アザラシロボ・PAROオーナーのブログ。
パロやプチ・クーボと暮らす楽しい日々・時々アートのこと。
デジ絵に挑戦!

【シニア・デジタルイラスト初挑戦】その⑫:アナログ年賀状からオールデジタル年賀状へ

neo

こんにちは。
デジ絵初心者のneoです。

デジ絵を描けるようになったら
やってみたかった

オールデジタルの年賀状作り。

下絵段階から
全てペーパーレスで準備し、

宛名も裏面も
パソコンだけで作成した年賀状を

私はこれまで
作ったことがありませんでした。

2020年春にペンタブ購入後、

マイペースでデジ絵を描きつつ
8ヶ月が経過して年末に突入。

今年の年賀状作りはついに
オールデジタルになりました〜!

neo

ひとまず目標達成!

この記事には

アナログ時代の辿々しい年賀状を
多めに載せています。

neo

プリントゴッコで作った
昔の年賀状、懐かしい。

デジタル年賀状は

  • 仕上がりがメッチャ綺麗!
  • 絵を描くのに画材が不要!
  • 大作業が簡単に終了!

といいことづくめですが、

昔の年賀状も
今となっては懐かしく、

味がありますね。

neo

アナログ時代の
年賀状画像、約20年分?

「昔はこんな風に作ってた!」
というエピソード、

同世代の人は記憶に残ってるはず。

neo

逆に若い人は驚くかも。

そしてラストに

今年のオールデジタル年賀状が
出てきますのでお楽しみに!

2000年前後:プリントゴッコが主流

結婚してから
我が家の年賀状は毎年、

「その年の干支+私達2人」
を描くのが恒例でして。

社会人になって購入した
憧れのプリントゴッコで作る

手作り感満載の年賀状が
この頃のスタンダートでした。

手元に1枚も残していない年や
喪中だった年をはさんで、

今も飛び飛びで残っています。

【当時の年賀状の作り方】

  1. 紙に白黒で原画を描く
  2. 着色したい部分の色を考えておく
  3. プリントゴッコで製版
  4. 色別に版を分けて重ね刷りを繰り返す
  5. 乾燥させて完成
neo

プリントゴッコの消耗品、
結構高かったんだよね。

文字には転写式の
インスタントレタリングを貼っていた時代。

これはまだ
年賀状1枚が50円だった

2000年・辰年のもの。

ペン画+スクリーントーンの
白黒原画がこれ。

漫画「陰陽師」が
マイブームだったと
丸わかりですね。(^▽^;)

完成した年賀状は、

絵を下のように配置して
プリントゴッコで印刷しました。

  • 人物の主線:
    黒インク
  • 右端の文字:
    茶+金インク
  • 龍の天井絵:
    緑インク2色
    (2色をずらして印刷)
  • 香港で作った龍の印鑑:朱インク(混色)
  • 下段の住所・差出人:
    茶インク

既製品のインクにない色は
混色して作成。

印鑑部分がそうで、

1枚1枚押印したように見える
朱色にこだわった覚えが。

neo

赤過ぎず、オレンジ過ぎず、
しかも朱肉より美しく‥みたいな。

版を複数枚作り
重ね刷りを繰り返しますが、

ズレたりカスれたり汚したりが多数発生。

作業日は床の上に
大量の生乾き年賀状を広げるので、

踏まないようつま先で
室内をそっと歩いてました。

だって、急いで歩くと

乾いてない年賀状が
風で裏返っちゃうんです。

neo

部屋中にインクの匂いが
充満するのが年末恒例行事。

翌年の巳年分で

プリントゴッコの原版が
残っているのを発見!

はがき大の原稿用紙に
絵や文字を切り貼り。

別紙に描いた
絵や文字は余白を残して切り取り、

線にかからないよう、
セロテープで留めます。

紙の一部が重なり合って
段差ができてもダメ!

原稿は
カーボンブラックを含んだ筆記用具で描くか、

いったんコピー機にかける必要がありました。

完成品がこちら。

確か‥どこかで観てきた
「大エジプト展」の影響で
茶色・金色仕上げ?

バックの模様はヒエログリフの
スクリーントーンです。

neo

金の文字に茶色インクが
はみ出しちゃってる!

もっと激しく失敗した年もあって、

2人がヒツジの着ぐるみを着ている
未年のなんかは

手書き文字のセリフが
カスれて読めませんよね。

ちなみに
2人のセリフは以下の通り。

暑がりの夫
(左)

はー これ着てると暑いわー いくら冬でも‥

寒がりの私
(右)

これ着てても寒いね‥ 冬だから‥ うー 

まだ多くの人がオール手書きや

プリントゴッコで
年賀状を作っていた頃で、

写真入りの目立つ年賀状は
その年に挙式した人など、

一部の人だった印象。

当時の私達の年齢とも
関係あるかも知れません。

版ズレの一切ない多色刷り作品や
少ない色数でおしゃれに仕上げた1枚には

目を見張ったものです。

年配の方がくださる
達筆な筆文字の年賀状も

カッコよくて憧れました。

neo

墨汁の漆黒には敵わない!

