この記事は、瀬戸内国際芸術祭2022の会期外に、人気の直島・豊島・犬島を巡ったレポの前編(直島・宇野港エリア編)です。
宇野港発着・ホテルと専用ボートでの移動がセットになった、旅行会社の1泊2日プランを利用しました。
会期中・会期外それぞれに瀬戸芸を訪れる、メリット・デメリットも。
こんにちは。広島から瀬戸芸に通っているneoです。
瀬戸内国際芸術祭、略して「瀬戸芸(せとげい)」は、
![開催エリア](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2022/05/0-1024x747.jpg)
瀬戸内海の島々を舞台に開催される、現代アートの祭典。
普段は、静かな時間が流れる離島にも、国内外から多くの人が訪れる大規模芸術祭です。
瀬戸芸は、春・夏・秋の3つの会期に分かれており、開催期間は次の通り。
- 春会期:4月14日〜5月18日
- 夏会期:8月5日〜9月4日
- 秋会期:9月29日〜11月6日
各会場でアート作品を鑑賞できますが、人気の島に関しては「敢えて会期外を狙う」もアリ。
今回の旅では、
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2022/05/1-5-1024x692.jpg)
宇野港から、直島・豊島・犬島を巡りました。
この記事(前編)は、直島と宇野港エリアのレポです。
- 1日目(前編):
宇野港(フェリー利用)〜直島・宮浦港(島内はバス利用)〜宇野港(小型旅客船利用) - 2日目(後編):
宇野港(専用ボート利用)〜豊島・唐櫃港(島内はレンタサイクル利用)〜犬島港(島内は徒歩移動)・犬島港〜宇野港(専用ボート利用)
※豊島・犬島を訪れた「後編」はこちら↓
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC01975-320x180.jpeg)
「会期外に行っても、楽しめるの?」という人、この記事を読めば大丈夫!
アートのことはよくわからない私も、面白そうなんで同行しました。
旅レポだけ読みたい人は、次だけスキップして、先にお進みくださいね。
瀬戸芸は、会期外でも楽しめる
瀬戸芸、どんなものか、雰囲気を少しだけ楽しみたい。
特に目的の作品はなくて、どこかの会場に遊びに行けたらいいかな。
という人はさておき、
せっかくの瀬戸芸、滞在中は充実した時間を過ごしたい!そしてあの作品だけは、絶対見る!
という皆さん。
大前提として「フラッと会場に行って、サッと作品を見てこよう」という考えは、
かなり無謀です。
会期中でも、ネットでの事前予約や、日時指定チケットが必要な施設もあるし、入場者数制限のあるところでは、待たされることもあるよ。
‥えっ⁉︎そうなの⁉︎
‥イエ〜ス!
イッツ・国際的芸術祭・ア〜ンド・コロナ禍での開催ですから。
‥じゃあ、会期外なんか、もっとダメじゃん!
あっ、それがね、そうでもないんだよ?
どゆこと?
