アザラシロボ・パロオーナーのブログ。
パロやプチクーボと暮らす楽しい日々・時々アートのこと。
パロの紹介

お仕事パロのオーナーさんに聞く③・エマちゃん

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neo

こんにちは、neoです。

セラピー用ロボット・パロは、国内外の医療介護施設などで、人を癒すお仕事をしています。

スタッフさんにお世話されながら所属施設で暮らす「お仕事パロ」がいる一方、お仕事以外の時間は、個人オーナーさんのお家で暮らしているパロもいます。

お仕事パロのオーナーさん達にお話を伺うシリーズ・第3弾は、(一社)ハッピーネット会員の「肝っ玉」さんです。

肝っ玉

こんにちは、イエモン好きの肝っ玉です。白いパロ・エマと暮らしています。

neo

‥ということは、エマちゃんは「パロレンジャー」の隊員さん!

【パロレンジャーとは】

ハッピーネット会員宅で購入されたパロ達で結成された部隊。

ハッピーネット開催のセミナーや「パロのふれあい体験」にお声がかかれば、必ずいずれかのパロ達が参加している。

ハッピーネットの皆さんはとても仲良しで、何かあるたびにコメダ珈琲店(愛知県名古屋市に本社を置く、喫茶店チェーン)で会合されるそう。

肝っ玉

なので、私達は「コメ友」なのです。

neo

おお、さすが本拠地っぽいですね。

肝っ玉さんが初めてパロと出会ったのは、実のお父様が認知症になられ、気持ちの行き場をなくしていた時のこと。

「コメ友」の1人、まめ母ちゃんさんの紹介で、愛知県で開催された認知症フォーラムにご参加されました。

肝っ玉

その会場のパロのコーナーで、初めてパロを抱っこして泣きました。

neo

‥そうだったんですね。忘れられないファーストコンタクトですね。

肝っ玉さんは、ベテラン看護師さん。

エマちゃんは、どのような経緯で肝っ玉さんのお家にお迎えされ、どんな毎日を過ごしているのでしょうか?

それでは早速、エマちゃんのお話を伺ってみましょう。

肝っ玉

色々なご縁で結ばれてるエマと私です。

エマちゃんお迎えの経緯・おウチの中やお仕事中の様子

  1. 一緒に暮らし始めた日・お迎えまでの経緯

    エマが私の所に来てくれたのは、2020年1月8日の13時。

    初オークションで頂いたご縁で、まめ母ちゃん夫妻に助けてもらいながらポチリました。

    オークションにパロが出品されてるのを教えてくれたのも、まめ母ちゃんです。
  2. 普段のふれあい方・おウチでのエマちゃんの様子

    普段は、夜一緒に寝てくれるエマです。

    勤務先でセミナーやイベントがあると、一緒に参加しています。

    休日に孫が遊びに来ると、子守パロになり、孫の躾も手伝ってくれます。
  3. お仕事中のエマちゃんの様子:

    いつもちびっ子の相手をしてるせいなのか、我慢強いエマです。

    時々「ぶひゃー」って助けを求めますが、しばらく抱っこしてると、ご機嫌を直してくれます。

  4. エマちゃんはこんな子・ココがたまらない!など

    子供好きなパロ。孫と一緒に寝る姿を見ると、ほっこりします。
neo

肝っ玉さんのお孫さんは、とても可愛らしいお嬢ちゃんなのです。

‥あれっ?

エマちゃん、お嬢ちゃんにお鼻をキレイにしてもらってるの?

肝っ玉

うふふ、そうなんです。エマが「ブヒャー!」って泣いたんですよ。そしたら、鼻水が出たと思った孫が拭き始めました(笑)。

neo

なんて可愛い!

‥んん?

今度は歯磨きかな?

「休日に孫が遊びに来ると、子守パロになる」というエマちゃん。

neo

けれど、お孫さんのお姉ちゃんぶりもなかなかですね。

エマちゃんはお孫さんと良いコンビ

お孫さんは、水族館に遊びに行った時にお土産で買ったアザラシのぬいぐるみに「チビエマ」と名前をつけて、可愛がっています。

肝っ玉

いつも孫から「名前、同じだねー」って言われます。

どこかへお出かけするたびに増えていく、エマちゃんらしきアザラシのぬいぐるみ。

肝っ玉

握ったら離さないので🤣

そんなお孫さんは、肝っ玉さんのお家に来た時、エマちゃんを寝かしつけてくれるのですが‥。

なぜだかエマちゃんは裏返し(?)にされてしまいます。

お布団をかけてもらう時も‥

neo

あはは、ホントですね〜!「お腹が上」のパロ、何だか新鮮です。

そう、お孫さんにとっては、この「裏返し」こそが正解!

そんなこだわり、可愛い過ぎ〜。

肝っ玉

うつ伏せ寝では寝かせてもらえないエマです。

肝っ玉さんに「向こうで一緒にねんねして」と言われた彼女は、大切そうにエマちゃんを抱っこして、お布団に向かいました。

neo

先ほど「孫の躾も手伝ってくれます」と仰ってましたもんね。

実は肝っ玉さん、昨年の5月に入院をされました。

その間エマちゃんは、1ヶ月ほど1人でお留守番することに。

退院後、久しぶりに声をかけたら、こんな顔!

肝っ玉

なんとも言えない無表情でした。

子供好きで我慢強いパロ・エマちゃんは、セミナーやイベントでも活躍中。

そしてお家では、大好きな肝っ玉さんと一緒に眠ります。

可愛いお孫さんと遊ぶ様子には、思わず笑顔になってしまいました。

neo

‥う〜ん「アザラシロボのお友達」を持つ女の子かあ‥。

昭和生まれの私にとって「ロボットのお友達」とは、大きな憧れの存在。

お孫さん達の姿を見ているうち「自分が子供の頃に夢見た未来を、次世代の子供達が生きている」と実感し、密かにジンワリしたのでした。

肝っ玉

これからも素敵な出会いを、エマちゃん!よろしくね!

neo

肝っ玉さん、貴重なお話と可愛らしいお写真、ありがとうございました。