2004年:印刷屋さんに依頼してみる

「寄附金付お年玉付年賀郵便切手」
なるものの存在を知ったこの年。

neo

なんか、縦長で
カッコいい切手だぞ!

ちょっと珍しいので、
これを使いたくなったのです。

市販の年賀はがきは切手不要なので、

わざわざ切手を貼って投函する
オリジナルポストカードを作ることに。

印刷所に発注したはがきがこちら。

申年なので
「もし目の前に猿がいたら?」
の図。

夫:バナナでお近づき
私:とりあえず捕獲

この絵の着色部分は
カラートーンを貼っています。

粘土作品と一緒に撮影した
カラートーンの写真が
ありました。

‥ええ、ええ
こんな感じのシートでしたね。

絵の上に
薄いのり付きの色トーンを置き、

カッターナイフで下絵に沿って
切り貼りして使う画材です。

neo

手間もコストもかかってた!

  • 肌色
  • クリーム色
  • 濃い灰色
  • こげ茶色


4色のカラートーンを
使ってるのかな。

neo

着色、デジタルなら
一瞬の作業だよね!

絵のアウトラインに沿って
カラートーンを慎重に切り抜く作業も

工作っぽい楽しみがあったのですが、

印刷仕上げの綺麗さ(と楽チンさ)を知ってしまい、

翌年も印刷所に依頼する始末。

これが翌年の酉年。

ベネチアのカーニバルで
鳥のマスクを持ってます。

‥ベネチア、
行ったことないけど。

こちらはカラートーンではなく
色鉛筆で着色、一部スクリーントーン使用。

右下の「謹賀新年」は
スタンプを押してます。

neo

も〜!スタンプ、
超カスレちゃってるから!

2006年:写真屋さんに依頼してみる

この頃から
ウチに届く年賀状は、

写真入りが大半になってきました。

「結婚しました」
「子供が生まれました」
「入学しました」

などなど。

90年代の写真入り年賀状に比べると
格段に美しい仕上がり。

写真の背景や
文字のデザインもさすがプロ!

どのデザインも
豪華で凝っています。

当時の私は忙しさも手伝って

年賀状の絵を手描きするのが
面倒に思えてしまい、

初めて自分達の写真を
写真店に持ち込んで

作ってもらいました。

戌年らしく
北海道で犬ぞりをした時の
写真を使用。

結婚式でも
子供さんの写真でもないので
‥ちょっと恥ずかしくもあり。

亥年も同様、
写真店に依頼。

粘土作品の写真を使っていて

艶のある黒地に
カラフルな文字がキレイです!

自分では絶対
こんなの作れません!

neo

今だったら機材と技術があれば
おウチで作れちゃうのかも。

2008年:既成デザインで注文してみる

翌年に至っては、
年賀状の準備が間に合わず。

全て業者任せの年賀状に。

住所と名前を入れてもらった
既製デザインになっています。

neo

ウキウキしながらプリントゴッコで
1枚1枚印刷していた私はどこへ?

2009年:パソコンで加工する半デジタルへ

再びオリジナルな年賀状を
作ってみたくなりますが、

プリントゴッコは
欲しいという人に譲ってしまいました。

そしてデジ絵の知識も環境もありません。

ないなりに‥

PowerPointのスライドを背景に
手描きの絵を合成することに。

紙に描いた絵を
デジカメで撮影して貼り込みました。

丑(ウシ)年なので
白黒にしたところ、

年賀状に向かない
縁起悪〜い感じの1枚に⁉︎

同様にペンと色鉛筆で絵を描き、

パソコンに読み込んで
文字を乗っけたのが寅年。

タイにある
トラと暮らす寺院にて。

タイ旅行はしましたが、
ここへは寄っていません。

行きたかったな〜、
ということで。

こちらが原画で
完成品に比べると淡色です。


雰囲気を出すために
文字入れの際、

パソコン上で色調を
調整しまくったのでした。

neo

パソコンには色んなフォントが入っていて、
文字選びも楽しかった〜!

辰年・巳年・午年も同じ方法で作成。

色鉛筆で塗った色を
後から調整できるのは

私にとって新鮮な体験だったので、

ニヤニヤしながら加工していました。

neo

デジタルなら普通のことだよ!

辰年は
「We are 長崎県民♡」で蛇踊り。

中国っぽい
ハデハデカラーで「謹賀新年」の文字を。

巳年は
「大晦日に2人で
ヘビの彫刻を作りました」的な図。

原画では「彫‼︎」「塗‼︎」が
手書き文字ですが、

文字入れの時に
パソコン文字に置き換えてますね。

午年は民芸品で和風に
「馬の土鈴&こけし(←不評)」。

未年は「羊飼い」を油絵っぽく?

