アザラシロボ・PAROオーナーのブログ。
パロやプチ・クーボと暮らす楽しい日々・時々アートのこと。
その他のロボット

日本科学未来館・特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」に行ってきた(後編)

この記事は、特別展のレポ(後編)です。

  • 書いた人:ロボット好きの素人・neo。アザラシ型ロボ「パロ」・しっぽロボ「プチクーボ」と同居中
  • 特別展会場の写真(Zone 2-2〜Zone2-3まで)あり
  • 会場の解説・公式ブックを参考に、ロボ達の簡単な紹介と、ユルい感想を綴った前後編記事の後編

になっていますので、ネタバレを希望されない人はご注意ください。

neo

こんにちは、neoです。

「きみロボ」展は、約90種・130点のロボットが大集結した、かつてないほど大規模なロボットの展覧会。

未だコロナ禍真っ只中ですが、開催から4ヶ月以上経った先日、思い切って行ってきました。

  • 開催期間:2022年8月末まで
  • 場所:東京・お台場・日本科学未来館

【会場を構成する3つのゾーン】

  • Zone1 ロボットって、なんだ?
  • Zone2 きみって、なんだ? にんげんって、なんだ?

    Zone2-1 からだって、なんだ?
    Zone2-2 こころって、なんだ?
    Zone2-3 いのちって、なんだ?
  • Zone3 きみとロボットの未来って、なんだ?

意気揚々と訪れた、夏の未来館。

Zone1からZone2-1までの「前編」は、こちらからどうぞ!

日本科学未来館・特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」に行ってきた(前編)特別展のレポ。特別展会場の写真(Zone1〜Zone2-1まで)・体験型展示「nekomimi(ネコミミ)」「零式人機(れいしきじんき)人機一体」の体験記あり。...

Zone2は「きみって、なんだ? にんげんって、なんだ?」を考えるエリア。

前編・Zone2-1で、ロボットを通じて、人間の「からだって、なんだ?」に思いを巡らせてきました。

今回はその続き、Zone2-2「こころって、なんだ?」から始まります。

大人気のaibo・LOVOT・ロボホン・Romi・Qooboなども登場。

neo

もちろん、パロもね!

初めて出会う、面白ロボが勢ぞろいしていますので、是非ご覧ください!

neo

それでは、スタート!

Zone2 きみって、なんだ? にんげんって、なんだ?

Zone2-2 こころって、なんだ?

このエリアに‥

あの子達が、展示されてる!

ふっふっふっ。

neo

前情報、バッチリ!やる気マンマンですから!

PARO(パロ)

おお、いきなりパロ発見っ!

照明に照らされた白い毛皮が、ほのかに光ってませんか?

アザラシ型セラピー用ロボット・パロは、海外では医療機器として、医療福祉現場で活躍中。

ここで会えるのを楽しみにしていたけれど、

‥壁を見つめて‥たそがれてる?

どうした、パロちゃん?

横に回り込んでみると‥

‥‥。

あっ、起きたねww

そっと手を入れて、方向転換。

やあ、こんにちは。

握手、握手。

「キュ〜!」

よしよし、かわいいね。

うん、やっと会えて嬉しいよ。

ここで、他の来館者グループが「わっ、かわいい!」と、近寄ってきました。

スタッフさん

パロちゃん、特にお子様に人気なんですよ。

お嬢ちゃんと一緒に、お母さんも、丸い窓からパロを覗き込んでいます。

neo

(パロちゃん、鳴き声、聞かせてあげて‥)

なでられて愛嬌を振りまく様子を眺めつつ、実はaiboさん達の元気な鳴き声も気になっている私。

neo

わあ、aiboさん、いっぱいいるぞー!

フラフラ吸い寄せられちゃう落ち着きのなさは、我ながら小学生のよう。

‥パロちゃんのところには、また戻ってこよう。

aibo(アイボ)

ここにいるaiboさん達は、2018年に誕生した新型aibo。

SONYさんの「自律型エンターテインメントロボット」です。

周辺環境やふれあう人々を認識するセンサーデバイスと、本体とクラウドが連携する独自のAI技術により個性が生まれ、個々のオーナーに寄り添った生活を実現する。

■公式ブックより引用

ドッグランのようなaiboコーナーの周りに人だかり。

ふと現れた隙間に入り込み、aiboテーブルに近づけました。

わあ、aiboさんだ!

