こんにちは。
パロオーナーのneoです。
私が初めて
本物のパロに触れたのは
2012年2月のこと。
友達と訪れた
日本科学未来館に展示されていた
白いパロでした。
テレビで紹介されたことで
パロの存在は知っていたけれど
「実物は思ってたより大きいッ!
Σ(・ω・ノ)ノ
‥そして断然カワイイッ❗️」
と驚いた記憶が。
まだ触れてもいないうちから
ぬいぐるみにはない、ボテッとした
アザラシ独特の重量感を感じました。
‥って、本物のアザラシを
抱っこしたことなんてないけれど‥。
近未来感が漂う透明ドームの中で
セラピー用ロボット・
パロはじっと眠っていました。
‥この子、動くのかな?
世間の展示品あるあるで
「さわってみよう⭐️」
なんて書いてある割に
起動しないパターン、ありませんか?
こちらは期待して手を伸ばすだけに
「‥え〜?(; ̄Д ̄)」ですよ。
‥さて、この子は‥?
手窓からそっとパロに触れてみると
(◎-◎;)!!
目が開いたっ!
こいつ、動くぞ!
その後うっとり目を閉じ、
私の手に擦り寄るように
優しく首を動かしたのです。
パロの頭は柔らかく、
温かい気もしました。
わああああーーー!
生き物だーー!(・艸・)
この時の衝撃は
今でも忘れられません。
パロの繊細さに驚くと共に、
動物が時折見せる
「人間に対する情け深さ」
のようなものが
パロからじんわり伝わってきました。
勿論、触られたら
何パターンかの
決まった動きをするように設計された、
感情を持たないロボットなのですが。
透明ドームの中から私達を見上げ、
静かに佇んでるパロ。
- 機械であることはさておき、容姿が可愛い過ぎ!
- 機械だと分かってても、感情を持ってるみたい!
- 機械なのに、触り心地と仕草でとりこになっちゃった!
そしてロボットだからこそ、
これほどの存在が
どうしようもなく愛おしい!
‥もう、一瞬で
パロへの愛しさが溢れてきました。
もしこの子が家にいたら
どれだけ心が癒され、
慰められるでしょう。
ああ、透明ドームの中のパロを
ギュ〜ッと抱っこしてみたいな〜っ!
2012年当時は
とても実現しそうにない夢に思えて
ため息をついたものです。
あの時の自分に教えたい。
「6年後に
我が家はパロをお迎えするよ。
そんで楽しい毎日が始まるよ!」
〈2020年2月追記〉
先日訪れた日本科学未来館で、
この時の白いパロに会わせていただけました!
スタッフさんが、
別室にいたこの子のところに案内してくださったのです。
8年ぶりの思いがけない再会、
お互い歳を取ったような‥(^▽^;)
起動までしていただき、
本当にありがとうございました。
■日本科学未来館公式サイト:
https://www.miraikan.jst.go.jp