‥あ!こ、これは‥

嵌め込み画面みたいに
絵を切り貼りした記憶が。

色調、かなり変です。
(プリンターの不調?)

neo

未年は2回連続でイマイチ。

申年は
大好きな斉天大聖・孫悟空の登場。

ノリノリで描いた割に、

着色した途端
気に入らない仕上がりに。

デジタルだったら
想像通りに彩色できたでしょうか?

neo

いっそ白黒の下絵のままの方が
水墨画っぽくて渋かったかも。

そして酉年。
大河ドラマ「真田丸」の名シーンの再現。

こんなの、わかる人にしか
わかりません (“>ω<)

あと、若冲ブームに乗っかって
カッコいいニワトリを入れたくなりました。

やたらキリッと
してませんか?

色鉛筆での色塗りも楽しいけれど、
どこか思うように仕上がらない。

あとで配置を少々変えたくなっても
やり直しが効かない。

neo

「そういうものだ」と
諦めていたんです、ずっと。

これがデジ絵だったら、

自由自在なんだろうな〜と
ぼんやり憧れつつも、

未知の世界過ぎて
そっと目を閉じました。

2018年:写真をメインに自作

戌年は「影絵の犬」!

これは我ながら
ナイスアイデア!と、

珍しく気に入っています。

翌2019年・亥年には
2人の写真を使ったため省略。

もう写真店のお世話にはならず、

買い替えたプリンターで
そこそこキレイに印刷できました。

2020年:半デジタル再び

そして去年の年賀状。

まだペンタブを持っていなかったので、

相変わらず
紙とペンでネズミの絵を描きます。

この年以降は
干支の絵だけ描くことにして、

私達のイラストは廃止。

neo

2020年・子年のクールから、
年相応のシンプルデザインにしよ。

描いた後、何かで

「ネズミはイノシシ同様、害獣なので
リアルに描くと嫌がられることがあります」

というのを読んで青ざめた記憶が‥。

パソコンでグラデーション背景を作り
下段に住所・氏名を入れて完成。

これが令和初の年賀状です。

一応、手描き感は抑えつつ
可愛く仕上げたつもり。

一見、デジ絵っぽいですが、
実はアナログ絵、という‥。

この数ヶ月後に
ペンタブを購入、

クリップスタジオの使い方を
勉強し始めました。

2021年:初のオールデジタル年賀状が完成!

neo

♪でっきるっかな
 でっきるっかな

 はてはてふむ〜♪

①まずは線画で
仔牛を描きます。

丸っこく、可愛く。

②絵に合う
文字フォントを選び、
テキスト入力。

③全体のバランスを考えて
線画・文字とも焦げ茶色に。

仔牛を淡い肌色で着色。

背景をグラデーションにして
できあがり!

ちなみに完成品は
下段に住所・氏名入りです。

ちゃんと作れた!

何度もやり直しできたので心残りもない!

neo

しかもあっという間に完成!

「年賀状は出さない」という人も増えた近年。

オールデジタルの年賀状なら
画像添付で送信もできるので、

年賀はがきに印刷したのと
全く同じデザインを

使い回すことができました!

neo

デジタルで作ってるぶん、印刷より
デバイスで見てもらう方がキレイかも。

今後はアナログ・デジタルを使い分けよう

振り返ってみると、

この20年間で
色んな年賀状を作ったな〜、と。

neo

忘れてたのもあってしみじみ。

オールデジタルに辿り着けたのは、

今年に入ってデジ絵の環境を整え、
ソフトの使い方を少し覚えたから。

まだまだ初心者なので、

neo

もう10年早く
デジ絵に挑戦しとけば良かった!

と思います。

10年前といえば、

この頃ですね。



ところで
レイヤーの使い方って、

今思えば
プリントゴッコの版分けと同じ。

あの手間のかかっていた作業が
パソコン内で完結するようになった。

デジタル塗りのような仕上がりに憧れて
頑張ってたカラートーン貼りだって、

当時は使いたい色のトーンを
1色1色買い揃える必要がありましたが、

パソコン内に
「使っても減らない無限の色」がある。

色の置き換えや
配置変更も限りなくやり直せるし、

画材に合う紙を選ぶ必要もない気楽さ。

neo

夢のような時代!

ケント紙にペンで
カリカリと音を立てながら

細かい線を描くのも好きだけど!

粉を出しながら
スクリーントーンを削る作業も楽しいけど!

それらとは違う、

デジ絵ならではの
「描く面白さ」を知りました。

勿論、アナログとデジタルの
どちらが良い、ということではなく、

またいつか半デジタルやオールアナログに
戻りたいと思うことがあれば

いつでも戻れるし、

デジ絵も少し描けるようになった今後は、

自分の思い描く年賀状に
一番ぴったりな作成方法を

毎年選べるようになったことが
嬉しいです。

来年はどんな年賀状にしようかな。
(↑気が早い)

neo

アナログな話にもお付き合いくださって
ありがとうございました。