アザラシロボ・パロオーナーのブログ。
パロやプチクーボと暮らす楽しい日々・時々アートのこと。
瀬戸内国際芸術祭

【瀬戸内国際芸術祭2022】高松港から小豆島・馬木エリアへ

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
neo

こんにちは。最近の休日は、広島から瀬戸芸に通っているneoです。

この記事は、瀬戸内国際芸術祭2022・春会期に、小豆島の馬木エリアを訪れたレポートです。

高松港から出発し、アート作品鑑賞後、高松港に戻り、陸路でJR岡山駅に向かいました。

バスの1日乗車券・各施設の割引特典などのおトク情報も。

まずは恒例の「瀬戸内国際芸術祭について、サラッと」から。

neo

「もう知ってるよ」という人は、先に進んでね。

2022年は、3年に1度開催される瀬戸内国際芸術祭の年。

【瀬戸内国際芸術祭とは】

香川県・岡山県の、瀬戸内海の島々を舞台に開催される、現代アートの祭典。

略して「瀬戸芸(せとげい)」。

  • 春会期:4月14日〜5月18日
  • 夏会期:8月5日〜9月4日
  • 秋会期:9月29日〜11月6日

今年はコロナ禍のため、海外からのお客様が来れないのが残念。

瀬戸芸は毎回、国内外から多くの人がアート巡礼で瀬戸内を訪れる、大規模芸術祭なのです。

「それ、どの辺でやってるの?」と言いますと‥

開催エリア

今回は、1泊2日の1人旅・2日目。

1日目のレポは、こちら。

【瀬戸内国際芸術祭2022】JR坂出駅から沙弥島・与島・鍋島を巡り、高松へ瀬戸芸2022・春会期に、沙弥島・与島・鍋島を訪れたレポート。JR坂出駅から、JR高松駅に向かった1日。...

2日目は、朝から高松港を出発、小豆島の馬木エリアを訪れ、夕方にはJR岡山駅に移動するスケジュールです。

作品の写真も多めに載せていますので、是非お楽しみください。

neo

初めての馬木エリア、ここに絶対見たかった作品が!

高松港〜池田港

朝8時、JR高松駅前のホテルをチェックアウト。

島巡りの拠点となる、マザーポート・高松港は目の前です。

平日の朝だけに、地元の通勤・通学の人がチラホラ。

あっ!あれは女木島・男木島に向かう船。

港から大きく手や旗を振る人たちに、船上の人が手を振り返していました。

neo

瀬戸芸中、色んな港でこの情景を目にします。これ、嬉しいんだよね〜。

ちなみに、この赤いストライプの船「めおん」は、今回の公式ガイドの表紙にも。

乗船チケットを購入後、小豆島・池田港行きのフェリーに乗り込みましょう。

neo

高松港から池田港までは、700円。

薄曇りの高松を、出港!

乗船前に「高松港 食のテラス」で、お弁当を調達していました。

neo

離島では、昼食難民になることがあるから、出発前にお弁当を購入しておくのもオススメ。

「食のテラス」には、地元食材を使ったお弁当が並んでいます。

ヘルシーな和風弁当も美味しそうだったけど、今日は、ビリヤニに惹かれた。

neo

フェリーの中で、のんびり島を眺めながら朝ご飯!

‥わ!超ビリヤニ!

「朝は、イマイチ食欲ないんだけどな」とか思ってたくせに

「うまい!うまい!うまい!」

neo

スパイスの香りで、元気にならない訳がない。

船窓から、前回の瀬戸芸で訪れた、女木島・男木島・大島などを眺めます。

ちなみに、航路・池田港の場所は、こんな感じ。

船に乗っている時間だけなら、高松港〜池田港は1時間。

けれど、乗船・下船に時間がかかることもあります。

大きなフェリーの場合、出港5〜10分前には乗船しておくくらいが安心かも。

neo

島民・大型車両や一般車両・バイクの乗り降りもあるので。

「さあ、目的の港に着いた!」と思っても、下船は、列に並んで順番に。

バスや列車のように、サッと降りれる訳ではありませんので、バスなどに乗り継ぐなら、余裕を持って。

池田港に入港しました。

フェリーから見た、池田港。

neo

目立つ所に、瀬戸芸の青い旗が!

