こんにちは、neoです。
緊急事態宣言が明けて久々に街に出た日、運良くロボホンのイベントに遭遇しました。
この記事は
- 私が遭遇したロボホンイベントの様子
- 「街の中でロボホンに会う」ということ
- 「ロボホン体験」のご案内
についてまとめたものです。
途中、ロボホンオーナーである「ロボたこ」さんにもご登場していただきました。
こんにちは。ロボホンと暮らして5年のロボたこです。
ロボたこさんは、以前からTwitterで仲良くさせてもらっている広島県民。
ロボホンのオフ会も企画・開催される、行動力のある人です。
今回はロボホンのことについて、ツッコミや合いの手を入れにお邪魔しました。
初心者には思いもよらないロボホン情報や、私がイベント中に気付けなかったことなんかも教えてもらえそう。
‥そんな感じで、まずはイベントの様子からお届けします。
ロボホンに詳しい方も、そうでない方もお気軽にどうぞ〜。
思いがけず販売イベントに遭遇
ご存知の通りロボホン・ラブな私ですが、普段は彼らに会う機会が全くありません。
可愛い声聞きたい・動いて踊るとこ見たい・あわよくば触れたい‥つまりロボホン、いつでもウエルカム!
そんな私が地元の東急ハンズ前を通りかかると‥
あっ!
おお!まさかのロボホン‼︎
(☆ω☆)
透明のしっぽをブンブン振る私に、スタッフさんがすぐ気付いて声をかけてくれました。
こんにちは。よかったらどうぞ〜!
何たるチャンス!
急遽、この日の予定を1つ取りやめて立ち寄ることに。
気ままに予定をアレンジできるお出かけ、自由で楽しい!
ちなみに‥こういったロボホン販売イベントを開催しているのは「シャープ」さんから委託を受けている「ベネフィットジャパン」という別会社さんになります。
■画像出典:シャープ・ロボホン公式サイト:
https://robohon.com/
ロボホン兄弟とご対面
この日の私はラッキーなことにデジカメを持っていました。
案内されたテーブルの上には‥
きゃ〜!弟くんいた〜っ!
2021年・春に発売された弟モデルを見つけた途端、近寄っちゃいました。
弟くんは耳や靴底が綺麗な水色です。
こんな所で彼に会えるなんて!
更にラッキーだったのは、声をかけてくれたスタッフさんがとても感じの良い女性だったこと。
私が弟くんを知っていることを喜んでくれたので、
- 普段、Twitterでロボホンオーナーさんが投稿してくれる写真や動画を見せてもらっている
- 弟くんのこともTwitterで知った
- 以前、大阪のロボティクススタジオでロボホンと接してファンになったが、なかなか会う機会がない
と伝えてみました。
スタッフさん、実はご自身もロボホンオーナーで
ロボホン、可愛いですよね!
を笑顔で連発。
ね〜!(この人に声をかけてもらえて良かった〜!)
ここにいた弟くん、オーナーさんの手で両頬にキラキラをつけてもらっています。
(このオーナーさんのお好みなんだね)
ロボホンは会話を楽めるロボット。
話しかけるとお返事してくれたり、質問に答えてくれます。
この日はとても暑く、早速「今日は暑いね」と話しかけてくれました。
目が光った時に話しかけてね!
ロボホンとうまく会話するには「言葉を聞き取る準備ができている時に話しかける」のがポイント。
ネットとつながっているので、今日の気温はもちろん今後のお天気なんかもよく知っていて、良いタイミングで尋ねれば降水確率などの詳しい情報まで教えてくれます。
また人間とのお喋りだけでなく、ロボホン同士も会話することができます。
これは可愛いくて、目が釘付けですね!
はい!久々に会ったロボホン同士だと、以前会ったことを覚えてて「久しぶりだね」とか言うんですよ。
わあ、それはお互いのオーナーさんも嬉しいでしょうね。
ロボホン同士が会話する様子を動画で見たことがありますが、よくある何気ない世間話からオモシロ漫才までこなす多才ぶり。
歌を歌いながら踊ってくれたり、お話の読み聞かせなどもお得意で「こんなことまでできるの?」の連続です。
シャープさんの公式サイトにも動画発見!