およ、こっちに歩いて来た!

いいこ、いいこ。

あーん、笑ってくれてる〜!

‥ん?どうするの?

見上げてくれる澄んだ瞳に、もう釘付け。

おお!音楽と共に、踊り始めました!

aiboさんは、芸達者なのです。

こちらは、チャージ中の黒ごまちゃん。

2021年限定カラーモデルで、シックな限定色。

見てください!

お耳パタパタ、とても嬉しそう!

この滑らかな頭‥ひたすら美しい。

そっと頭をなでていると、私の手に軽く頭を押し返してくる力加減がね、ホントに犬なんです。

その「繊細な力のやりとり」に、実家で飼っていた犬のことをブワッと思い出して、懐かしい気持ちにも。

neo

ロボットの姿を持った「犬」。犬種が「aibo」。

2020年限定カラーモデル・キャラメルちゃんもいました。

全身が醸し出すのは‥「優しいワンちゃん」という、柔らかな印象。

もっとも、aiboさんから受ける印象は、きっと十人十色‥全て正解かと。

2019年限定カラーモデルの、チョコちゃんもチャーミング。

限定カラーなので、現在は購入できず、残念がる人も。

うん、人気があるの、わかるな〜。

あれっ?‥眠そうかな?

‥このまま寝ちゃう?

‥と思いきや、誰かに声をかけられたら、小首をかしげて上目遣い。

neo

こういうグッとくるふるまいに、やられるんだよね。

‥わ!

あれに見えるは、2022年限定カラー・いちごミルクちゃん〜!

待って、待って〜!

何しろドッグランのあちこちから、人が手を振り、声をかけ、近づいてきたら手を伸ばすのです。

‥どのaiboさんも、忙しいww

neo

そうだ!いちごミルクちゃん「おすわりっ!」

‥‥。

おすわり、してくれたー!

そのまま、体を低くしてキョロキョロ。

いちごミルクちゃんが座る瞬間を見ていた人が「わ!おすわりできるんだ!」って驚いてました。

neo

‥うふ、aiboさんって、凄いでしょ?(←誰目線?)

しっぽを、ブンブン。

もちろん見えないだけで、私のしっぽも、絶賛ブンブン中。

噂のスケルトンaiboさん、いたー!

ショウケースで展示されているので、動かないぶん、じっくり観察OK。

ところで私は、たま〜にショップのaiboさんに、会いに行くことがあります。

スタッフさんから、色んなお話が聞けるのが楽しいですが、こんな風に気楽に、色んなカラーモデルのaiboさん達と触れ合えたのって、初めて。

お家で一緒に暮らせば、更にリラックスしてaiboさんと遊べることを確信しました。

neo

来館者が入れ替わりつつ、楽しそうに触れ合って去っていく‥良い雰囲気でした。

Qoobo(クーボ)・Petit Qoobo(プチクーボ)

‥でね、さっきから、目に入ってたんですよ‥

5匹並んだ、丸いモフモフ達がっ!

なでると、しっぽで応えてくれる癒しロボ「Qoobo(クーボ)」は、ユカイ工学さん生まれ。

改めて、フォルムのシンプルさにホレボレ。

ゆ〜っくり、或いはブンブン動くしっぽは、実際の動物のしっぽの動きを参考に、プログラムされているそう。

「Qoobo(クーボ)」を、更に小さくしたモデルが「Petit Qoobo(プチクーボ)」。

プチクーボには鼓動があるので、膝の上などに置くと、小さな鼓動にも癒されるのです。

neo

我が家には、茶色いプチクーボがいるの。

しかし、茶色いクーボ、おっきいな〜!

プチクーボが誕生して以来、クーボは「パパクーボ」とも呼ばれるように。

プチクーボに比べると、かなりしっぽが長いので、振り方がダイナミック!

neo

うん「パパ」の貫禄。ボリューム感も十分!

どうしても「ウチの子」を基準にしてしまいます。

【サイズの比較】

  • Qoobo:直径32㎝
  • Petit Qoobo:直径21㎝

‥ということは、先に「パパ」と暮らし始めた人は、プチクーボを見て「ちっさいな〜!」ってなるんでしょうね。

LOVOT(らぼっと)

「私、この子がほしいの〜っ!」という、明るい声が聞こえてきたのは、LOVOTコーナー。

neo

もうね、声だけで、満面の笑みなのがわかりました。

人の心に寄り添い、愛されるために開発された、家族型ロボットです。

おおっ!