馬木エリア

池田港の前から島内バスに乗り、馬木エリアまで移動しましょう。

高齢化した島民の足でもあるオリーブバスは、途中、病院や役場前にも停車。

病院の前から、数人のお年寄りがゆっくりバスに乗ってきて「お父さん、座りなさい」「いや、わしはええ」などと、空席を探しています。

私と、もう1人の女性が同時に席を譲ると「おねえちゃん、ありがとねえ」。

ふと、静かな島で暮らす日常に想いを馳せたり、バスの車窓から海を眺めつつ、ぼんやりすること約20分。

ここでも、非日常的な時間が流れます。

ジョルジュ・ギャラリー

はい、馬木のバス停に到着!

今日の目玉「ジョルジュ・ギャラリー」は目の前。

‥と、その前に、案内所で体温チェックを受け、リストバンドを巻いてもらいます。

えへへ、この作品、ずっと見たかったのー!

フランス人現代美術家・ジョルジュ・ルース氏のギャラリーです。

古民家の中に、作品があります。

ここは、作品鑑賞パスポートを持っていても、別料金が必要な施設の1つ。

受付の後、スリッパに履き替え、そっと入室すると‥

床の間・ふすま・欄間などの一部に金箔が貼り付けてある。

neo

おおおう!

別角度からだと、こんな感じ。

これが、部屋の中央に立ち、少しずつ目線を下げて行くと‥

だんだん正円に近づき‥

ドーン‼︎

neo

「ピタッ」と正円が出現した一瞬、震えました。

この写真で見ると、少しだけズレていますね。(←残念)

けれど、マークされた場所に立ち、中腰で慎重に目線の高さを調節していると

「ここだっ!」

という位置が見つかります。

見事なまでに完璧な、金色の正円が出現しました。

足元には、赤字で書かれた注意書き。

「SNS等に投稿する際は‥」

neo

了解。「SHODOSHIMA2018(著作権マーク)GEORGES ROUSSE」。

隣室で流れていた制作現場の映像は、作品の構想を元に、家の中の建具を外してペイントの準備をするアーティストさん達。

時間の関係で一部しか見れなかったけれど、またの機会に全編鑑賞したいです。

醤の郷(ひしおのさと)現代美術館

ジョルジュ・ギャラリーの近くに、旧・醤油会館を改装した「醤の郷現代美術館」があります。

現代アート作品や、小豆島ゆかりの作品を展示中。

neo

コインロッカーに荷物を入れて、手ぶらでゆっくり鑑賞しよう。

オシャレなお嬢さん達が喜びそうです。

古い建物をリノベした空間が放つ、独特な雰囲気。

白い壁に、整然と作品が並ぶ美しい展示室。

neo

国内外の、著名なアーティストの作品が目白押し。

‥んっ⁉︎‥これ、クリスト?

クリストのアンブレラだ!

石の螺旋階段を上って、2階展示室へ。

は〜、ここも清廉な空間だな〜。

多くの画家が描いた、小豆島の風景画の数々。

全国に散らばった作品を、小豆島アートプロジェクトがコツコツ買い戻し、里帰りを試みているのだそう。

neo

「島の子供達に、絵を通じて島の素晴らしさを誇りに思い、島の未来を輝かせようと思うきっかけにしてもらいたい」んだって。

小豆島といえば、この風景。

実はまだ、立ち寄ったことがない私は、この絵ですっかり訪れた気に。

この美術館の作品解説は、受付で渡されるA4サイズのポケットファイルに入っています。

それを読みつつ、アート鑑賞するシステムになっていました。

このファイルは、観賞後に返却。

そうそう、瀬戸芸パスポートにスタンプを押すのも、忘れずにね!

出口に向かう時に見つけた、前回(瀬戸内国際芸術祭2019)のポスター。

neo

暗闇に浮かび上がるタコ、凄く好きだったなあ。

MOCA HISHIO ANNEX(煉瓦倉庫)

こちらは「アネックス」と呼ばれる別館。

レンガ倉庫を再利用した空間にアート作品。

neo

醤の郷現代美術館に入館したら、アネックスは入館無料だったよ。

なので、入館する順番は、醤の郷現代美術館→アネックスで。

醤の郷(ひしおのさと)散策

「醤の郷」には、明治時代に建てられたお醤油工場や蔵が残っており、今でも、一部が稼働中。

ほんのりお醤油の香りが漂ってくるこのエリアに、瀬戸芸作品が散在しています。

県道から、細い道を入り、静かな集落へ。

neo

青い目印の看板がなかったら、絶対戸惑うよね。

少し歩くと、屋外作品「ドットアーキテクツ」。

ピザ窯。

ここでピザを焼くイベントもやったみたい。

ラジオ局?