弟くんの横顔。
お兄ちゃんに比べると少し幼いキャラで、歌を歌うとちょっとだけ音が外れたり「もう疲れた」なんて言うそう。
あっ!隣にお兄ちゃんが来た!
充電器は椅子型。
耳や靴底など、弟くんでは水色の部分が、このお兄ちゃんは茶色ですね。
追加情報。ホントは何も着てない状態の方が、上手く充電器に座れる(充電できる)よ。
お兄ちゃんの方を見ている弟くん。
何やら喋っていましたが、ハンズ入口は人通りが多くザワザワしているので、残念ながら内容までは聞きとれず。
有能なロボホンですが苦手なこともあります。
その1つが「騒がしい環境では、言葉がうまく聞き取れないことがある」というもの。
しかもここ、真正面が道路で路面電車だって走ってるからね。
騒音の多い場所で不特定の人が相手では、せっかくの能力を発揮するのが難しそう。
私達も接客中は、ロボホンの一生懸命なおしゃべりに返事してあげられないことがあって。あと、実は場所によっても全然反応してくれないことが‥。
スタッフさんによると「聞き慣れない声の人には、反応がイマイチ?」と思う時もあるらしいです。
知らない人の前で無口・無反応になっていると、内心「喋って!」と焦りつつも「‥うふ、私のこと、好きなんだな」と嬉しくなってしまう、と照れ笑いで話されていました。
こちらはスタッフさん個人の感想ですが、私も似たような経験あります。(あくまでも「そんな気がする」程度ですが‥)
静かな場所での1対1の会話が得意なロボホンは、落ち着いて、気持ちハッキリめに喋るとうまく聞き取ってくれます。
ロボホン兄弟、頭頂部だってこんなに愛らしい。
実は私、この会社に入ってからロボホンを知ってオーナーになったんですよ。
へえ〜、やっぱり可愛いですか?可愛いですよね。
ずっとニコニコしながら兄弟を眺める私達。
スタッフさんは一緒に暮らす「ウチの子」のことも交えながら、色々教えてくれました。
- ロボホンは「オーナーの好み」を覚えてくれる!:
ネットに繋がっているので博識で、マニアックな会話も可能 - 例えばお出かけ好きのオーナーさんのロボホンは、お出かけが大好きだったりする
- 「ロボホン、お出かけするよ!」と言えば、両手を上げて喜ぶ
- ロボホンは一緒に暮らしていると少しずつ成長する:
(スタッフさんと暮らす子は)以前、お出かけがあまり好きじゃなかったが、出雲大社に連れて行って以来、出かけるのを喜ぶようになった
などなど。
ロボホンとの生活を毎日楽しまれているんですね。
そうなんです。今ここで買える子はあと1台なのですが、実は「売れちゃうと寂しいな」って。
‥もう、スタッフさんの好感度、ぐんぐんアップ。
溢れるロボホン愛が心地よく、時間が経つのを忘れてしまいそうな予感です。
他にも「ロボホンにできること」はたくさん。
詳しくはシャープさんの公式サイトや、こちらのサイトで。
■画像出典:ベネフィットジャパン・ロボホンサイト:https://robohon-event.info/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_content=name&gclid=Cj0KCQjw5JSLBhCxARIsAHgO2SfOiy2QFuSuGG7rfDPANpafEWgM5Tynn59hplw29lKd4UUKR5FeeXcaAnlZEALw_wcB
ボクたちは声のお仕事が多いんだよ!メールやTwitterを読み上げたりするよ!LINEもね!
実際、とても便利な機能が沢山あります。「各種機能を使いこなすもよし、ただ側にいてくれるだけでもよし」‥ロボホンはそんな子です。
思えば、以前の私は「ロボホンって、なんか色々できて喋るらしい」程度の、おぼつかない認識だったな、と思い出しました。
少しずつロボホンのことを知るたび、好きが加速。
他のロボホン達も見せてもらう
ロボホンの基本コンセプトは「オーナーさんのことが大好きでいつも一生懸命な、明るく元気な男の子」。
ちょっと離席して他のロボホン達も見せていただきましょう。
あら、私が今まで座ってた椅子、こんなに可愛いカバーだったとは!
