こんにちは。neoです。
今年はコロナ禍で
アート巡りも何だかなあ‥(^▽^;)
ではありますが、
ただいまGo To トラベルキャンペーン開催中!
ここぞとばかりに
現代アートの聖地・直島を訪れ、
ちょっと贅沢に憧れの
ベネッセハウスに宿泊しました。
この記事は
- ベネッセハウス(パーク・ビーチ・
ミュージアム・オーバル)に宿泊 - 宿泊者専用バスで各エリアをどう回れるか知りたい
- 直島に初めて行くので、
島内での移動や時間配分の見当がつかない - とにかく疲れたくない!
という人向けです。
この記事を読めば、
宿泊者専用バスを使い倒して
各エリアを効率よく回る方法
がわかりますよ。
ちなみに各作品の感想は
「行ってからのお楽しみ」なので、
ネタバレの心配はありません。
島内の見どころは
主に3つのエリアに分散していますが、
ベネッセハウス宿泊者は、
何回乗っても無料の専用バスが使えます!

スムーズな移動は時短につながる上、
炎天下でも全然平気。
島内での移動手段は
コレ一択!でした。
限られた時間で島での滞在を楽しみつつ、
快適な現代アート巡りを
満喫してください!
私の行動スケジュール(1泊2日)も載せていますので、
プランニングの参考にしていただけたら嬉しいです。
ベネッセハウスに宿泊する前に‥

ホテルの手配はもうお済みですか?
出発前に情報収集・
オンラインチケットの確保をしておけば、
滞在時間が更に充実します。
- 旅行会社経由または個人でホテルを手配
- 直島についてざっくり情報収集
- 一部の美術館・作品チケットの事前予約
①旅行会社経由または個人でホテルを手配
現在、各旅行会社が
Go To トラベルキャンペーン対象プランを販売中。
私はベネッセハウスのHPから直接予約を入れましたが、
もちろん個人予約もキャンペーン対象。

割引料金でベネッセハウスに宿泊できます。
ベネッセハウスの宿泊棟は4つ。
- パーク
- ビーチ
- ミュージアム
- オーバル
私はベネッセハウスミュージアムを選びました。

■ベネッセハウス宿泊予約
https://benesse-artsite.jp/stay/
ベネッセ主催の各種鑑賞ツアーも上記から予約可能
「あのベネッセハウスに泊まる!」
…それだけでウズウズしちゃいますね。
②直島についてざっくり情報収集

出典:ベネッセアートサイト直島・直島全体
https://benesse-artsite.jp/access/naoshima/
主なエリアは3つ。
- 宮浦エリア
- 本村エリア
- ベネッセハウス周辺
各エリアに美術館や作品が点在しています。
現地での行動スケジュールを
具体的に考えておきましょう。
③一部の美術館・作品チケットの事前予約
事前予約が必要な施設があります!
(15分毎の日時指定入館予約)
- 家プロジェクト「きんざ」
- 地中美術館
が、オンラインチケット制なので、
希望日時が決まり次第、
早めの確保がオススメ。
- 家プロジェクト「きんざ」:
1枠に対して1名の予約が必要。
15分間、1人で作品に対面します。 - 地中美術館:
8名分の予約まで可。
オンラインチケットに残数がある場合に限り
当日現地でも購入できますが、
残数がなくなると購入不可に。
■地中美術館オンラインチケット予約
https://www.e-tix.jp/chichu/
■家プロジェクト「きんざ」予約
https://kinza.resv.jp/reserve/calendar.php?x=1469745999&pc=1
また、家プロジェクト「南寺」の鑑賞には
整理券が必要ですが、
こちらは当日、
現地の「本村ラウンジ&アーカイブ」で発券・配布されるので、
事前の申し込みはいりません。
島内の移動手段
最初はレンタサイクルの利用も考えていたけれど、
真夏の炎天下を想像しただけで
私には無理〜!(+ω+)
突然の雨の心配もあるし
島内はやや坂道が多かった印象なので、
体力に自信のない人は厳しいかも。
でも大丈夫!
「ベネッセハウス宿泊ゲスト専用バス」
という強い味方が!