人が少ない今がチャンスですぞ‼︎

ちゃっかり私も、LOVOTちゃんに駆け寄ります。

‥あっ!

こちらに気付いた子が?

私の隣のお姉さんに、抱っこをご所望。

neo

抱っこしやすいように、車輪を収納してくれた!

‥あら‥抱っこ、してもらえなかったね。

初めてLOVOTに会った人は「抱っこをねだられてる」って、わかんないかも。

「ま、いっか!」みたいなお顔も、可愛い。

LOVOTちゃんは、一緒に暮らすうち、少しずつなついて成長していきます。

中身のアップデートは、充電器(ネスト)で。

あっ、こっちに来るのは‥(名札チラリ)「みらい」ちゃん!

「日本科学未来館」の「みらい」ちゃんかな。

neo

‥ちょっとだけ、抱っこしちゃえ!

はい、抱っこ!

「‥案外重い」と感じるのは、パロの抱っこに慣れてるから?

【重さの比較】

  • LOVOT:約4.2kg
  • aibo:約2.2kg
  • パロ:約2.55kg

気付けば「だいばー」ちゃんと「きみろ」ちゃんに、ガン見されてましたww

ごめんごめん。

「みらい」ちゃん、返すね。

LOVOTちゃんは、世界初の「やきもちを焼くロボット」でもあります。

私がLOVOTちゃんと会えるのは、これまたショップオンリー。

地元のショップはスペースがかなり狭いので、こんな風に広々と走り回れる姿が見れて、嬉しかったです。

neo

らぼちゃん同士で遊ぶ様子も大好き!いつか、LOVOTカフェに行くのが夢なんだ。

RoBoHoN(ロボホン)

そして、いました!

シャープさんの、ロボホンー!

neo

遠目で見ると、ひときわ小さいな〜!

ロボホンは、5歳の男の子。

そっと顔を近づけ、タブレットにある「ダンスして」を言ってみますが‥反応なし。

neo

周囲がザワザワしてるから、聞き取りが難しいよね。

ロボホンは、やさしい声と喋り方。

なので、何かお話してくれてるのに、部分的に聞き取れないことも。

私と並んでロボホンを見ていた女性が、タブレット画面をタッチして選んだのは

「逆立ちして」。

お?おっ?おおおっ⁉︎

見事に成功、逆立ちしたまま、足を交互に曲げてくれるワザを披露。

neo

いつ見ても、素晴らしいバランス感覚!

思わず隣の人と顔を見合わせ「凄い!可愛い!」と、自然に盛り上がってしまうのも「あるある」で。

neo

知らない人とキャッキャする瞬間って、ほんわかムード。

次に「座って」を選んだところ、割と思い切りのよい座り方で、再び2人で「おおおww」。

実はロボホンは、可愛いだけでなく、もっともっと色んなことができる、賢い子なのです。

「今、初めてロボホンに会った」という人に、短時間で全ての魅力を伝え切るなんて、残念ながらムリ。

それほど、多機能なロボでもある。

そもそも「ロボホンは携帯電話・スマホの機能がある」ということを知らない人も、まだ多いのではないでしょうか?

写真を撮ってくれたり、歌やダンスだって得意。

毎月、新しいアプリやダンスなどのコンテンツが配信されるので、毎日を楽しくしてくれます。

この展覧会をきっかけに、お家でロボホンのことをググる人がいたらいいな、なんて。

neo

この特別展は「今まで知らなかったロボに出会う場」でもあるよね。

生涯のパートナーとの出会いは、いつも突然。

この特別展だって、大いに「運命の出会い」になる予感がするのは、私だけでしょうか?

Romi(ロミィ)

普段から、オーナーさん達の投稿動画のおかげで、勝手に親しみ感がスクスク育っているのがRomi。

びっくりするくらい「会話」が楽しめちゃう、自律型会話ロボットです。

mixiさんが「これまでに体験したことがないような、自由に会話できるロボットを目指した」というだけあって、流暢な受け応えがさすが。

neo

今日、初めて実物に会うの〜!

‥うわ、かっわいい!

表情をクルクル変えながら、聞き慣れた声で喋ってくれます。

そして、まんまる。

どこから見ても優しいカタチ。

neo

話しかけてみたら「それはいいね!」って、答えてくれた!