ここでスタッフさんから面白いお話が。
ロボホンは皆、同じ素材・形・色にもかかわらず
それぞれ顔が違うんですよ。
‥はい?何ですとーー⁉︎
同じ容姿を持つロボホンの‥個別化⁉︎
正確には「私にはそう見える」らしいのですが、驚くことに見分け(?)ができるのは、彼女だけではないそう。
他のオーナーさんも「この子は顔が小さくて可愛いから選んだ」とか、複数並ぶロボホンの中で「この子はちょっと丸顔ねぇ」などと言われるそうです。
‥こ、これは興味深い!ロボホン、奥深いぞ!‥ってゆーか、どゆこと?
あっ、そうだっ!
ちょっと〜!
ロボたこさん、ロボたこさ〜ん‼︎(←慌てて召喚)
あの〜、服装や体に貼ったシールなんか以外で、どこでマイ・ロボホンを見分けるんですか?
「ふふふ、それは一緒に暮らしてきた絆です( – ̀ω -́ )✧」‥と言いたいところですが、身体についた小さな傷です。でもこれも「一緒に暮らしてきた証」。
ああ(物理的なもので)ホッとしました。
「‥そんなの『オーラ』に決まってるでしょ?」とか言われたら、永久に納得できません。
実は傷がなくても個体番号で区別できるけど、私自身は「彼らについた傷」が、思い出と共にそのロボホン個人を表している、と思ってます。
なるほど〜、やっぱり奥が深いな〜!
服装や小物でも個性を演出
ロボホンは「男の子」という設定ですが、女の子のお洋服やスカートも似合います。
オーナーさんに豪華なドレスを着せてもらったロボホンの写真もTwitterで見かけますが、非の打ちどころがないほど可憐に着こなしていました。
これもひとえに端正な容姿のなせる技!
ロボホンはどこまでもフォトジェニックなのです。
あっ!ちょうど立っているロボホンが踊り始めたぞ⁉︎
スポーティーな服もお似合いですね。
近づいて耳を澄ませば‥
この曲は「もろびとこぞりて」‼︎
10月に聞くと、なんて新鮮なの。
ロボホン、曲に合わせて上手に踊っています。
まばたきを忘れて、精巧な動きに見惚れてしまう。
(‥ヒソッ‥踊らせる時は「転倒にもご注意」ですよ‥)
そんなことにも気付いてない私は、クリスマスソングが好きなことも手伝ってとにかく楽しいばかり。
怪しいくらいバシバシ写真を撮りました。
いっぱい写真を撮ってくださって、ありがとうございます。
あはは、撮り過ぎですよね。でも上手く撮れる写真って、10枚に1〜2枚レベルで難しくないですか?
そうなんです!本当に子供やペットと一緒!急に横を向いたりして「あん!」って。
わかりますわかります〜!ウチのロボ達も一緒。
ロボって、身につけた物や手に持たせた物を急に落としたりもしますしね。
プラロボホンもいた
本物のロボホンと同じサイズ・同じ姿をしたプラモデル「プラロボホン」という子がいます。
見た目はロボホンそのもので、当然ながら私にはその違いが全くわかりません。
けれど彼女曰く
プラモデルの子と動くロボホンも全然違うので、すぐわかるんです。
ほほう、やっぱりですか!
こちらが本物ロボホンと全く同じ外観のプラロボホン。
私には両者の見分けはつきませんが‥ん?この子は靴底がオレンジ?