今から、その理由をお話します。
鑑賞できるアート作品数は、断然会期中の方が多く、会期中に訪れるメリットとして、
- 港やアートエリアに案内所が設けられ、スタッフさんが常駐している
- 体温測定を実施後、リストバンドの発行がある
- 作品によっては、解説ボランティアさんがいる
- 道に迷いやすい路地でも、他の鑑賞者の姿が目に入るので、目的地を見つけやすい
- 離島の商店や飲食店が営業している
- 公式のガイドツアーがある
- 作品鑑賞パスポートの特典が受けられる(会期外に受けられる特典もあり)
などがあります。その一方、
- 人が多い(=色んな意味で雑多・待ち時間の発生・作品の写真が撮りにくい・疲れるなど)
- ホテルやツアーが確保しにくい
- 島内バスや小型船の場合、全員が乗り切れないこともある
- 会場によっては列に並ぶことになったり、時間の都合で鑑賞を諦めることも
- 食事をしようと入店したら、ひどく待たされて時間ロス、またはどの店もいっぱいで入れない
- やっと見つけた自販機だが、買いたい飲み物が売り切れ
などが発生する可能性アリ。
昼食難民になったり、最終便の船に乗り遅れたら、最悪、島に取り残されます。
そっか、会期中でも、事前の情報収集や予約・飲食物の持ち込みがいるんだね。
うん、計画通りに行かなくなった時は、現地で急遽、次の手段を考えなきゃいけないこともあるよ。
けれど、これらが会期外には一転、
- 人が少ない(=のんびり過ごせる・待ち時間がない・作品の写真が撮りやすいなど)
- もともと人気がある島でも、比較的すいている
- バス車内が空いている・レンタサイクルで希望の自転車を選びやすい
- ホテルやツアーが確保しやすい
- 会期外でも鑑賞可能な作品を、のんびり楽しめる
などの嬉しいことも。
もちろん、良いことばかりではなく、
- 会期中にしか鑑賞できない作品・入館できない施設がある
- 臨時の交通機関がない(平常運行のみ)なので、移動がやや不便
- 作品鑑賞パスポートの提示で、無料または割引になる施設の特典が、一部使えない
- 野外作品を鑑賞しても、パスポートに押印できるスタンプが片づけられている
- 飲食店や商店が営業してない
などのデメリットもあります。
会期中・会期外ともに、自分が訪れる日に特化したスケジュールを組めばOK。「ないものは準備する」「あるもので対応する」で、案外イケるよ。
なるほどね〜!
そういうの、面倒〜。任せた〜。
おう、任せとけ!www
- 訪れる日に、目的の施設・作品は鑑賞可能か、バスや船がどう運行しているかをチェック
- 事前予約が必要な施設・作品は、早めに予約
- 「昼食は、どうしてもここで」と思う店があれば、営業時間の確認も兼ねて予約
- 島内での移動は、バス・レンタカー・レンタサイクルなどだが、これらがない島もある
- 移動や滞在の所要時間は、余裕をもって
- 離島の場合、船の出港時間に合わせて、1日のスケジュールを組むのが基本
(船のチャーター・海上タクシーを使う方法もあるが、割高)
この辺を踏まえた上で「敢えて会期外を狙う」も、私はオススメします。
ポイントはズバリ「会期外でも鑑賞できるアート・施設が多い島を選ぶ」です。
今回の旅では、会期外に催行するツアーを使って、ホテルと船での移動手段を確保しました。
- 1日目:
宇野港(フェリー利用)〜直島・宮浦港(島内はバス利用)〜宇野港(小型旅客船利用) - 2日目:
宇野港(専用ボート利用)〜豊島・唐櫃港(島内はレンタサイクル利用)〜犬島港(島内は徒歩移動)・犬島港〜宇野港(専用ボート利用)
お待たせしました!旅の1日目、直島と宇野港エリアレポの、始まり始まり〜っ。
JR岡山駅〜JR宇野駅
はい!
今回も新幹線で、JR岡山駅までやってきました。
JR岡山駅から、在来線に乗り換え、約1時間かけてJR宇野駅に向かいます。
途中、茶屋町でJR宇野みなと線に乗り換えたら、
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車両内に、運賃箱あったー!
懐かしいな。
ICOCAを通した後で「この運賃箱に、ジャラジャラお金落としてみたかったなあ」って。
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JR宇野駅は、終着駅ならではの「はるばるやってきた」感が漂います。
【終着駅とは】
鉄道・バスなどの路線の終点に位置する駅のこと。終端駅・ターミナルステーション。
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改札を抜けると、見慣れた「青」と、インフォメーションが。
ちなみに、JR宇野みなと線の4駅は、瀬戸芸のアートプロジェクトによって、
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このように、白と黒のラインで装飾されています。
他の駅は小さくて、ホームのベンチを囲む建物がモノトーンです。そこにね、地元のお年寄りがちょこんと座ってるの。
宇野港〜直島(宮浦港)
宇野港は、JR宇野駅の目の前。
ホテルのチェックインの時間まで、数時間あります。
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このまま、フェリーで直島に渡りましょう。
ちなみに広域地図で見ると、直島の位置はかなり岡山県寄りですが‥「香川県」になります。
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15分後に出るフェリー、もう来てるっぽいぞ?