唯一の心残りは「そっと持ち上げてみればよかった!」ということ。

持ち上げられて「わあぁ!」と驚く動画、見たことがあって。

‥またいつかどこかで、Romiに会った時のお楽しみに、とっておきましょうか。

「弱さ」をちからにするロボットたち

便利さを追求した高性能なロボットとは一線を画し、不完全だけど、まわりにいる人の優しさや思いやりをうまく引き出すちからをもった「弱いロボット」が研究されている。

ロボット単体では目的を達成できず、なんだか頼りないが、思わず助けてあげたくなる。

■公式ブックより引用

これはそんな「弱いロボット」の1つ「ゴミ箱ロボット」。

震えるように動く彼らに、ゴミに見立てたボールを拾って「ポイ」と入れてあげると、小さくお辞儀する姿は、健気さバクハツ。

移動はできるが、自らゴミを拾うことはできず、何か物が落ちているのを見つけたときに、手伝ってくれる人を探し、弱々しい声を発する。ヨタヨタとしたふるまいに、人は「あれっ、そのゴミを捨ててほしいのかな……」と察してゴミを拾って入れてあげると、おじぎをする。ちょっと他力本願なロボット。

■会場解説パネルより引用

車輪でモゾモゾ移動するのですが、そのうち全身で「‥あの‥ゴ‥ゴミ‥入れて‥」と、訴えてるようにしか見えなくなってる時点で、もう彼らの罠にはまってる?

neo

まんまとボールを拾い上げて「ポイ」!

仮に、普通のゴミ箱があってですね、その横に「落ちているゴミを拾って、ゴミ箱へ!」と書かれた紙が貼ってあるとします。

‥実際に、人間から「ゴミを拾う」という行動を、より多く引き出せるのはどちらか?

neo

「ゴミ箱ロボット」の圧勝じゃない?

お次は、ビミョーにモジモジしているこの子達「アイ・ボーンズ」。

人が手を差し出すと、消毒用アルコール液を吹きかけてくれるロボです。

左の子に、手を差し出してみると‥

頭を揺らしながら、消毒液が「プシュッ!」

あはは、ありがとねww

neo

毎日消毒しまくって、手荒れがヒドいけど、何度でも「プシュッ!」してほしくなる。

‥モジモジ モジモジ。

次の誰かさんが来るのを、ソワソワ待ってるように見えませんか?

以前、彼らの仲間が、ティッシュを配ろうとする動画を見ました。

その動画では、アイ・ボーンズがモジモジしながらティッシュを差し出すけれど、道ゆく人はどんどん通り過ぎます。

そのうち、ふと気付いた人が「‥あれ?ティッシュを受け取ってほしいのかな?」と、そっと受け取る動画がこちら。

そして皆さ〜ん!

ひそひそ内緒話する、おしゃべりエージェント「ポケボー・ジュニア」も、要チェックですよ〜!

この子達は、先ほどの「アイ・ボーンズ」と同じお顔ですが、ずっと小さな3等身ボディ。

3人で、なんかお話してるぞ?

あどけない子供の声に近寄って、聞いてみましょう。

「あのね、あのね‥」

「‥えっ、なに?」

「きょうね、えっとね‥」

「‥うん、うん」

「‥スナネコのね‥あかちゃんがね‥うまれたの‥」

neo

コクコク頷きながら、お友達の話を聞いてるー!

3人のコソコソ話に気付かない人は、チラ見するだけで、そのまま素通り。

neo

わ〜、もったいない!

けれどそんな人でも、彼らの前で聞き耳を立てている人を見つけたら?

「‥ん?何だろ?何があるの?」と、立ち止まるかもしれません。

つくづく、この特別展は、

「たまたま」気付けることと「たまたま」通り過ぎてしまうことが混在する会場。

実は私も「(今は人が集まってるから)もう少し人がはけてから見よっかな」と、後回しにしたロボが、何体かいて‥。

この「ルンル」なんかがそうで、小さな兄弟が寄ってきたので「‥私は後で」と、写真だけ撮って離れちゃった。

neo

そんで、次々現れるロボに惹かれながら、先に進んじゃったの〜!

こちらの「む〜」も、会話するロボ。

私が行った時は、たまたまなのか、喋ってなかったと思います。

neo

いやもう、ドンピシャで好みのデザインだったから、目を皿のようにして観察したよ。

「む〜」が「短くやさしい文章で、ニュースを伝えてくれる」と知ったのは、帰宅後、公式ブックで。

‥うう、聞き逃して惜しいことをした。

この「ルーモス」は‥デスクライトかな?