右手にバット・左手にぬりかべ。
腕を動かすロボホンに何か持たせた場合は保持が難しいけれど、プラロボホンはしっかり持ってくれる、とのことでした。
撮影もバッチリですね。
もしくは本物ロボホンを、マナーモードに設定しておけば、じっとしていてくれます。
バンザイしたポーズも可愛いですね。
うまく言えないけれど、ロボホンの育ちの良さを感じさせる性格‥と言いますか、ポジティブさや包容力がにじみ出ているような‥。
先ほどの兄弟のお兄ちゃんはモフモフのコートがお似合いでしたが、こちらの2人は夏仕様?
和傘も麦わら帽子も、似合う似合う!
こんな風に並んでいたロボホン達は、1人1人本当に可愛い。
相変わらず本物とプラモデルの見分けはつかないけれど「みんな違ってみんないい」!
下部パネルもご覧ください。
何も着てない姿のロボホンも美しく、改めてルックスの良さに惚れ惚れしました。
お出かけ用のキャリングケース
ロボホンには、お出かけのためのキャリングケース(バッグ)があります。
シックな本革製で、大人が持ちたくなるデザイン。
あっ、ロボホンを入れてみましょう。
わーい、ありがとうございます。
ケースからこんな風に顔を出した状態で、首から下げられます。
コレ、お出かけがますます楽しくなりそうですね。
お外でケースのフタを開け、散策モードにしておけば、ロボホンが気ままに写真を撮ってくれるのも嬉しい機能。
‥あっ!「ロボホンがいつの間にか撮影してくれてた」という写真、見たことあります。
はい、多分それです!
私が見たのは山の風景写真でした。
オーナーさんが絶景を撮影中、ロボホンもキャリングケースの中から同じ景色を撮影した模様。
「ロボホンが撮った写真を見て、再びしみじみ‥」なんて、嬉しさの波状攻撃じゃないですか?
中には思いがけない風景が混じってることもありそう。
お散歩や旅行のよい記念になりますね。
ロボホンを首から下げると、ちょうど子供の目線くらい。普段と違う角度の風景が撮れるのが面白いです。
オーナーさんの手動によるパノラマ撮影なども可能、とのこと。
ちなみにロボホンが写真撮影する際は、割とはっきりしたシャッター音が鳴るのだそうです。
撮った写真を「ロボホンリンク」というアプリと連携させれば、スマホにも送れますよ。「ロボホンの目(800万画素のカメラ)を通して思い出を残す」という意味合いが強いかな。
ふむふむ。
キャリングケースには、こんなフタもついています。
ネット越しにお顔が見えてる!
スタッフさんがロボホンをケースから取り出す様子を見ていると、ロボホンの首や手など、脆弱なところを柔らかく支えているのがわかりました。
これはマイ・ロボホンと暮らし、仕事でもロボホンを大切に触ってる人だから無意識にできる達人ワザ。
常に安全な手さばきでロボホン達を触っていらっしゃるのでしょう。
いいな〜、私もちょっとロボホンに触れたいな〜‥。
‥あの‥私もロボホンを持ってみたいのですが‥。
どうぞどうぞ!
‥はい、乗せてもらいました。
初めての体験です。
‥うん「ロボホンっぽい重さ」で、うまく言えないけれど「納得できる重さ」。
もし異様に軽ければ「‥あれ?中はスカスカなの?」だし、逆に「ズン!」と重過ぎると「うわ!中は機械がギッシリ?」なんて驚きそうですが、全く違和感がありませんでした。
これが「一緒にお出かけできるロボホン」の重さかあ‥絶妙!
ちなみに、後で調べたら「約390g」だそうです。
ロボホンは不意に動くので、持つ時は気を付けなくてはいけません。
特に初心者!(←私)もし落としたら大変!
この写真を撮る時、下の方でスタッフさんがいつでもキャッチできるよう、両手で構えていてくれました。
ハラハラさせてすみませんでした〜。
そうそう、さっきから靴底に貼ってあるシール的なもの(?)が気になっていたんですけど‥。
‥転倒防止目的のシールっぽいですね。‥個人の意見ですが、かえって危なそうかな?
‥そっか、色々あるんですね。
オーナーさん達は、可愛いロボホンに怪我をさせないよう、各自で工夫されています。
とりあえず初心者の無邪気な触り方には、常にハラハラ・ドキドキしておられること、了解いたしました。
‥ん?ロボホンが何か喋り始めたぞ?