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夕方に帰ってくるから、往復チケットで購入。
帰路の運賃は、30円おトクな、270円。
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宇野港から直島(宮浦港)は、往復で570円でした。
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乗船開始。
乗客がもれなく海を覗き込んでいるので、見てみると‥
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うわっ!クラゲがいっぱい!
いきなり非日常。
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大きなフェリーは、広い客室。
約20分の船旅です。
おやつ食べよう。
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ほとんど揺れず、静かに航行中。
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あっ!
前回乗った、水玉フェリー「なおしま」さん!
そう、私達は2年前、直島に来たことがあるのです。
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島が近づき、入港はもうすぐ。
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宮浦港フェリーターミナル「海の駅・なおしま」キター(゚∀゚)ー!!!!!
会期外も、この青い旗は健在ですね!
観光案内所・カフェ・ショップなども併設したこの建物も、アート作品だったりします。
宮浦港〜本村エリア
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かわいい島内バスで移動開始。
‥うん、こりゃ、人が押し寄せる会期中だったら、積み残し(乗れない人)も出るわ。
目的地の本村エリアまでは、バスで数分の距離なので、レンタサイクルや徒歩で移動する人もチラホラ。
私は体力温存のためにも、バス一択。直島は割とバスの本数があって助かる。
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本村エリアの中心地が、このバス停。
集落内に、古い家屋や神社を改修して、アーティストが家の空間そのものを作品化した「家プロジェクト」があります。
会期外も公開中の「家プロジェクト」を全部回る予定の人は、共通チケットがおトク。
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バス停からすぐの、本村ラウンジ&アーカイブで、各種チケットが購入できます。
ランチは直島バーガー
‥え〜っと、島歩きの前に、まずはお昼ご飯?
食事時になると、どのお店も混みそうだから、早速どこかのお店に‥。
ガイドブックで見た「直島バーガー」食べたい。
なになに?直島バーガー?
‥およ!「ハマチのフライが挟んである」と。
よし、地図を見ながら、民家が並ぶ狭い路地を進みます。
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いきなりあったー!「maimai」さん。
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白身魚のフィッシュバーガーより、ずっと味が濃いハマチのフライ!
私のは、チーズ入り。タルタルソースをボタボタこぼしながら、ガウガウ。
わあ、だんだんお客さんが集まってきた〜。
とりあえずバーガーを食べ終わったら、慌てて口の周りと手を拭いて席を譲り、ドリンクは立って飲み干しました。
こんなことでも感謝されるなんて、とても嬉しい。
ANDO MUSEUM
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目指すは、初めて入館する「ANDO MUSEUM」。
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建築家・安藤忠雄氏が、築100年の木造民家の中に、新しい命を吹き込んだ施設です。
館内は残念ながら、撮影禁止。
実は地下室があり、外からは想像もつかない高い天井、そしてコンクリート打ちっぱなしの静謐な空間が広がっていました。
玄関から出て、今までいた建物を振り返ると‥よくある小さな古民家。
周囲は静かな島の集落。
‥あれっ?‥私、さっきまで、モダン建築の世界にいたよ?
‥昔話に出てくる「狐に化かされてた人」みたいな気分になってます。
スタッフさんにトイレの場所を尋ねたら、すぐそばの公園に、氏が設計したトイレがあるとのこと。
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‥おお、これかっ!