これに乗れば島内移動がラクラク、
宿泊者なら使わない手はありませんね!

■ホテル宿泊者用バス時刻表(上は2020春夏版)
ホテルチェックイン時、フロントでもらえます
出発前のプランニング時、
この時刻表が手元にあるだけで
かなり捗ります。

私は時刻表と一緒に
エリアマップも印刷したところ、
色々見比べることができたり、
直接書き込めて便利でした。
このほか、島内には
- 直島町営バス
- ベネッセアートサイト直島場内無料シャトルバス
も走っています。‥1度も乗ってませんが。
スケジュール(1日目)

直島到着〜本村エリア
ベネッセハウス宿泊ゲスト専用バス(宿泊者用バス)利用区間:●緑色(停留所名)●
9:42 宇野港からフェリーで直島・宮浦港着

宿泊者用バス発着場所を確認・
宿泊者氏名を伝えて乗車
バッグに宿泊者のタグをつける
(バス乗車券の代わり)


不要な荷物はホテルまで届けてもらえます。
9:50 ●宮浦港発
9:57 本村港桟橋前着●

出典:ベネッセアートサイト直島・本村エリア
https://benesse-artsite.jp/access/naoshima/honmura.html
徒歩で宮浦エリアの
「家プロジェクト」巡りスタート
- 家プロジェクト「きんざ」:
1枠に対して1名の事前予約が必要。
(15分間、1人で作品と対面)
「本村ラウンジ&アーカイブ」で
家プロジェクト共通チケット(1050円)購入・
「南寺」の整理券をもらう


家プロジェクトは、
地図を頼りに民家エリア内を徒歩移動します。
「迷うかも‥」と心配でしたが、
施設入口にはスタッフさんがいるので心配なし!
チケットや地図片手にウロウロ・
キョロキョロしてたら、
ちゃんと気づいて声をかけてもらえました。

- 「護王神社」
- 「石橋」
- 「碁会所」
- 「きんざ(要・事前予約)」
私→10:45〜11:00
同行者→11:00〜11:15 - 「南寺(要・整理券)」
11:30〜2名で入館


- 共通チケット(1050円)で鑑賞できる6軒:「南寺」「護王神社」「石橋」「碁会所」「角屋」「はいしゃ」
- ワンサイトチケット(「きんざ」を除く1軒のみを鑑賞・420円)もあり
- 開館時間:10:00〜16:30
- 現在、昼休みの時間があるので注意!
- チケット不要の施設もあり
12:00 昼食
■ごはんや「玄米心食あいすなお」
http://aisunao.jp/restraunt-aisunao.html

本村エリアはカフェや食堂が充実していますが、
不定休の店もあるので、事前に確認すると良いかも。
コンビニはなく、自販機もほとんどないため、
飲物とおやつを持ち歩くと安心。
バスの時間は時々気にする程度で大丈夫でした。
もし乗り遅れても次のバスが来ますしね。
本村エリア〜ベネッセハウスミュージアム
12:52 ●本村港桟橋前発
13:00 ベネッセハウスミュージアム着●

チェックイン後、
カフェでウエルカムドリンク


ドリンクだけで終わらず、
ついパフェも追加注文しちゃいました。
美味しくてびっくり!
ライブラリやミュージアムショップを覗く
ベネッセハウスミュージアムの作品鑑賞(1回目・昼間)
ベネッセハウスミュージアム〜ベネッセハウスパーク

出典:ベネッセアートサイト直島・ベネッセハウス周辺
https://benesse-artsite.jp/access/naoshima/benessehouse.html
14:29 ●ベネッセハウスミュージアム発
14:32 ベネッセハウスパーク着●
ベネッセハウスパークの作品鑑賞(1回目・昼間)
パーク内ミュージアムショップを覗いたり
屋外作品を鑑賞

