こんにちは、美術館・博物館巡りが趣味のneoです。
この記事は、
- せとうち美術館ネットワークスタンプラリーとは
- 冊子の入手先・掲載情報・有効期限・使い方など
- スタンプラリーの景品
- 瀬戸内国際芸術祭2022との連携
についてご紹介します。
- おトクに瀬戸内エリアの美術館巡りをしたい人
- スタンプラリーを楽しみ、景品をゲットしたい人
- 瀬戸内国際芸術祭2022に参加する人
にオススメです。
瀬戸内エリア9県の、アート巡りの強い味方をご存知ですか?
それがこちらの小冊子(リーフレット)!
せとうち美術館ネットワーク2022!
【瀬戸内9県とは】
瀬戸内海に面した、兵庫・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知・大分県。
アート巡りに、この冊子を使わない手はナイ!
へ〜、そんなのがあるんだ。
しかも今年は、3年に1度開催される、瀬戸内国際芸術祭もあります。
【瀬戸内国際芸術祭とは】
香川県・岡山県の瀬戸内海の島々を舞台に開催される、現代アートの祭典。
- 春会期:4月14日〜5月18日
- 夏会期:8月5日〜9月4日
- 秋会期:9月29日〜11月6日
この冊子を使い倒して、アート巡りに上乗せされるおトク感や、ワクワクも楽しんでくださいね!
「せとうち美術館ネットワーク2022」ってどんな冊子?
A5サイズ・厚さ4㎜のコンパクトな冊子です。
持ち歩きやすさ、最強!
- 参加施設(美術館・博物館)の利用案内
- 入館料の割引券(一部施設を除く)
- スタンプラリーの台紙
- スタンプラリー応募用紙
がこの1冊に。
2022年は、9つの県・81施設が、せとうち美術館ネットワークに参加しています。
毎年手放せない私なんて、冊子をパラパラ眺めてるだけでソワソワしちゃう。
■せとうち美術館ネットワークHP
https://www.jb-honshi.co.jp/museum/
このスタンプラリーでは、参加施設の訪問施設数に応じて、
合計800名に、図書カードや参加施設のオリジナルグッズがプレゼントされます。
え〜?でも、いっぱい美術館を回らないとダメなんでしょ?
大丈夫。「3個スタンプが集まったら応募できる賞」もあるの。
もちろん各県の各施設を回って、条件を達成することで応募できる賞もあります。
応募はさておき、まずは入手するだけで大変おトクな理由をお話していきますね。
「ゲットしない理由がない!」ってホントかな?
冊子は無料配布!
美術館・博物館のガイドブックとしても優秀なのに、
タ・ダ・で・す!
なので、冊子の割引券を使って、どこかの施設に入館しただけで、ハイ!おトク。
割引額が施設ごとに定められており「団体割引を適用」だったり「1割引」「2割引」のことも。(一部施設を除く)
ちなみに、入館無料券は付いていません。
どのくらいおトクなのか、そっちの方が気になるな。
そんな人は、この冊子を使い倒して、おトク額を計算してみた年がありますので、ご参考に。
毎年条件が少しずつ変わるけど「使えば使うほどおトク」なのです。
どこで入手できる?
この冊子は、
- せとうち美術館ネットワーク参加施設
- 本四高速道路の各サービスエリア
などで入手できます。
たま〜に、 - 各地の観光協会
に置いてあることも。
可能なら施設を訪れる前にあらかじめ入手しておくと、必要な情報(開館時間や休館日など)にすぐ目が通せるので、何かと便利。
もし事前に手に入らなくても、参加施設のロビーなどに置かれていたらラッキーです!
入館券を購入する前に1冊ゲットし、早速、割引券を使って入館してみましょう。
館内をキョロキョロして、チラシ置き場などを探してみてください。
‥もし見当たらなかったら、諦めるしか?
そんな時は、施設のスタッフさんに尋ねてみてね。新冊子をもらえたよ。
【問い合わせ先】
JB本四高速「せとうち美術館ネットワーク」事務局
TEL:078-291-1074(平日 9:00~17:30)
どんな情報が載ってる?
何しろコスト・ゼロなのに、かな〜りお役立ちな、美術館巡りのガイドブックです。
- 各参加施設の外観写真
- 施設利用案内
- 年間の展示予定
などが、1施設1ページに収まったレイアウトで掲載。
コンパクトで使いやすく、訪問前に調べる手間が大幅に省けるのって助かりますよね。
公共交通機関でのアクセスと共に、車でのアクセスも紹介してありますよ。
そして、今年の冊子には嬉しいおまけが!