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ああ、安藤建築。
公園のトイレだけど‥
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この辺が、ザ・ANDO。
知らない人でも「よくあるトイレとは違う」って、気付くはず。
家プロジェクト「護王神社」
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以前回った「家プロジェクト」の中で、1番印象的だったのが、ここ「南寺」でした。
いつかまた来るから、今回はパス。
あっ、鳥居がある。ここから登ってみようよ。多分「護王神社」にもつながってる。
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島の神様の領域に、お邪魔します。
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きっと昔から島の人々に大切にされてきた、御神木。
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息を切らしながら、石段を登ります。
あ〜ん、虫がブンブン来るよう〜!
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‥ハアハア、ゼイゼイ‥
‥狐さん‥こんにちは‥
‥あの、ここは‥どこですか?
ちょっと異世界。
更に先へ進んでいくと「家プロジェクト」の1つ「護王神社」につながっていました。
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石室と本殿が、ガラスの階段で結ばれています。
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階段、こんなにクリスタル!
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薄暗く、湿度の高い山道を登って来たからか、青い海が見えた途端、何とも言えぬ開放感。
‥参拝もしたから、そろそろ、引き返しますか。
降車したバス停の近くにある、本村の直島港です。
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あのモコモコした半透明の建物も、アート作品。
船の待合所で、中は、駐輪所やトイレ。
「夜は、ライトアップされて幻想的」とのことで、闇の中の佇まいも気になるところではあります。
宮浦港周辺
再びバスで、宮浦港に戻ってきました。
宇野港行きフェリーの時間まで、周辺のアート作品を鑑賞しましょう。
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2作品、写ってます。
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白が美しい「直島パヴィリオン」。
「27の島で構成される直島町の28番目の島」がコンセプトだそう。
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「直島パヴィリオン」から望む、宮浦港フェリーターミナル。
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ガイドブックによると、パヴィリオンの中、インスタ映えスポットなんだって。
建物の中なんだけど、ご覧の通り、海風が通るし、日差しもまぶしい!
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そして、直島のシンボル・草間弥生氏の「赤かぼちゃ」。
こちらも「映えスポット」として、人が絶えません。
誰も写り込んでない写真、やっと撮れた。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC01793-1024x768.jpeg)
かぼちゃの中は、こんな感じ。
丸い窓から、海と島が見える。
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ここでお弁当を食べるのも、楽しそう。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC01801-1024x768.jpeg)
そしてこれ、何かというと‥フェリーターミナルの屋根です。
この写真の真ん中辺に‥
忙しそうにツバメさんが行き来してる‥カメラ、ズーーームアップ!
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC01802-2-1024x768.jpeg)
わ、可愛い子いた!
肉眼じゃ、こんなに見えません。
あっ、フェリーの時間かも!‥どこから乗るんだろ?
切符売場で聞いてみよう‥。‥宇野港行きは、あっちの桟橋だって!
何と、帰りの船はフェリーではなく、小型旅客船でした!
向こうに見える桟橋まで、急げ〜っ!
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間に合った!良かった!
また来るね、直島。
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フェリーでは約20分かかる距離も、小型旅客船なら約15分。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC01814-1024x768.jpeg)
海面に近い船もいいですね。
時々、風に乗って水しぶきが飛んできたよ。
宇野港周辺
香川県・直島から、岡山県・宇野港に帰ってきました。
ここ、瀬戸大橋が架かる前は、すごく重要な駅と港だったんだね。
ああ、宇野と高松を結ぶ、宇高西航路と宇高東航路があるよね。
宇野港の歴史を少し調べると、私が知っているのは、ごく最近の姿でしかありませんでした。
ひゃ〜!昔は、客車や貨車を直接、線路から船に積んでたの!
