こんにちは。
デジ絵に手を出して半年のneoです。
まだまだ初心者ですが、
前回の中間報告で
半年間を振り返ってみたところ、
私がクリップスタジオでやれる作業が
地味〜に増えているとわかりました。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/09/money-g676e3b5aa_640-320x180.jpg)
さて今回は、
アナログ絵をデジタルで着色・
加工してみたいと思います。
線画の抽出も
簡単にできちゃうんだって!
5年前のふくろうの落書き
突然ですが
私はふくろうが好きです。
5年前(2015年)のこと。
USJのハリポタエリアにある
「ふくろうポスト」から手紙を出すと、
かわいいふくろう消印を押してもらえる!
との情報をガイドブックで見つけた私は、
実際にそこから何通かの郵便物を
投函してみたのです。
自分宛にもハガキを出したので、
どんな消印で届くかとても楽しみでした。
わくわく!
それが‥届いたハガキの消印は、
私の勝手な予想とは随分違っていて‥。
もっと‥こう‥えーっと‥
どう違ってたのか
友達に説明すべく、メモ用紙に
「わたしがかんがえた ふくろうけしいん」
を描いてみました。
「ホグスミード」とは村の名前であります。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/09/DSC05955-2-1024x768.jpeg)
‥えーっと、こういうの(笑)をですね、
職人さんによる
木彫りハンコ風で‥みたいな消印?(^▽^;)
ちなみにこの絵は
「ふくろう かっこいい」で
ネット検索したら出てきた
シャープな写真を見ながら描いたもの。
描き方は
随分昔に出回ったこちらの画像、
「ふくろうの描き方」の通り。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-25-16.30.06-1024x953.jpg)
■出典:ボケて(bokete)
https://bokete.jp/odai/200318
ふくろうは本当にこの方法で描けます。
当時やったデジタル加工
この絵が描き上がった時、
パソコンに取り込んで加工しました。
加工の際、邪魔な日付は消してあります。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/09/DSC05967-1024x768.jpeg)
全体的に色を調整して
古紙みたいな雰囲気にしたり
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-25-17.00.25.png)
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-25-17.00.02.png)
スタンプインクの色を
変えてみたり
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-25-16.57.01.png)
切手に押印した
イメージに加工したり。
「アナログ絵をパソコンで加工する(だけ)」
2015年当時の私の「デジ絵」は、
これが全てでした。
クリップスタジオに取り込んで着色
さて、あれから5年(笑)
‥この絵に着色してみます。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-25-17.13.36-1024x638.jpg)
折角なので
ふくろうを増やしましょう。
【モノクロ線画の背景を透明にする方法】
スキャン画像から線画だけを取り出したい時は
- 線画を読み込んだレイヤーはそのままでは扱いにくいので「メニュー」>「編集」からラスタライズする。
- 「輝度を透明度に変換」を選択
これで線画が黒・背景が透明になりました。
背景を透明にした、ということは、
フクロウ線画の内側も
透明になったので色が塗れるように。
色んな色で塗っちゃえーー!
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-25-15.58.26-1024x643.jpg)
愉快、愉快!
早速、背景にも色を入れてみます。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-25-17.25.12.png)
‥アレ?
白い背景を選択して
色を入れたら、
部分的に塗り残しが?
とりあえず、
まずは全体的な色合いを見たい。
塗り残しは気にせず、
何色かの背景色を試しちゃいます。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-25-15.52.56-1024x725.jpg)
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-25-15.52.16-1024x723.jpg)
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-25-15.53.40-1024x726.jpg)
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-25-15.55.16-1024x726.jpg)
背景色によって
雰囲気が変わるのが面白く、
エンドレスで遊んでしまいますね。
何度でもやり直せる、
しかもキーボード押すだけで!
デジタル、恐ろしい子!
背景の塗り残しを何とかする
‥最初は塗り残し部分を拡大して
背景色と同色のペンで
ちまちま塗りつぶしていましたが‥
背景用レイヤーを1枚作って、
それに丸々色を塗ればいいんだ!と気付きます。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-25-17.41.36.png)
でも、この方法が正解なのか
わからない。
「最終的に自分の思い通りになっていたらOK!」
というのをどこかで見たので
ヨシとします。
でも待って!
よく見ると英字部分の色の入り方にバラツキがある?
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-25-18.36.52.png)
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-25-18.36.13.png)
ホラ!
これも味があるから
敢えてこのままで。
拡大・回転を加える
ふくろう柄のブックカバーとか
ラッピングペーパーがあったら
嬉しくないですか?
‥私が。
このまま印刷しても可愛いけれど、
ふくろう、整列しすぎ⁉︎
という訳で、拡大・回転を加えて
完成っ!
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/09/フクロウ包装紙-1024x723.jpg)
もう1パターン、グラデーション背景で。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-25-17.50.07-1024x722.jpg)
もう、やりたい放題だな。
【解像度について】
絵の用途によって最初に設定する解像度が異なります。
- WEB上の表示のみで使う絵:解像度=72
- 印刷する可能性のある場合:解像度=300以上
実は今回、
「解像度72」に設定したままだったので‥
印刷に耐えられない解像度でした。
包装紙にならなかったっ!
今日はペンタブ不使用
ここまでの作業は
トラックパッドだけで完結。
そう!
ペンタブは接続しなかったんです!
私の机は狭い。とっても狭い。
「途中で細かい作業に入って
ペンタブが必要になった時に繋ごう」と思い
Macオンリーで作業を始めたところ、
最後まで
ペンタブ不要だった〜!
確かに今日は細かい線を描いたり、
小さい隙間を塗る作業が皆無だった。
だからイケたのですが、
これも衝撃でした。
だって、絵を描く時には
何らかの「ペン的なモノ」が必要だと。
‥ねえ、
ペン無しで絵が描けるって、どゆこと?
デジタル、凄くて面白い!
(語彙力💧)