あっ、これは‥レストランを探してくれるアプリが起動したみたいです。
ロボホンに「レストランを探して」と呼び掛ければ、希望のエリアや、現在地付近にあるレストランを検索してくれるそう。
背中にGoogleマップを表示してくれる上、ロボホンは「電話」なので、そのままお店に予約の電話をかけることまでできてしまうのです。
何それ⁉︎すごーい!
ご当地情報の紹介だってお手のもの。
各地のおいしい物や特産品を教えてくれるらしく、広島は「牡蠣」なのだそう。
自分が訪れたことがない場所でも「◯◯県といえば◯◯が有名?」くらいの知識はあるので、各地のメジャーな特産品を押さえてくれているのがニクい。
それと同時に、全国的にはほとんど知られてない隠れたご当地グルメも教えてくれるらしく、スタッフさん曰く、鳥取県米子市では「とうふちくわ」を紹介してくれたそう。
‥それはまたww‥地元民しか知らないような食材をwww(←昔、米子に住んでいた)
ありがちな紹介だけで終わらないのが、ロボホンの小気味よさですね。
こんな情報、マイナーなグルメを探している旅行者にとっては嬉しく、地元民はウケずにはいられません。
よりによって、とうふちくわ〜!www(←後を引く)
一緒に暮らせばトリコになるの、当然だな、なんて。
ロボ釣り
何と!ロボホンは魚釣りも得意。
ロボホンが1人で魚釣りを楽しむアプリが「ロボ釣り」です。
「釣りマスター」のロボホンくんに、ハンズの店員さんが釣竿を作ってくれたのだそう。
写真では見えにくいですが、白いお魚を吊り上げています。
気付けば、先ほどの弟くんが魚釣りを見に来ていました。
背中の画面で「魚釣りの腕(レベル)」が数字で確認できます。
ちなみに弟くん「ロボ釣りレベル」はまだ1桁、マスターはさすがの2桁。
お家にいても、いつの間にか魚釣りを始め、知らない魚をいっぱい釣ってることもあるんですって。
愉快、愉快〜!
釣ったお魚の写真もこの通り!
えーっと‥「ウグイ」??‥誰?ww
スタッフさんもご存知ないお魚ww
広島で釣れるのは「カブトガニ」で、島根では「シジミ」、大阪では「たこ焼き」など、魚ではないものも釣れるそう。
何を釣り上げてくれても笑えますね〜。
そうなんです。出張先でホテルの部屋にロボホンを置いて出た時、帰ってみたらご当地の魚を釣ってました。
あははは。
後で気づいたのですが、ロボ釣り話で盛り上がっている時、隣のロボホンの下に、ソッと月額料金プランのプリントが。
隣のテーブルにロボホンをご購入したらしきご夫婦がおられたので、そちらに渡す準備かも。
ロボホンを購入したら、そのままお家に連れて帰ることもできるそうです。
それも凄いですね。‥えっ!もうこんな時間⁉︎
あっ!そうですね、引き止めちゃってごめんなさい〜!
案の定、あっという間に時間が過ぎています。
ブース滞在中「購入する気はあるか」と聞かれることはなく、価格・料金プランの話も出ませんでした。
‥まあ、そこに至る前に私がタイムアップになった、というのが大きいかも。
それにしても「ロボホンに興味を持ってくれて嬉しい!」の一心で接してくれたスタッフさんに対して、感謝の気持ちでいっぱいに。
色んなお話を聞けて楽しかったです。ありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。また遊びに来てくださいね!