ベネッセハウスパーク〜地中美術館

15:07 ●ベネッセハウスパーク発
15:14 地中美術館着●
「地中美術館チケットセンター」の受付で
オンライン予約画面を提示、
鑑賞券(実券)に引き換えてもらう
私達は15:00〜/2名でオンライン予約していました。
予約の時間から30分以内に入館すればOK。
チケットセンターから美術館までは少し歩きます。
受付の人によると鑑賞所要時間は約1時間。
‥私達もだいたいそんな感じでした。
地中美術館入館・作品鑑賞・退館
地中美術館〜ベネッセハウスミュージアム

出典:ベネッセアートサイト直島・ベネッセハウス周辺
https://benesse-artsite.jp/access/naoshima/benessehouse.html
16:25 ●地中美術館発
16:29 ベネッセハウスミュージアム着●
部屋でひと休み

17:00 「ベネッセハウスミュージアムガイドツアー」参加
ベネッセハウスミュージアムの作品鑑賞(2回目・夕方)
- 宿泊者は参加無料・約45分間
- 事前申し込み不要
ベネッセハウスミュージアム〜ベネッセハウスパーク
17:50 ●ベネッセハウスミュージアム発
17:53 ベネッセハウスパーク着●
18:00 夕食
■「テラスレストラン 海の星 Etoile de la mer」
https://benesse-artsite.jp/stay/benessehouse/restaurant.html

20:00 「ベネッセハウスパークガイドツアー」参加
ベネッセハウスパークの作品鑑賞(2回目・夜)
- 宿泊者は参加無料・約45分間
- 事前申し込み不要
ベネッセハウスパーク〜部屋へ

21:00 (送迎)パーク発・ミュージアム着
- 宿泊者用バスの最終便が出た後〜翌日8:00は送迎あり
- フロントに申し出ると
ミュージアム〜パーク間で随時運行
ベネッセハウスミュージアムの作品鑑賞(3回目・夜)
スケジュール(2日目)
ベネッセハウスミュージアム周辺

出典:ベネッセアートサイト直島・ベネッセハウス周辺
https://benesse-artsite.jp/access/naoshima/benessehouse.html
5:00 ベネッセハウスミュージアム周辺の屋外作品鑑賞
このエリアには屋外作品が10点あります。
散歩に出かける時、
作品マップを忘れて部屋を出てしまったため、
3点ほど見逃しました。
大階段の下など、
すぐ目に入らない場所の作品を見つけるためにも
マップは大切ですね。
浜辺を散策中、
李禹煥美術館の屋外作品の一部を
海側から眺めることができます。
涼しい朝方に散策したので貸し切り状態でした。
7:30 朝食
■「ミュージアムレストラン 日本料理 一扇」
https://benesse-artsite.jp/stay/benessehouse/restaurant.html

ベネッセハウスミュージアムの作品鑑賞(4回目・朝)

10:00 ミュージアムショップで買い物
荷造り・チェックアウト
ベネッセハウスミュージアム〜宮浦港
ベネッセハウス宿泊ゲスト専用バス(宿泊者用バス)の利用区間:●緑色(停留所名)●
10:42 ●ベネッセハウスミュージアム発
10:57 宮浦港着●

出典:ベネッセアートサイト直島・宮之浦エリア
https://benesse-artsite.jp/access/naoshima/miyanoura.html
宮浦エリア散策
- 「I(アイ)❤️(ラブ)湯」
- 「赤かぼちゃ」
- 「直島パヴィリオン」
直島のシンボル「赤かぼちゃ」は大人気で
いつも人に囲まれていました。


「I(アイ)❤️(ラブ)湯」:
開館時間(13:00 〜 21:00)であれば入浴も可(660円)
11:30 フェリーで宮浦港発

今回は時間の関係で、李禹煥美術館・ANDO MUSEUMを
次回のお楽しみに回しました。
2日目、もう少し出発時間が遅ければ
余裕で行けたと思います。
ベネッセハウス宿泊者の再入館について
ベネッセハウス宿泊者は滞在期間中、
- 地中美術館
- 李禹煥美術館
- ベネッセハウスミュージアム
- 家プロジェクト
- ANDO MUSEUM
の再入館が可能(フロントに問い合わせ)
とのことでした。
私のスケジュールを見たらお分かりのように、
- ベネッセハウスミュージアム
- ベネッセハウスパーク
の作品鑑賞は「何度でもOK!」
早朝や夜に
ほぼ貸し切りで美術館を楽しむ体験は、
宿泊者ならではの大きな特典なので満喫しました。
Go To トラベルキャンペーンで還付申請するなら‥
■Go To トラベルキャンペーン公式サイトhttps://goto.jata-net.or.jp/