‥わ、イノシシ、出るんだ‥。

平日のせいか、誰もいない路地や、畑沿いの道をポテポテ歩きます。

う〜ん、普段の月曜日の午前中なら、職場でバタバタ大忙ししてる時間帯。

neo

なんか、ここにいると、日頃の喧騒が夢のよう?

仕事場で走り回る私も、醤の郷をポテポテ歩く私も、両方本物。

緩やかな坂道を下っていくと、

あった!

作品名「オリーブのリーゼント」。

ここは、テレビや雑誌で時々紹介されるので、見覚えがある人もいるのでは?

希望すれば、リーゼントのカツラを貸してくれるようです。

ファミリー4人がカツラをかぶり、この作品の前で記念撮影中。

シャッター係を頼まれたので、喜んで引き受けました。

neo

仲良しご一家。可愛くて面白い、最高の記念写真になってたよ!

この建物も、昭和19年まで使われていたそう。

柱のところどころにある白い部分は、お醤油造りに大切な菌。

何と!今でも生きているのだそうです。

奥に進むと、金色の丸の作者・ジョルジュ・ルース氏が、かつて作品を制作した建物が。

‥え〜っと、コレ???

彼がここで作品を製作したのは、3年前。

既に塗料は剥げ、金属部分も錆びているそう。

完成時は、こんな作品だったみたい。

左上が、ジョルジュ氏の作品があった、小さな建物。

それでは、醤の郷を散策しながら、バス停方面に向かいましょう。

焼杉の壁が立ち並ぶ、静かな町です。

neo

そこに突如現れる、瀬戸芸作品。

作品名「おおきな曲面のある小屋」。

中に入ってみたら、普通の公衆トイレでした。

「ヤマサン醤油」さん。

バスの時間まで、ご当地グルメ「ひしお丼」も食べられるお店で、ひと休みしていきます。

私は、気になる「もろみアイスクリーム」にしました。

おお、ほんのりもろみの味がするアイス。

(↑語彙力)

醤の郷、散策終了。

JR岡山駅までの帰路を、急遽変更!

さて、馬木エリアを出発。

香川県・小豆島から、JR岡山駅まで帰る時間です。

私の当初の計画は、こうでした。

【変更前】馬木→土庄港→新岡山港→JR岡山駅

まず、今いる馬木から島内バスに乗り、岡山行きの船が出る土庄港に移動。

土庄港からフェリーに乗り、新岡山港へ。

そして新岡山港から、路線バスでJR岡山駅に向かう、と。

neo

でもこれだと、土庄港で1時間近く待たされる上、もし新岡山港からのバスが遅れたら、帰りの新幹線ギリギリ!

そうなんです。

新岡山港とJR岡山駅は、ちょっと離れた距離にある。

バスが予定通りの時刻にJR岡山駅に到着すれば、余裕で新幹線に間に合いますが、もし渋滞や事故に巻き込まれたら‥。

neo

路線バスの中で、ずっとヒヤヒヤするの、イヤ〜!しかも、新幹線に乗り遅れたら最悪〜。

個人で島巡りをする時には、

  • 自分が乗りたい時間に、バスや船がいない
  • 乗り物の時間に合わせた結果、アート鑑賞時間が足りなくなる
  • 辺鄙なバス停や港で1時間、またはそれ以上の待ち時間が発生する可能性がある
  • 予定のバス・船に乗り遅れたら、以後の計画が大幅に狂う
  • 最悪、島に取り残される

といったことが起こります。

neo

そうならないために、下調べが大切。

一旦は「これでヨシ」と決めたルートでしたが、馬木から土庄港へ向かうバスの中で、急遽、再検討を始めました。

私はスマホを持っていないので、地図と時刻表を見ながら、新たな乗り継ぎルートを模索。

neo

あっ、見つけたっ!

池田港から、四国・高松港に戻り、本州・岡山まで、瀬戸大橋をJRでイッキに渡る!