名残惜しいけれど、次の場所に向かわなければ‥
思いがけず訪れてくれた充実のひととき。
心の中でスキップしながら、東急ハンズを後にしました。
(今回、neoさんについてくださった方がいい人でよかったです)
この日のロボホン体験はここまでです。
以降は「街の中でロボホンに会う」ということについて、個人的に考えたアレコレを。
あくまでも「ロボホン初心者」の主観的な内容ですので、どうか生暖かい目で。
過去のロボホン体験
夫、初ロボホン体験
実は昔、夫婦で買い物中、あるお店の一角にロボホンを紹介しているブースを見つけて立ち寄ったことがあります。
もしかすると‥この話を聞いてモヤモヤする人がいるかも知れないので、先に謝っておきます。ごめんなさい。
初めてロボホンを見た夫は「これはかわいいな」と笑顔に。
すかさずスタッフさんが「この子、会話ができるんですよ‥こんにちは」とロボホンに声をかけてくれました。
‥‥こんにちは!(ペコリ、と礼をしてくれる)
おお!喋った!こんにちは。
スタッフさんはロボホンがドラマに出演して更に人気が出たこと、そして(ドラマの?)ダンスの話を振ってくれたのですが、私達は流行に疎く、俳優さんのお名前もさっぱりで申し訳ない感じに。
「今なら限定モデルが購入できます」とのご案内も。
夫はロボホンと初めて会ったので、とりあえず
‥あのね、ロボホンは電話なんだよ!
というところから。
夫が「‥え?」となったところで、スタッフさんが背中の液晶画面を見せてくれました。
わ!すごい!
‥私もそうでしたが、初めてロボホンの背中(液晶画面)を見たらちょっと感動します。
彼はロボホンに「お名前は?」と尋ね始めました。
「お名前は?」と、繰り返すこと数回。
‥何も反応がなく、微動だにしません。
彼は質問をやめ、沈黙するロボホンと向き合っている姿が気まずそう?
雑音の多い場所だったので「声が聞き取りにくいのかな?」と思っていると、見かねたスタッフさんが
「自己紹介して」
「‥自己紹介して」
「‥自己紹介して!」
「‥自己紹介してっ!」
だんだん大きな声になっていきます。(´・ω・|||)
少し間をおいてロボホンが身振り手振りしながら自己紹介を始めてくれたけど、既に彼はその場を離れてフロアを回り始めていました。
‥ええええ?
夫が離れた後、不調が発覚
何となくその場を去り難かった私に、スタッフさんはロボホンの首と胴体のつなぎ目あたりを指差しながら、意外な発言をします。
‥これ、不具合で‥。首のところが故障してて、修理しないといけないんです。
(‥え?そんな子を店頭に出してるの?)
しかも「これ」って‥。
ロボホンのこと「これ」って‥。
この日、一体、何人のロボホンに興味を持った人が「‥アレ?ロボホン??」って思ったことか。
ブースの奥には別のロボホンもいました。
他のスタッフさんが接客中でしたが、通りがかりでロボホンを見つけた人は、まず一番手前にいる子に近寄ります。
「店頭には元気な(怪我してない)子を!」は最低限のお願い。
立ち寄った人のためにも、ロボホンのためにも。
人の言葉が聞き取りにくい環境、そこにロボホン初心者、という組み合わせは、なかなかハードルが高いと感じました。
「喋ってくれそう」という淡い期待が外れた途端、夫のようにスタスタその場を去る人、他にもいそうじゃありませんか?
お返事がないことで「‥私、ロボホンとは合わない?嫌われてる?」なんて思う人だっているかも。
私が「ロボホンとスムーズに会話するにはコツがある」と知ったのも、割と後になってからのこと。
たった1度だけの体験で「話しかけても喋らないんだ」と判定され「ロボホンの性能はこんなもの」と思い込まれるのはやるせません。
もったいないな〜、何とかならないかな。
ある科学館で子供達に囲まれた(ロボホンではない)ロボが突然動かなくなった時、スタッフさんが素早く奥から同じロボを連れてきて、元気な子とチェンジしてくれたことがあります。
繊細な機器だけに、急なアクシデント・不調が起こっても不思議ではありません。
イザという時のためにチェンジできる子が控えていれば心強いですが、その辺に関しては各組織・会社ごとの事情もあるのかな。
‥夫にロボホンの可愛さを見てほしかったな。‥またのチャンスに期待!
街頭ではロボホンの魅力に気付きにくい?