うん、北海道から本州に石炭を運ぶ、青函連絡船もそうだったよ。
そんな宇野港も、今では各島への玄関口になり、私のようなアート鑑賞目的の旅人が訪れる地に。
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正面に見える島の形は、上の白黒写真と同じ。
すっかりキレイに整備された港にいる、カラフルなお魚が、
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC01821-1024x768.jpeg)
作品名「宇野のチヌ」。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC01820-1024x768.jpeg)
漂流物や家庭の不用品で、作られています。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC01819-1024x768.jpeg)
ああ、反対側の面は、横縞模様なんですね。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC01822-1024x768.jpeg)
あっ!君まで取り込まれたかッ!
「宇野のチヌ」恐るべし!
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC01815-1024x768.jpeg)
隣にいるコチヌは、中が滑り台になっています。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC01816-1024x768.jpeg)
コチヌのしっぽ、雨の日に持っていかれそう?
アート作品だから、頑丈に固定してあるかな。
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遠くからでも存在感を放つアレは‥
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作品名「舟底の記憶」。
古いスクリューに、色んなモノや、目に見えない記憶がくっついて、大迫力。
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駅の横、放置自転車をアート作品に再生した「終点の先へ」。
実際にレンタルして走ることもできるそうです。
以前、レンタサイクルで回った宇野の町には、古い商店街もあり、徒歩圏内にアート作品が点在していました。
さて、駅近のホテルに向かいます。
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今日のお宿「UNO HOTEL」。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC01852-1024x768.jpeg)
オリジナルクラフトビール「船のさんぽ路」と、瀬戸内温泉「たまの湯」入浴券付きの宿泊プランです。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC01841-1024x768.jpeg)
たまの湯は、良いお風呂で、地元の人にも人気みたい。
お肌ツルツル。これ、一日中過ごせるやつ。
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鯛のお刺身、甘くて、程よい粘りがあって、最高だったーっ!
■公式サイト:瀬戸内温泉「たまの湯」
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC01843-2-1024x767.jpeg)
日も落ちてきました。
たまの湯から、徒歩300mのホテルに戻って、
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC01846-2-1024x768.jpeg)
のんびり今日の復習と、明日の予習を。
もいっかい、たまの湯に行ってくるね!
いってらっしゃい。(←既にお休みモード)
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC01845-1024x768.jpeg)
必要な物と設備が過不足なく揃った、コンパクトで清潔なホテル、気に入っちゃった。
あと、余談ですが‥お部屋に、タブレットが置いてありまして‥。
ふ〜ん、ホテル内のインフォメーションとか見れるのか。
スマホもタブレットも持ってない私には、物珍しい一品。
家でしかネット上の情報収集ができないため、出発前にリサーチして来たけど、タブレットで明日行く美術館、もう少し調べられるかな?
このブログも、家以外では開けないけれど‥もしかして、コレで美術館情報と私のブログ、両方見れる?
文字入力や確定の仕方・画面の切り替え方がわからないまま、適当につつくこと、約10分。
美術館の情報にも何とかたどり着いたし、
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC01850-2-1024x768.jpeg)
わあ‼︎
私のブログ、タブレットに写ったー‼︎(←)
旅先のホテルで、ぱろ助が見れるなんて!
馴染みのないデバイスで、自分のブログを開けるの、ちょっと不思議。
何やら、デジタル犯罪者が不正ログインして覗き見してる気分(?)で、知らない誰かさんのブログに思えてくる始末。
私が書いたのに、初めて読んだみたいな謎現象。スマホからだと、また違って見えるのかなあ。
へ〜、へ〜、を連発しているうち‥あれ?
タブレットをタテに持ったら、画面の中もタテになる、って、ナニコレ??
タブレット、恐ろしい子!
もし使いこなせたら、特に旅行先で便利そうです。
‥まあ私は、もうしばらく、アナログ中心の生活で大丈夫。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC01854-1024x768.jpeg)
さあ、明日は豊島(てしま)・犬島。
楽しみだな。
前編はここで終了。後編(↓)も是非ご覧くださいね。それではまた!
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