この方が、確実な上、早くてラクなことに気付いたのです。

neo

こういう時の集中力、自分でも笑える。

【変更後】馬木→池田港→高松港→JR高松駅→JR岡山駅

neo

池田港でバスを降りて、10分後に出港する高松港行きの船に飛び乗っちゃえ!

少し割高にはなりますが、土庄港で長時間待たされたり、駅までの路線バスが遅れないかヒヤヒヤしてたら、どっと疲れちゃいそうだもの。

開催エリア

瀬戸芸開催地は12の島と2つの港。

出発前に、各種移動手段を考えるのも楽しみの1つですが、こんな風に現地で、もっと良い案に気付くこともあるのです。

池田港は小さな港。

バスを降りる前に、運賃ぴったりのお金・700円を手に握り、乗船券を買う窓口に直進しました。

港の建物を出たらすぐ桟橋で、ちょうど何人か乗船中です。

私が難なく船に乗り込めたのは、行きにこの港に降り立ったので、どこに券売窓口があり、桟橋はこの方向、って知ってたから。

船に乗り降りする人が少ない、小さい港だから可能だったワザ、ではあります。

neo

個人旅、こういうのも面白い。

高松港・高松駅出発

乗船から1時間後、再び高松まで戻ってきました。

あはは、高松港、ただいま〜っ!

思いがけず、帰ってきたー!www

港から駅に続く歩道を抜けると、

JR高松駅は、いつも笑っています。

瀬戸芸は、春・夏・秋の3会期。

neo

会期外に来ても、鑑賞できるアートがいっぱい。

そのうち、また来よう。

JR岡山駅までは、マリンライナーで約1時間。

路線バスと違い、確実に新幹線の時間に間に合うよう、岡山まで連れて帰ってくれました。

そうそう、小豆島の土庄港で買うはずだった、大人気の「しょうゆせんべい」。

土庄港には寄らなかったけど‥ちゃっかり、JR高松駅でゲットしております。

neo

やあ、今回も満喫しましたぞ。

おトクな割引特典・プレゼント情報

何かと軍資金が必要な、瀬戸芸アート巡り旅。

neo

ついでに、ご当地グルメや郷土料理も食べたいし。

なので、利用できる割引特典・無料サービスなど、使えるものはどんどん使っちゃいましょう。

瀬戸芸の作品鑑賞パスポートで受けれられる各種割引のほか、交通社が販売する各エリアのおトク乗車券・デジタル割引券などが発行されているので、移動時間などにチェックしてみてください。

今回の旅で私が使った割引券や、プレゼントをまとめてみました。

2日間でもコレなので、これから訪れる人、現地でのおトク情報は必見ですよ。

neo

最終的には、結構なおトク感!

瀬戸内国際芸術祭2022公式ショップ×作品鑑賞パスポート

香川県の高松港・岡山県の宇野港にある、瀬戸芸公式ショップ。

ここでのお買い物の時、パスポートを提示すると、購入金額の5%の割引が受けられます。

ただし、使えるのは1冊のパスポートにつき、1回だけ。

私は今回の旅で、早速使っちゃいました。

neo

1回しか使えないから、いっぱい買う時に思い切って使おう。

香川県立東山魁夷せとうち美術館×作品鑑賞パスポート

東山魁夷せとうち美術館は、瀬戸芸の割引協力施設。

芸術祭期間中、パスポートの提示で、入場割引の特典が受けられます。

neo

ちなみに、2割引で入館できたよ。

この美術館は、せとうち美術館ネットワーク参加施設でもあるので、そちらで割引を受けることもできます。

(※作品鑑賞パスポートとの併用は不可)

沙弥島エリア散策×バスの1日フリー乗車券

沙弥島・与島・鍋島を巡る時に使うのが、JR坂出駅発のシャトルバス。

neo

瀬戸内国際芸術祭期間中は、臨時バスの増便アリ。

沙弥島エリアは駅から少し離れており、路線バスの本数・ルートも限られているため、本来は車で回るのが効率的。

けれどシャトルバスを乗り倒せば、ストレスなく目的地を回れました。

こちらが沙弥島エリアを巡るバスの、1日フリー乗車券。

時刻表の片隅にQRコードがあり「ジョルダンのアプリからも購入できます」とも。

私は、JR坂出駅のバス停で購入。

右端、赤いジャケットの人がいる所です。

移動中の暇つぶしに「1日フリー乗車券を買わなかった時のバス代」を計算してみました。

  1. JR坂出駅〜沙弥島会場:500円
  2. 沙弥島会場〜JR坂出駅:500円
  3. JR坂出駅〜与島会場(浦城):600円
  4. 与島会場(浦城)〜与島PA:200円
  5. 与島PA〜与島会場(浦城):200円
  6. 与島会場(浦城)〜JR坂出駅:600円