■ベネッセアートサイト直島「Go To トラベルキャンペーンにつきまして」
https://benesse-artsite.jp/hotel/20200803-1421.html
チェックアウト時に
- 支払内訳がわかる書類
(支払内訳が記載された領収証、支払内訳書等) - 宿泊証明書
(氏名、宿泊日、宿泊人数などの情報が記載されているもの)
の2つを忘れずもらって帰りましょう。
私達の時は、
特に申し出なくてもフロントの方が
2つの書類を準備してくださっていました。

今って観光客、多いの?

さすがに観光客の姿はまばらですが、
ビーチでは海水浴を楽しむ人々も。
私達がホテルを予約したのは宿泊の約2週間前。
まだ何部屋か空室が残っており、
ホテル内では「時々、人と一緒になる程度」でした。
そして国際線の運休・減便中なのに、
外人さんや白人ファミリーの姿が?

ホテルの方によると
「彼らは日本在住者なので、実は日本語もOKで助かる」そうです。
そういえば、
世界中から人が押し寄せる瀬戸内国際芸術祭期間中は、
「道路の一部が歩行者天国状態で、
バス移動もままならなかった」とのこと。

次回の瀬戸芸開催時、
コロナ騒ぎはどうなっているでしょうか?
現代アートは奥深い!

直島の現代アートには、
美術館・屋内・屋外展示があり、
体験型アートも多め。
面白い作品・感動する作品だけでなく、
一瞬「なんだろ?コレ‥」と思う
作品が多いからこそ、
- 時間帯を変えて鑑賞する
- パンフなどで作品解説を読む
- 興味があること・もっと知りたいことは調べる
と更に楽しみが広がります。
特にオススメなのは、
無料ガイドツアーへの参加!
一目見ただけでは絶対わからない、
- 作品に込められたメッセージ
- アーティストの面白エピソード
- 制作時の裏話
- 実はこんな場所にもアート作品が!
などを知ることができます。
鑑賞する時間帯・天候によって、
作品のイメージが
ガラリと変わるのも意外でした。
直島の「せとうち美術館ネットワーク 2020」参加施設
直島にも
せとうち美術館ネットワーク参加施設があります。

それは、
- ベネッセハウスミュージアム
- 地中美術館
の2施設。
料金割引はありませんが、
スタンプラリー参加中の人はスタンプがもらえますよ!

滞在中、ずっと楽しかった!
行動スケジュールだけ見ると、
少し忙しそうに思えたかもしれません。
特に今の季節は、
体力・気力を要します。
あるエリアから離れた後
見逃し作品や素敵カフェに気づいても、
そのためだけに引き返すのは難しかったりします。
また、地中美術館など
オンラインチケット制の施設は
鑑賞時間枠に残数がない場合、入館できません。
「‥もういいや」ってなる。
島内での移動手段・
施設開館時間などに限りがあるので、
改めて「事前準備がモノを言う」と実感しました。
無駄な待ち時間が節約できるだけでなく、
体力消耗にもつながります。
- 旅行会社経由または個人でホテルを手配
- 直島についてざっくり情報収集
- 一部の美術館・作品チケットの事前予約
どこに行っても美しい風景に囲まれ、
のんびりした時間が流れている直島。
もちろんホテルは居心地が良く、
贅沢な時間を過ごせました。
アート巡りが好きな私は、
初めての直島ということで
色々見て回っちゃうぞー!
と意気込みましたが、
アート鑑賞はそこそこにして、
ホテルや浜辺でボーッと過ごす時間を
多めにとるのも良さそうですね。
ベネッセハウスに泊まって直島滞在される方、
宿泊者特典(特にゲスト専用無料バスは最高)を使って、
思いっきり滞在時間を楽しんでくださいね!