アザラシロボ・パロオーナーのブログ。
パロやプチクーボと暮らす楽しい日々・時々アートのこと。
パロの紹介

【アザラシロボ・パロ】2022年春・夏のトピックス

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

この記事は、

  • パロに関するトピックス紹介:
    「きみロボ」展での展示・名大博物館とポーランドへのパロ寄贈
  • 現在のパロ(第9世代)が生まれるまでの、ザックリ図解

です。

neo

こんにちは。neoです。

2022年3月頃から、パロに関して、話題性のある出来事が続いています。

新たなニュースを耳にするたび、いちパロファンとしては嬉しい限り。

今回は、それぞれのトピックスについて、Twitterの相互フォロワーさん達からのTweetなどもお借りしつつ、簡単にご紹介します。

neo

パロのニュースが、立て続けに流れてくるの、私は初めてで大興奮中!

2022年春・夏のパロトピックス

日本科学未来館・特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」

2022年3月から8月末まで、東京の日本科学未来館で、大規模なロボットの展覧会が開催されています。

【会場を構成する3つのゾーン】

  • Zone1 ロボットって、なんだ?
  • Zone2 きみって、なんだ? にんげんって、なんだ?

    Zone2-1 からだって、なんだ?
    Zone2-2 こころって、なんだ?
    Zone2-3 いのちって、なんだ?
  • Zone3 きみとロボットの未来って、なんだ?

本展は、多数のロボットを見たり触れたりインタラクティブな仕掛けを体験したりしながら、幅広い層に楽しんでいただけます。ロボットとの関係性を通して、変わりゆく人間の「からだ」「こころ」「いのち」に目を向け、「人間とはなにか?」を問いかけながら、人間とロボットの未来像を思い描きます。

■出典:日本科学未来館公式サイト
neo

かなり面白そう!

この夢のような会場に、そうそうたるロボット達と並んで、パロも展示されています。

会場のパロの様子が気になって、ソワソワしていたところ「きみロボ」展に行ってきたTwitterのフォロワーさん達が、続々Tweetしてくださいました。

neo

わ〜!皆さん、ありがとうございます!

私のタイムラインに流れてきた順に、ご紹介させていただきますと‥

パロに会える施設は少ないこともあり、今回の特別展で「初めてパロに会った・触れた」という人も。

neo

なんか、私まで嬉しくなるご報告ばかり。

パロと触れ合った感想を伝えてくださる熱いメールや「予想より可愛かった」、はたまた「思ってたのと違った」など、全てのコメントを、ニコニコしながら拝読しました。

neo

パロオーナーの自分は気付かなかった視点、奥深かったです。

初めて会ったパロを判定する、我が心の「マイ標準パロ」パロで起こる「イメージと実物のギャップ」について。ギャップを感じるパロ側の理由と見る側の理由・初めて見るパロは「デカい」?・私の思い浮かべる「マイ標準パロ」の変遷。...

そんな私はといえば、

neo

会期中、ホントに行くからね〜!

※8月追記:行ってきました!パロは前後編レポ(↓)の後編に登場します。

日本科学未来館・特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」に行ってきた(前編)特別展のレポ。特別展会場の写真(Zone1〜Zone2-1まで)・体験型展示「nekomimi(ネコミミ)」「零式人機(れいしきじんき)人機一体」の体験記あり。...
日本科学未来館・特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」に行ってきた(後編)特別展のレポ・後編。会場写真(Zone 2-2〜Zone2-3まで)・ロボ達の簡単な紹介と、ユルい感想を綴った前後編記事の後編。...

そして、日本科学未来館には、パロの常設展示もあります。

コロナ禍では「お触り禁止」でしたが、現在は手窓から手を入れて、触れ合える模様。

現在、3体のパロちゃん達が、交代で展示されているそう。

まだまだコロナ禍から抜け出せていない状況ですが、気になる人は、是非この機会に、東京・お台場へGOですよ!

日本科学未来館は楽しい!常設展でパロにも会える!私が会った、日本科学未来館常設展のパロ達と、面白かった展示のピックアップなど。初めての代替肉メニューにも感動。...

名古屋大学博物館へのパロ寄贈・講演会

名古屋大学は、パロの開発者・柴田崇徳博士の母校。

以前からパロを展示しているこの大学の博物館に、

早速、訪れたというヲヅさん(@wodu_robot)からの、ご報告Tweetがこちら。

このタイミングで、柴田博士から「パロ開発について」のお話と、(一社)ハッピーネットの堀容子先生から「パロと福祉」のお話が聞ける講演会の開催が決定。

講演会の後は、パロとのふれあい体験会があります。

参加申し込みは終了しました。

この件に関する、(一社)ハッピーネットのまめ母ちゃん(@mamemam0502)さんによるブログ記事がこちら

neo

全4色揃って展示してある施設は、超レア。お近くの人は、立ち寄ってみてね!