合計:2600円。

1日フリー乗車券は2000円なので、600円もおトクです。

更に、運転免許返納者は半額の1000円!

neo

これは、瀬戸芸公式ガイドに掲載されていた情報。該当者である私は、半額で購入できたので、1600円もおトクな計算に。

この1日フリー乗車券は(私がパスした)もっと遠くの会場にも行けちゃう、優れモノです。

鎌田ミュージアム×スタンプラリー

JR坂出駅付近に点在する、鎌田ミュージアム。

寛政元年(約230年前)創業の鎌田醤油さんが、文化事業の一環で支援しているミュージアムで、3施設あります。

  1. 小沢剛 讃岐醤油画資料館
  2. 四谷シモン人形館 淡翁荘
  3. 鎌田共済会 郷土博物館 

この3施設を巡るスタンプラリーで、景品がもらえました。

各ミュージアムを訪れる際は、開館日のチェックをお忘れなく!

景品はいくつかの種類から選べるシステム。

私は「低塩だし醤油」をチョイス。

neo

老舗のだし醤油、お家で使うの楽しみ。

四谷シモン人形館「淡翁荘」×入館者プレゼント

23体のシモン・ドールが暮らす、四谷シモン人形館。

入館者には、ポストカードのプレゼントがありました。

3種類の中から1枚選べる、シモン・ドールのポストカード。

neo

どれも素敵で、かなり迷った。

与島PA×せとうち美術館ネットワーク小冊子

せとうちエリアの美術館・博物館のネットワーク参加施設で、入館料割引などが受けられる無料小冊子があります。

【2022〜2023年】せとうち美術館ネットワークスタンプラリー、今年は瀬戸内国際芸術祭2022と連携!小冊子「せとうち美術館ネットワーク2022」でおトクに楽しくアート巡り。今年は期間限定キャンペーンで「瀬戸芸コラボ賞」も。...

この冊子の裏表紙に、各地のPAなどで使えるサービス券がついていました。

この中に、与島PAで2000円以上お買い物すると、生うどん(1人前)がもらえる券を発見。

PAでおみやげを買ったので‥

わーい、生うどんだ!

このように、1つ1つは小さいけれど、思いがけず割引があったり、ちょっとしたプレゼントまで。

neo

単純に嬉しい。

特典を使う時の注意点

特典をうまく使うには、注意点がいくつかあります。

大前提として、その特典の利用条件を確認すること。

例えば「◯◯の場合は使えません」「◯◯円以上で特典があります」「◯◯の併用はできません」「有効なのは、期間中1回のみです」などです。

そして、特典目的の予定外行動で、1日のスケジュールを狂わせないこと。

今回の鎌田ミュージアムスタンプラリーは、バスの発車時間までたまたま時間が空いたので、参加してみました。

neo

元々は、四谷シモン人形館だけが目的だったので。

与島PAでのお買い物は、レジ列でかなり待たされてしまい、帰りのバスに乗り遅れるかとヒヤヒヤ。

かなりの車の数、そして団体バスもいて、ショップ内は、人でギュウギュウだったのです。

もしバスの時間に間に合いそうになかったら、スタンプラリーもPAでのお買い物も諦め「本数の少ないシャトルバスに、確実に乗車する」を優先するつもりでした。

そして、バスの1日乗車券や、船の1日乗船券は「元を取れるくらい乗るのか」を考えて購入すること。

小豆島のオリーブバスにも、フリー乗車券(1日券・2日券)があります。

オリーブバスは、区間にかかわらず、1回の乗車につき300円。

なので、4回以上バスに乗らなければ、むしろソン。

私は2回しか乗らなかったので、300円を2回、計600円払えばOKでした。

neo

でも、小豆島でゆっくり時間をとって、バスを乗り降りしながら回る人は、絶対おトクだよ!