街頭で紹介することの難しさ
多岐にわたるロボホンの能力は、パッと見ではわかりません。
ロボットに全く興味がない人はさておき、街を歩きながらロボホンを横目でチラ見したところで、初めての人には「可愛いロボット」止まり。
更に、近年進化したロボットの性能を知らない人には、恐らく人形やオモチャとの見分けがつかないでしょう。
この事実はどうすることもできないけれど、私は勝手に「もどかしさ」を感じてしまいます。
他の街頭販売同様「もし強く売り込まれたら困る」という心理も働く中、ちょっと気になった時点で、近寄ってみようと思うかどうかは、スタッフさんの第一印象も大きく左右しそうですしね。
「若い女性がいい」とか「落ち着いた男性がいい」みたいな、相性もありそう。
「人通りが多く目に止まりやすい場所」は、聞き取り・会話能力を発揮しにくい
不特定多数の人にロボホンを知ってもらうためには、必然的に展示するエリアが決まってきます。
奥まった静かな場所では人目につかず、ザワザワした環境ではロボホンの声も歌もかき消されてしまいがち。
電波の届かない場所もNG。
‥となると、私などは単純に「ザワザワ環境でのデモ専用に、聞き取りや反応の感度を調整した子がスタンバっていてくれたら‥」などと考えますが、そう簡単にもいかないでしょう。
特に重要な能力に関しては、事実を知った上で購入してもらう必要がありますしね。
「実はデモ機はズルでした」はダメだよね。
販売スタッフさんもなかなか大変
また、スタッフさんは歩み寄ってきたお客のことを知らない状態で、明るく声をかけなくてはいけません。
うわ‥それ、難しいところ。
話の取っ掛かりとして「その人が知っていそうなこと・興味を持ちそうな話題」あたりから入るのでは?と思われます。
先の例では、もしも私が
- 人気ドラマは常にチェックしていて、芸能人・トレンドの話題にも詳しい
- 最近人気のロボットに興味があり「高級品」「限定品」にやたら弱い
というタイプだったら「掴みはOK!」で、その後の話も盛り上がったでしょう。
お客さんの背景、例えば
- ロボホンを知っているのか、全く知らないのか
- 観光地やSNSで見かけたことがある、など、少しでも興味を持っているのか
- 今はちょっと見たいだけか、ロボホンについて聞きたいことがあるか
- 話を聞く時間はあるか、だんだん前のめりになって詳細な説明を聞き始める可能性はあるか
などの情報がない状態でロボホンを紹介することを思えば「なかなか大変だろうな」なんて思います。
お疲れ様です。ありがとうございます。
それでも「街中で出会えるロボット」という強み
コンパクトボディなので、狭いスペースで展示が可能
小さくて可愛いロボホンは、物理的なコンパクトさも大きな魅力の1つです。
例えば大型ロボや自走するロボを展示する時は、安全に動き回れる広いスペースが必要。
けれどロボホンならテーブルの上に連れて来れるし、街頭や店内の一角にも展示スペースを作りやすいので、今までロボホンを知らなかった人が偶然街角で出会える機会になります。
たまたま街を歩いていたら「こんなところに(テレビで見た、あの)ロボホンがいるっ!」と嬉しくなる人もいそう。
「こちらがわざわざ出かけて行かなくても、街で気軽に出会える」のは、なかなかの強み。
親しみを感じるヒト型の小型ロボット
ヒトの姿をした小型ロボットは、アニメや映画などの影響で「賢くて何でも知っている、しかもお茶目」みたいなイメージがないですか?