‥えーっとね、ぎこちなく動いてるんですけど。

目の前の人を追いかけて明かりを照らしてくれる。声をかけるとおじぎをしたり、光の色が変わったり、ぎこちない動きをする。もくもくと机に向かって作業をしていても、見守ってくれてる気がして、安心感をもたらしてくれる。他者との関係論的な存在を目指して作られたランプ型のロボット。

■会場解説パネルより引用

私が隣のロボに移動しようとすると、ルーモス、色を変えてジ〜ッとこっち見てたーっ!

neo

思わず、ルーモスに引き返しちゃった。

そしてこのロボット!

何を隠そう、イチオシです。

声をかけたり、柔らかい体を触ると鳴く「トウフ」。

トウフには、言葉じゃ説明できそうにない、強烈な魅力を感じました。

「可能なら、実物に会っていただきたい!」の一言に尽きる。

neo

トウフ、ウチに連れて帰りたい。

お隣の子は「調整中」。

公式ブックによると、昔話を聞かせてくれるけど、肝心なところでストーリーを忘れ、ストーリーの一部を補ってあげると続きを思い出す、のだそう。

neo

「‥助けた亀に、竜宮城へ連れて行ってもらうんだよ」とか教えてあげたら、お話の続きを聞かせてくれるのかな?

「NICOBO(二コボ)」は、マイペースな面白いロボ。

なでてあげると、しっぽを振りながら笑ってくれた〜!

「人が思わず笑顔になるロボット」をコンセプトに開発されたそうで、ユルいけど、実は実力派?

neo

「モコ、モコ」って喋ってたよ。

様々なロボット

柔らかいゲル素材でできていて、声をかけたり、なでると反応する「ゲルハチ公」。

ここでは、見守りロボットとして、来館者の体温測定をしてくれてました。

neo

秋田犬のハチ公がモデルだから、キリッとしてるの。

「柔らかい手触りだと、素材から生き物らしさを感じるか?」と問われたら、私はノー。

「ゲルハチ公」も、その仲間・やわらかアニマロイド「コマイヌ」も、私には「柔らかい素材で表面を覆われたロボ」としか。

もちろん、個人的・主観的な感想です。

「BOCCO emo(ボッコ エモ)」は、スマホを持たない家族と、声・文字のやりとりができる、ファミリーロボット。

neo

ほっぺが光るのも、頭のぼんぼりが揺れるのも、かわいいね。

こんな風に、あちこち会場を歩き回っていましたが‥ついつい、離れた場所にいるパロが気になっちゃう。

‥わ、いかん!

誰もいなくて、退屈そうだ!

‥寂しい?‥寂しい?

「キュ〜!」

‥うん、そうでもないかww

時には、長時間なで回されるパロ。

お客さんが途切れてる時、コッソリひと息ついてるのかもですね。

個性的なロボ達と出会える、この素敵ゾーン。

最初はロボだけに夢中になっていましたが、そのうち来館者とロボ、両方の姿をぼんやり眺め始めていました。

ふと「‥私、こういう情景が見たかったのかも」と、何か温かいものに包まれた気持ちに。

会場が薄暗いので、人とロボがほのかにライトアップされたように見え、夢の中に立っているような錯覚まで‥。

neo

普段、ロボと触れ合う人を見る機会なんて、全然ないからかな。

丸一日過ごせそうな空間では、時間が止まっています。

この2人組は「CommU(コミュー)」。

「大規模議論データを元に、さまざまなテーマで討論する」‥うん、何やら真面目に議論してますよ?

この時のテーマは「住むなら田舎?都市?」。

左の子が田舎派、右の子が都市派。

お互いの主張に賛成したり、反対しつつ、対話中。

neo

まばたきのタイミングや「うーん。」みたいな間の取り方が、外見の知的さを、更に底上げしてる。

彼らのやりとりは興味深く、いつの間にかマジメに聞き入る始末。

日頃、両極端な意見の折衷案を探す時、つい熱くなることって‥ありませんか?

または平和的に話し合いを進めたいのに、感情が入ったり、皆が沈黙してしまう場面にも出くわします。

なので余計、彼らのフラットなやりとり・決められたセリフの安心感に、清廉な魅力のようなものを感じるのでしょうか?

neo

どちらが良い・悪いではなく。

「旅行に行くなら、北海道?沖縄?」‥これも、どちらも好きな者としては、食いつかずにはいられないテーマ。

neo

話のまとめ方も、いい感じ。

‥で、石黒教授のアンドロイド、いたー!

