant.html

20:00 「ベネッセハウスパークガイドツアー」参加

ベネッセハウスパークの作品鑑賞(2回目・夜)

  • 宿泊者は参加無料・約45分間
  • 事前申し込み不要

ベネッセハウスパーク〜部屋へ

21:00 (送迎)パーク発・ミュージアム着

  • 宿泊者用バスの最終便が出た後〜翌日8:00は送迎あり
  • フロントに申し出ると
    ミュージアム〜パーク間で随時運行

ベネッセハウスミュージアムの作品鑑賞(3回目・夜)

スケジュール(2日目)

ベネッセハウスミュージアム周辺


出典:ベネッセアートサイト直島・ベネッセハウス周辺
https://benesse-artsite.jp/access/naoshima/benessehouse.html

5:00 ベネッセハウスミュージアム周辺の屋外作品鑑賞

このエリアには屋外作品が10点あります。

散歩に出かける時
作品マップを忘れて部屋を出てしまったため、

3点ほど見逃しました。

大階段の下など
すぐ目に入らない場所の作品を見つけるためにも

マップは大切ですね。

浜辺を散策中、
李禹煥美術館の屋外作品の一部を
海側から眺めることができます。

涼しい朝方に散策したので貸し切り状態でした。

7:30 朝食

■「ミュージアムレストラン 日本料理 一扇」
https://benesse-artsite.jp/stay/benessehouse/restaurant.html

ベネッセハウスミュージアムの作品鑑賞(4回目・朝)

10:00 ミュージアムショップで買い物

荷造り・チェックアウト

ベネッセハウスミュージアム〜宮浦港

ベネッセハウス宿泊ゲスト専用バス(宿泊者用バス)の利用区間:●緑色(停留所名)●

10:42 ●ベネッセハウスミュージアム発

10:57 宮浦港着●

出典:ベネッセアートサイト直島・宮之浦エリア
https://benesse-artsite.jp/access/naoshima/miyanoura.html

宮浦エリア散策

  • 「I(アイ)❤️(ラブ)湯」
  • 「赤かぼちゃ」
  • 「直島パヴィリオン」

直島のシンボル「赤かぼちゃ」は大人気で
いつも人に囲まれていました。

「I(アイ)❤️(ラブ)湯」:
開館時間(13:00 〜 21:00)であれば入浴も可(660円)

11:30 フェリーで宮浦港発

今回は時間の関係で行けなかった

李禹煥美術館・ANDO MUSEUM
次回のお楽しみに。

2日目の出発時間がもう少し遅ければ
余裕で行けたと思います。

ベネッセハウス宿泊者の再入館について

ベネッセハウス宿泊者は滞在期間中、

  • 地中美術館
  • 李禹煥美術館
  • ベネッセハウスミュージアム
  • 家プロジェクト
  • ANDO MUSEUM

の再入館が可能(フロントに問い合わせ)
とのこと。

私のスケジュールを見たらお分かりのように、

  • ベネッセハウスミュージアム
  • ベネッセハウスパーク

の作品鑑賞は「何度でもOK!」

neo

コレ、嬉しすぎるー!

早朝や夜に
ほぼ貸し切りで美術館を楽しむ体験は

宿泊者ならではの大特典なので

めいっぱい満喫しました。

今って観光客、多いの?

さすがに観光客の姿は
まばらでしたが、

ビーチでは海水浴を楽しむ人々も。

私達がホテルを予約したのは
宿泊の約2週間前。

まだ何部屋か空室が残っており、

ホテル内では
「時々、人と一緒になる程度」でした。

そして国際線の運休・減便中なのに、
外人さんや白人ファミリーの姿が?

ホテルの方によると

「彼らは日本在住者なので、
実は日本語もOKで助かる」そうです。

そういえば

世界中から人が押し寄せる
瀬戸内国際芸術祭期間中は

「道路の一部が歩行者天国状態で
バス移動もままならなかったんです」

とのこと。

neo

コロナ以前だったからね。

次回の瀬戸芸開催時、

コロナ騒ぎは
一体どうなっているでしょうか?

現代アートは奥深い!

直島の現代アートには
美術館・屋内・屋外展示があり、

体験型アートも多め。

面白い作品・感動する作品だけでなく、

一瞬「なんだろ?コレ‥」と思う
作品が多いからこそ、

  • 時間帯を変えて鑑賞する
  • パンフなどで作品解説を読む
  • 興味があること・もっと知りたいことは調べる

と更に楽しみが広がります。

neo

特にオススメなのは
無料ガイドツアーへの参加!

一目見ただけでは絶対わからない、

  • 作品に込められたメッセージ
  • アーティストの面白エピソード
  • 制作時の裏話
  • 実はこんな場所にもアート作品が!

などを知ることができました。

neo

聞かなきゃ後悔するレベル!

鑑賞する時間帯・天候によって、

作品のイメージが
ガラリと変わるのも意外でしたね。

直島の「せとうち美術館ネットワーク 」参加施設

直島にも
せとうち美術館ネットワーク参加施設があります。

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それは、

  • ベネッセハウスミュージアム
  • 地中美術館

の2施設!

料金割引はありませんが、

スタンプラリー参加中の人は
スタンプがもらえますよ!

滞在中、ずっと楽しかった!

行動スケジュールだけ見ると

少し忙しそうに
思えたかもしれません。

neo

季節によっては
体力・気力を要するな〜。

あるエリアから離れた後で
見逃し作品や素敵カフェに気づいても

そのためだけに引き返すのは
難しかったりするし、

地中美術館など
オンラインチケット制の施設は

鑑賞時間枠に残数がない場合、

入館できません。

neo

「‥もういいや」ってなる。

島内での移動手段が少なく

施設開館時間・見学可能時間など
時間制限もあるので、

改めて
事前準備がモノを言うことを実感。

neo

アクセス良好な町の美術館との
大きな違いかと。

だからこそ
ちょっとした下調べや準備をしておくと

現地でかなり助けられるのです。

無駄な待ち時間が
節約できただけでなく、

体力消耗にもつながったのが
大きな収穫でした。

  1. 旅行会社経由または個人でホテルを手配
  2. 直島についてざっくり情報収集
  3. 一部の美術館・作品チケットの事前予約

どこに行っても美しい風景に囲まれ、
のんびりした時間が流れている直島。

もちろんホテルは居心地が良く、
贅沢な気分に浸れました。

アート巡りが好きな私は
初めての直島ということで

neo

色々見て回っちゃうぞー!

と意気込みましたが、

アート鑑賞はそこそこにして、

ホテルや浜辺でボーッと過ごす時間を
多めにとるのも良さそうですね。

ベネッセハウスに泊まって
直島滞在される方、

宿泊者特典
(特にゲスト専用無料バスは最高!)を使って

思いっきり直島を楽しんでくださいね!

neo

いつかまた行きたいな。

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