裏表紙に、各サービスエリアで使えるクーポンがついていました。
SAに立ち寄る人は、忘れずに裏表紙をチェックです!
有効期限は1年
2022年4月1日〜2023年3月31日までの1年。
3ヶ月毎の締め切りで、1年間に最大4回もスタンプラリーに応募できます。
回数 | 応募期間 | 応募締切 |
第1回 | 4月〜6月 | 6月末必着 |
第2回 | 7月〜9月 | 9月末必着 |
第3回 | 10月〜12月 | 12月末必着 |
第4回 | 1月〜3月 | 3月末消印有効 |
各応募期間ともに、2022年4月1日から集めたスタンプでOK。
締め切りごとに応募するメリット
1年かけてスタンプを集めるほか、第1回、第2回‥と、締め切りごとに応募するメリットも。
スタンプラリーのルールの1つに「同じ施設のスタンプが2個ある場合、2個目は無効」というのがあります。
私のように、地元の施設を年に複数回訪れる場合、最初に訪れた時にスタンプを押されているので、2個目を押してもらっても、そのスタンプはカウントされません。(割引券は有効)
けれどいったん応募して、以降を新たな冊子(台紙)に変えることで、今年既に訪れた施設のスタンプが、再度有効になります!
これはありがたい。
近年はコロナ禍の影響で、臨時閉館や長期休館する施設が続出しました。
行くはずだった展覧会が中止になったり、遠方の美術館への遠征を諦めたことは数知れず。
旅行に行きにくい!お出かけも近場や隣県になりがち。
「色んな県を回るなんて、ハードル高い」という人こそ、途中の締め切りでいったん応募して、最終締め切りに向けて、近場の美術館・博物館をリピートする作戦が使えます。
またコンパクトな小冊子は、鞄に入れて持ち歩いているうち、多少濡れたり、角が折れてきたりも。
新冊子に変えると、少しずつ切り取ってなくなった割引券も元どおり。
「よし!秋・冬も色んなとこ回るぞ〜!」と、テンションが上がりますよ。
真っさらの冊子、シャキーンとしてる!
あなたのアート巡り頻度やスケジュールに合わせて、ベストタイミングで応募してください。
そっか、なんなら4回応募してもいい、ってことか。
どんなスタンプラリー?
A賞とB賞の2つがあるよ!
応募期限内に、このスタンプ台紙に「自分が応募したい条件分のスタンプ」を集めるだけ。
■A賞
- 応募条件:4県かつ8施設以上のスタンプ
- プレゼント:抽選で合計200名様に図書カード1000円分と、お好きなオリジナルグッズ2個をプレゼント
(抽選に外れた場合、自動的にB賞の抽選に参加)
■B賞
- 応募条件:3施設以上のスタンプ
- プレゼント:抽選で合計600名様に、事務局が選定したオリジナルグッズ1個をプレゼント
A賞で選べる、なかなか豪華なオリジナルグッズのラインナップはこちら↓
■スタンプラリー・プレゼント一覧
https://www.jb-honshi.co.jp/museum/present/
有効期限は、1年間(2022年3月31日まで)あるので、思い立った時に展覧会へ出かけるだけでも、意外にスタンプが溜まっていきます。
応募方法・条件などの詳細は最新冊子をご参照ください。
参加施設が押印してくれるスタンプが、こちら。
B賞を狙うなら、施設の所在県に関係なく、3個スタンプを集めれば応募できますよ。
締切日が近づいた頃、狙った賞の条件を満たしているかチェック!
瀬戸内国際芸術祭2022と連携
今年は、瀬戸内国際芸術祭、略して「瀬戸芸」の開催年。
この、瀬戸芸参加施設の中に、スタンプがもらえる施設があるのです。
【スタンプラリーに参加している施設】
- 犬島精錬所美術館
- 地中美術館
- ベネッセハウス ミュージアム
- 豊島美術館
この他にも、岡山県・香川県には美術館がいっぱい。一気にスタンプを貯めるチャンス!
そんな今年は、通常のスタンプラリーに加え、期間限定キャンペーンで「瀬戸芸コラボ賞」が設けられています。
‥なにそれ?
【「瀬戸芸コラボ賞」とは】
- スタンプラリー応募時に、瀬戸内国際芸術祭2022の作品鑑賞パスポートのコピーなどを添付して応募
- スタンプラリーの賞品に加えて、抽選で100名様に瀬戸内国際芸術祭2022公式グッズ(詰め合わせ)をプレゼント!