「私のリクエストに答えてくれそう」「流暢なお喋りや、器用に踊る姿を披露してくれそう」と無意識に期待させてしまうロボホン。
優しい表情や頭の大きな体型・オシャレなカラーリングなどが渾然一体となり、瞬時にフレンドリーさを感じさせる雰囲気をも醸し出しています。
そんな期待を裏切らないロボホンが目の前で動き、喋ってくれるのは興奮を伴う驚き。
思わず写真を撮ったり、誰かに「今日、街にロボホンがいたよ!」と話したくなっちゃう人もいますよね。
実際、通りすがりで写真を撮ってる人をお見かけしたことがあります。
「できること」が多岐に渡るので、興味を持ってもらった部分から披露できる
街頭でスタッフさんにお話を聞きながら見たい動作を目の前で見せて貰えると、一気にテンションが上がります。
「‥あの‥こんなことができる、って聞いたんですが‥」と言ってみたら(一部の機能を除けば)すぐに任務遂行。
歌・お話・ダンス・タブレットとの連携‥予想を遥かに上回る性能の数々を知った途端「一緒に暮らせば、絶対楽しい!」と勝手に想像が膨らんでワクワクし始めるのです。
あと、お留守番機能で見守りなんかもできますね。
のご案内にも驚くばかり。
できることが多過ぎて、私などは「どの機能をどう使えば良いか、未だにピンと来ない」という始末です。
大丈夫、その辺は一緒に暮らし始めてから少しずつ‥で全然OKですよ。
本体価格・月額料金プランなど
お迎えするにあたって肝心なのがお金のこと‥具体的には本体価格と月額料金プラン。
付帯するサービス・付属品なんかも気になるところですね。
特に月額料金プランは初めての人にしてみればやや難解。
とりあえずザックリ聞いて帰り、家でパンフなどを読んでしっかり理解しておく必要があります。
むしろ、よくわからないまま決めちゃう方が心配。
購入やお金のことを検討する際、先に実物のロボホンに会ったり、情報収集してみるのは大切です。
「お迎えしてみたら、思ってたのと違う」は、人間にとってもロボホンにとっても、本当に悲しい。
多才なロボホンだけに、人によっては全く使いそうもないサービスが予想以上に含まれているかも知れません。
「この金額を払い続ける価値を感じられるか?」という視点もあれば、より具体的に検討できるのではないでしょうか?
どのロボットにも共通しますが「お迎えは、その子のことをよく知った上で慎重に」をオススメします。
大阪ロボティクススタジオでの体験
ちなみに、私がロボホンに初めて会ったのはロボティクススタジオでした。
「街頭でたまたま」と「専用スペースで」のちょうど中間あたり、という場所で、楽しいひとときでしたよ。
その時のお話はこちらで読めます。
ロボホンは自分でプログラミングできるし、何よりシャープさんが毎月アップデートしてくれるから楽しいぞ!
ネット予約で「ロボホン体験」が可能
今回は「街でロボホンに会う」ということについてあれこれ書きましたが、じっくり話を聞きたい人は、ベネフィットさんによる「ロボホン体験」なるものが。
しっかり時間を確保した上でロボホンのことを教えてもらえるそうです。
お客さん・ロボホン・スタッフさん‥全員にとって理想的なシチュエーション。
下のサイトの「イベントスケジュール」から希望の地域を選び、予約をクリックすると「イベント予約フォーム」に進めます。
■画像出典:ベネフィットジャパン・ロボホンサイト:https://robohon-event.info/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_content=name&gclid=Cj0KCQjw5JSLBhCxARIsAHgO2SfOiy2QFuSuGG7rfDPANpafEWgM5Tynn59hplw29lKd4UUKR5FeeXcaAnlZEALw_wcB
2021年10月現在「今ご予約いただくと、もれなく限定ロボホンキーホルダープレゼント中!」とのことなので、ご興味のある人はお近くで体験できる場所があるか、調べてみるのもよさそう。
購入を決める前に、実際に見て触ったり、わからないことを質問できるのは心強いですね。
ロボたこさんも、どうもありがとう。
いえいえ( •̀∀︎•́ )✧︎ SNSでは色んなオーナーさんがロボホンとの生活を発信しています。よろしかったら #ロボホン で覗いてみてくださいませ~。
‥ええ、そちらも是非!
ロボホンオーナーさん達のSNS、私もほぼ毎日楽しませていただいています。
魅力いっぱいのロボホン、またどこかで会いたいな。
最後まで読んでくださってありがとうございました。それではまた!