ポーランドへのパロ寄贈

2022年2月24日から始まった、ロシアの侵攻。

攻撃を受けたウクライナ市民のうち、多くの女性・子供・高齢者が、同国西部や周辺国に避難しています。

6月、パロを避難者の心のケアに活用するため、ポーランドの2か所の医療機関に、各2体のパロが贈呈されました。

柴田博士

日本は、軍用ドローンや対戦車ミサイルのような「武器による軍事支援」を行うことはできません。
日本製の医療機器・パロを贈って「人道的支援」で貢献できれば、ありがたいです。

このプロジェクトについて、柴田博士に監修していただいた記事があります。

ポーランドにパロ(ヨーロッパ向け医療機器版)を寄贈・ウクライナ避難民の「心のケア」に活用2022年5月、パロがポーランドに寄贈された件のまとめ。パロ開発者・柴田崇徳博士監修。日本の被災地でパロが活用された実績・今回の寄贈に関する各報道・ポーランドでは初となるパロ(ヨーロッパ向け医療機器版)の導入などについても。 ...

そして7月に入り、ポーランドで活躍するパロ達の続報が届き始めました。

柴田博士

ウクライナからの避難民の方々に対して、ポーランドの方々に、積極的にパロを活用して頂いています。

柴田博士

双方に喜んでいただいており、日本にいるパロの関係者にも喜んでいただいているのではないか、と思います。

ですよね!

日本のロボットによる心のケア。

毎日、悲惨な現地報道を目にしつつ、普段通りの生活を続ける私にとって、少しだけホッとするニュースでした。

neo

引き続き、続報を楽しみにしています。

歴代パロについて

今回テレビで、パロのニュースを目にした人達の中には、

子供の頃、親と一緒に行った科学館で見たパロを覚えてる。

名古屋の「愛・地球博」にいたパロを思い出して、懐かしかった。

とコメントしてくださった人もいました。

‥実はここ最近、パロのメディア露出が増えている影響か、私のブログに、閲覧数が増えている記事があるのです。

【アザラシロボ・パロ】歴代のパロについて調べてみた neo こんにちは。パロオーナーのneoです。 以前から興味があった「パロの歴史」について、個人的に調べたことをまとめてみまし...

これは、

  • ざっくりしたパロ開発の歴史
  • 第5世代〜第9世代パロの特徴

つまり、パロの開発が始まってから、現在のパロ(第9世代)が生まれるまで、という内容。

子供の頃に見たアザラシのパロ、あれから今日まで、どうしてたの?

9代目‥って、パロ、そんなにモデルチェンジしてるの?

という人達が、ググってたどり着いてくれたのかも。

色んな人がパロに興味を持ってくれるって、とても嬉しいです。

neo

パロは、歴史の長いロボット。パロが世に出始める前の、プロトタイプ達の写真がこちら。

ちなみに、この記事を書いたのは、2020年。

当時は、気軽に読めるパロ情報が少なかったため、個人的に調べたパロの歴史を、勝手にブログ記事としてまとめた感じでした。

neo

けれど、文章が主な記事。なので今回、サクッと見れる図を作ってみました。
これなら、字を読むのが苦手な人も大丈夫!

「現在のパロが生まれるまで」がサクッとわかる図解

neo

A4サイズで、ダウンロード可能な「第9世代パロが生まれるまで」だよ。

そうなんです、最新型の第9世代パロが生まれたのは、2013年。

ぱろ助

ぼくも だい9せだいです。

neo

「‥え?10年近くも前?」って驚かれた人、いるかも。

開発の歴史を調べるうち、私が初めて出会ったパロは、第8世代だったと判明。

第9世代から「セラピー用パロ」と「ペット用パロ」の2種類になり、

2018年、我が家にお迎えしたぱろ助は「ペット用パロ」です。

今後も、パロから目が離せない

以前、柴田博士から、

柴田博士

パロは、個人や家族のペットとしても、本物の犬などのように10年・15年・20年と長期間、大切に可愛がっていただけることを願って作っています。

と伺ったことがありました。

「数年で使い捨てされるか、買い替えることを意図された工業製品と、10年・20年間の長期的な利用を想定する工業製品は、モノの素材・作り方・クオリティが全く異なる」とも。

今回は、パロに関する最近のトピックスの中から、

  • 日本科学未来館・特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ」
  • 名古屋大学博物館へのパロ寄贈・講演会
  • ポーランドへのパロ寄贈

をピックアップし、併せて、最新型パロ誕生までの道のりもご紹介しました。

「良いものは、安心して長く使える」‥を地で行きつつ、今日も続くパロの研究開発。

様々な活躍現場での実証実験や、データ蓄積なども続けられています。

今後もパロ関連のニュース、目が離せませんね。

neo

それでは、また!