- 応募期間:2022年4月1日〜11月30日(消印有効)
実は私、前回の瀬戸芸の時、このコラボ賞に当選しました。
かっこいいデザインの手ぬぐいが貰えたの!
作品鑑賞パスポートには、
- 全ての会期で有効な「3シーズンパスポート」
- 春・夏・秋、それぞれの会期のみ有効な「会期限定パスポート」
があります。
瀬戸芸では、ほとんどの人がいずれかのパスポートを購入して、芸術祭の参加作品(施設)を鑑賞するので、こちらの賞にも気軽に応募できそう。
わあ、瀬戸芸に行くから、ついでに応募しちゃお。
■瀬戸内国際芸術祭 作品鑑賞パスポート
https://setouchi-artfest.jp/visit/passport/
そして、絶景の島々を巡りながらアート鑑賞する際のお供は、公式ガイドブック一択!
さすがにこちらは有料ですが、作品解説や利用案内・宿泊情報だけでなく、情報集めがしにくい離島へのアクセスなどが、これ一冊にまとまっています。
出発前の情報収集や、現地での行動計画を立てる時に必要な情報がギッシリ。
瀬戸芸会場でも、公式ガイド片手に歩く人・船の待合室や船内で読みふける人も見かけました。
私も公式ガイドがあったからこそ、瀬戸芸の魅力をより深く味わえたことは間違いありません。
公式さまさま。
冊子は1人1冊必要
はい、再び無料冊子「せとうち美術館ネットワーク2022」の話に戻ります。
公式ガイドなら、1冊をみんなで回し読みできますが、スタンプラリーの台紙にもなっている、こちらの冊子はそうもいきません。
1人1冊必要なので、人数分ゲットしましょう!
2人で美術館を訪れる場合は、それぞれが1冊ずつ。
ご家族なら、大人も子供も1人1冊準備します。
【子供は何歳から使える?】
有料展示室に入館する小学生以上が対象。
1施設につき、3枚の割引券が付いていますが「家族3人で割引券を使って入館、1冊に3個まとめてスタンプを貰う」とかはできません。
この場合、3冊準備して、1冊に1個ずつ押して貰います。
冊子の割引券を使って入館するほか、前売券やコンビニ発券機などでもっと安く買えたチケットで入館しても、スタンプを押印して貰えます。
ルールがいくつかありますので、詳細は冊子でご確認を!
冊子を片手にアート巡り、スタート!
この冊子を手にした日から、翌年3月までの各地での展覧会情報が一覧できるのは、とてもありがたいです。
自分で調べるのって、割と大変なの〜。
「隣の県でこんな展覧会をやってたとはー!」なんて見逃すことも減りそう。
そうなんです!私、この冊子の情報のおかげで助かったことが何度も。
そして「秋になったら、これを観に◯◯県まで行ってみようかな」なんて夢見るの、絶対楽しいですよね。
例えば、数ヶ月先に「これは外せない!」という展覧会を見つけたら、余裕を持ってスケジュール調整ができるので、アート鑑賞を組み込んだ旅行が計画できるかも。
また「来月は◯◯県に出張」という場合、足を伸ばせるエリアに、ネットワーク参加施設があるかも知れません。
そんな感じで、春・夏・秋・冬‥と、着実にスタンプが溜まっていきます。
これは‥早めに1冊ゲットするところだな。
‥でしょ、でしょっ?
「もう1施設‥もう1県‥」と積極的になってくると、私はスタンプラリーならではのテンションアップを感じ始めました。
「これで5つ貯まった〜!」なんてニンマリしちゃう。
- 冊子の展覧会情報は変更になることもあるので、施設のHPなどで最新情報を確認しましょう。
- どの施設からスタートしても大丈夫ですが、特に決まってない場合は、身近な場所にある施設から出かけてみては?
- その施設のレストランやカフェ、ミュージアムショップもお楽しみの一つなので、是非覗いてくださいね。
- 訪れるエリア内に他の参加施設はありませんか?実は徒歩数分や30分以内で移動できる場所に、別のネットワーク参加施設があることも。
- 時間や体力と相談しながら、美術館・博物館のハシゴも有意義です。新たな出会いが待っています。
- 敢えて「少し遠いけれど興味ある展示をやってる施設」まで足を運んでみると、小旅行の楽しみが加わりますよ。
アート鑑賞そのものの面白さ・充実感に加え、目に見えて増えていくスタンプのおかげで、達成感が加速します。
さあ!
今年はどこに、何を観に行きましょうか?
感染対策・健康状態に留意しながら、自分のペースで瀬戸内エリアのアート巡りを楽しんでくださいね!
それではまた。