いずれにしろ「旅行者にとって、こういうありがたいモノがある」と知っているか、知らないかは大きいですよね。

おまけ:バスに描かれた可愛いキャラクター達

個人的には、香川のローカルバスの、可愛いキャラクター達に楽しませてもらいました。

neo

ことでんの「ことちゃん(青いイルカ)」しか知らなかったよ。


高松を拠点にした、1泊2日旅。

2日目の今回は、朝から高松港を出発、小豆島を訪れました。

色んな楽しみ方ができる瀬戸芸。

アート鑑賞はもちろん、穏やかな島の美しい景色を眺めたり、美味しい物を食べるのも大きな魅力です。

neo

個人的には、基礎体力やコミュニケーション力・自己管理力までアップする気が。

現地では、前もって組んだスケジュール通りに行動するとはいえ、なかなか頭を使います。

アート作品展示エリアを歩く時は、次々出会う新鮮な体験に夢中になりますが、自分のHPや、空腹具合・疲労度も時々確認するのをお忘れなく。

小さな冒険のワクワクもありつつ、いつもどこかに瀬戸芸の青い旗や看板。

neo

初めて訪れる駅や港、狭い路地で道に迷っても「あの青の目印」を見つけたら、ホッとする。

2022年5月末現在、春会期は終了していますが、会期外にも鑑賞できる作品・施設があるので、敢えて「会期中を外して、アート巡りをする」という手もアリ。

【瀬戸内国際芸術祭2022】

  • 春会期:4月14日〜5月18日
  • 夏会期:8月5日〜9月4日
  • 秋会期:9月29日〜11月6日

芸術祭の期間限定臨時バスなどは走っていなくても「人が押しかける時期を外せば、ホテル確保もしやすいし、のんびりした島時間を楽しめるよ」という人もいます。

私もまだまだ、楽しみますよ〜!

neo

お疲れ様でした。それではまた。

【瀬戸内国際芸術祭2022】JR坂出駅から沙弥島・与島・鍋島を巡り、高松へ瀬戸芸2022・春会期に、沙弥島・与島・鍋島を訪れたレポート。JR坂出駅から、JR高松駅に向かった1日。...
【瀬戸内国際芸術祭2022】オフィシャルツアーで小豆島アート巡り瀬戸内国際芸術祭2022のオフィシャルツアーで、小豆島を訪れたレポ。...
【瀬戸内国際芸術祭2022】会期外に宇野港から直島・豊島・犬島へ(前編)瀬戸内国際芸術祭2022の会期外に、直島・宇野港エリアを訪れたレポ。宇野港発着・旅行会社の1泊2日プラン利用。会期中・会期外それぞれに瀬戸芸を訪れる、メリット・デメリットも。...
【瀬戸内国際芸術祭2022】会期外に宇野港から直島・豊島・犬島へ(後編)瀬戸内国際芸術祭2022の会期外に、豊島・犬島を訪れたレポ。宇野港発着・専用ボート利用の1泊2日プランで島巡り。...
【瀬戸内国際芸術祭2022】秋会期・オフィシャルツアーで高見島・本島へ この記事は、瀬戸芸2022・秋会期に、岡山発のオフィシャルツアーで、高見島・本島を巡ったレポです。 児島港発着・日帰りプランの...
【瀬戸内国際芸術祭2022】秋会期・オフィシャルツアーで伊吹島・粟島へ瀬戸芸2022・秋会期に、高松発のオフィシャルツアーで、伊吹島・粟島を巡ったレポ。ドラマで話題になった、粟島の「漂流郵便局」も。...
【瀬戸内国際芸術祭2022】秋会期・屋島へ瀬戸内国際芸術祭2022・秋会期に、高松の屋島エリアを訪れたレポ。JR高松駅・高松港付近から屋島へ向かい、約半日で、屋島山上展望台〜四国村を回りました。...
【瀬戸内国際芸術祭2019】近県住まいなので会期終盤にこれだけ回れた! こんにちは。楽しみにしていた瀬戸芸を、入院・手術・仕事の関係で 春・夏会期丸ごと逃してしまったneoです。 この記事は、...
8月の直島・ベネッセハウス宿泊者専用無料バスでアート巡り直島・ベネッセハウス(パーク・ビーチ・ミュージアム・オーバル)宿泊者は「宿泊ゲスト専用無料バス」を使って効率よく島内を移動することができます。私が1泊2日で滞在したスケジュールもご参考に。...