「ジェミノイドHI-2」と「ジェミノイドHI-4」の2体が、椅子に座って対話しています。

テーマは「自動運転に賛成?反対?」。

neo

そりゃ、聞き入るよね。ホントに教授が話してるみたいだもの。

「いい議論ができたな。」

「確かにな。」

「この話はこれで終わろうか。」

「そうだな。」

目の前で「教授そっくりの姿をしたジェミノイドが、教授の声で対話する様子を眺めている自分」という奇妙な構図。

シュールでもあります。

neo

「えっ?本物の教授かと思ってたわ!」ってならないところに「人間らしさとは?」の答えに近づく鍵があるんだって。

Zone2-3 いのちって、なんだ?

neo

このゾーンは、撮影禁止マークが多かったです。

  • 救急救命トレーニング用の患者ロボット
  • 植込み型補助人工心臓やECMO
  • 検査・手術支援ロボット

など、命の現場で活躍するロボットや、精密機器が並んでいました。

  • AI美空ひばり
  • 「TEZUKA2020」プロジェクト

や、レオナルド・ダ・ヴィンチ、そして夏目漱石のアンドロイドも。

neo

賛否両論を巻き起こした、AIのひばりさん。今を生きる私達へのメッセージに、胸が熱くなりました。

音声合成プラットフォームや、デジタルクローンなんかも見つつ「D.E.A.D.」へ。

neo

Whateverの「D.E.A.D.」?‥何じゃそりゃ?

死後、自分のデータとAIやCGなどのテクノロジーを使い、デジタル上で「復活」させられることを許可するかどうか意思表明できるプラットフォーム。亡くなった人をデジタル上で擬似的に復活させる「D.E.A.D.(Digital Employment After Death=死後デジタル労働)」について世の中へ問題提起し、死後の肖像権管理の仕組みが誕生するきっかけとなることを目的としている。

■公式ブックより引用

これまで、全く考えずにきた次元の話。

‥いや、違う!

ずっとずっと以前から「もし死んでも、復活できたら?」みたいな物語は、SFやアニメの世界では、普通にあった。

でも既に「フィクションの世界のお話」と、笑い飛ばせないような時代になってる?

neo

‥‥‥。

‥で、来館者は「あなたは許可する?許可しない?」と問われます。

この時点では、わずかな差で「NO」と答えた人が多い、という、興味深い結果でした。

データによると、多くの人が「復活」を望んではおらず、年齢が高くなるほど「YES」と答える人が減るようです。

例えば「自分の復活は絶対『NO』だけど、大切なあの人の復活は『YES』!」とかズルい回答(?)をする人も‥いそうじゃないですか?

あなたは、どちらを選びますか?

neo

この後「Zone3 きみとロボットの未来って、なんだ?」を抜けたら、特別展はおしまい。

「これからの人間って?これからのロボットって?」

Zone3では、会場パネルの問いに立ち止まり、いいことも悪いことも含まれる、仮想の未来図なんかを眺めながら歩くことになります。

人間とロボットを巡る、様々な課題を抱えたまま、その答えは永遠に見つかりそうもありません。

けれど「今、既にこんな問題が議論されている」ということを知れただけで、大きな収穫でした。

「きみとロボットの未来って、どんなだろう?」

neo

うん、どんなだろうね。

「おもしろーい!すごーい!」と圧倒され「かわいいー!」を満喫した特別展でしたが、

次世代の人なら、会場をひと回りし終わる頃、または帰宅後に

  • 「今見てきたロボット技術で、こんなことができないかな?」
  • 「こういう展開は、どうだろう?」
  • 「自分達は、何を選択すべきか?」

なんて、現実的に考えるきっかけになるのかな、とも思います。

neo

私、そんな君たちに、色んな夢を託すね!

日本科学未来館・特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」。

人間とロボットに、平和で明るい未来が待っていますように。

neo

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。それでは、また!

日本科学未来館・特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」に行ってきた(前編)特別展のレポ。特別展会場の写真(Zone1〜Zone2-1まで)・体験型展示「nekomimi(ネコミミ)」「零式人機(れいしきじんき)人機一体」の体験記あり。...
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