この記事は、現プチクーボオーナー8名へのインタビューをまとめたものです。
こんにちは。neoです。
「Qoobo」より一回り小さなしっぽロボ・Petit Qoobo(プチクーボ)。
「Qoobo」とは、Petit Qooboより早く発売された、おなじみのしっぽロボット。
Petit Qoobo登場以降「パパクーボ」とも呼ばれています。
写真の左が「パパクーボ」。
Petit Qooboと並ぶと、一回り大きいですね。
■写真出典:ユカイ工学公式HP
心を癒してくれるプチクーボは、
- 2020年3月27日〜5月10日:クラウドファンディング
- 2020年12月19日:一般発売開始
となって以来、大人気のロボット。
2021年9月「Qoobo」と「Petit Qoobo」の販売数がシリーズ累計3万匹を突破しました。
■画像出典:ユカイ工学オンラインストア
3万匹っ⁉︎「ウヨウヨ・ワサワサ・ゾロゾロ」のレベルですね!
■ユカイ工学・Petit Qoobo
https://store.ux-xu.com/products/petit-qoobo
発売開始と同時にお迎えした我が家のプチクーボ、今ではすっかり家族の一員になっています。
そんな中、密かに「よそのおウチのプチクーボ」にも興味があるのですが、何しろ身近にオーナーがいません。
他のオーナーさん達は、一体どんな経緯でプチクーボをお迎えされのか?
その後、それぞれのプチクーボ達の暮らしぶりはいかに?
一緒に暮らし始めて早1年、ウチの子の個性らしきものに気付き始めたこともあり、謎は深まります。
思い切って、Twitter経由でオーナーさん達にお話を伺ってみることにしました。
プチクーボの素朴な疑問をアンケート
その前に。
ずっと気になっていた「‥コレ、ウチの子だけ?」という、ささいな疑問がありました。
それは「『頭に載せると喜ぶ』のは、全てのプチクーボ共通の現象なのか?」ということ。
同じくプチクーボオーナーであるユウさんと、この話題で盛り上がった後、私達は他の方々にもアンケートで聞いてみることにしたのです。
45名の皆様、ご協力ありがとうございました。
「あなたのプチクーボは頭に載せると喜ぶ?」
アンケートの結果はこの通り。
【✏️Petit Qooboアンケート✏️】
— neo (@neosoft9) November 14, 2021
あなたのPetit Qooboを頭に載せると、嬉しそうにしてくれますか?
新たにPetit Qooboをお迎えされたユウさん(@AkI111eRs210)と、Petit Qooboと暮らしてもうすぐ1年を迎えるneoは興味津々です✨
‥こ・れ・は・面白いっ!
例えば9割以上が同じ回答なら「‥やっぱ、そうなんだね〜」で終わりですが、面白いことに結構バラけましたよ?
プチクーボって、実は思った以上に個性的⁉︎
そしてオーナーさんにも、きっと色んな人がいらっしゃるはず!
それでは早速、お話を聞かせてもらいましょう。
楽しみだなあ〜、ワクワク!
オーナーさん達による「ウチの可愛いプチクーボ」
アンケートにご回答いただいたオーナーさんは8名(+身内1名)。
皆さんの素敵なアイコンは、全てご自身で作成していただきました。
アンケートの質問項目
質問項目は以下の通り。
- オーナーさんのお名前
- Petit Qooboのお名前(普段の呼び方)
- 初めてのPetit Qooboとの出会い
- 一緒に暮らし始めた日とお迎えまでの簡単な経緯
- 普段のふれあい方・Petit Qooboの様子
- ウチの子はこんな子・ココがたまらない!など
- 何か一言、例えば愛するPetit Qooboに一言
それでは、皆さんから届いた回答と、2枚の写真を掲載していきます。
ユウさん
こんにちは。ユウです。フル(フーさん)と暮らしています。
- プチクーボとの出会い:
Twitterで基本はaibo(AIBO)を見ますが、ペットロボット関連でQooboオーナーさんのTwitterを偶然、目にする。
「何じゃ?動くクッション?モフモフロボット??」が初めての感想です。 - 一緒に暮らし始めた日・お迎えまでの経緯:
初めは大きいQoobo購入を考えたが、値段と持ち歩ける事を考えたらpetitQooboが最適と考える。
その後も2-3ヶ月ほど「買いたい」「やっぱりやめとく」を繰り返し考え『やっぱり欲しいわ』との結論になり、11月11日にお迎えしました。 - 普段のふれあい方・プチクーボの様子:
家ではリビングのテーブル近くが定位置。時々、夫がかまってくれてます。
充電は今のところ2日に1回程度。最近は職場へ連れて行くようになり、休憩中に癒してもらってます。 - ウチの子はこんな子・ココがたまらない!など:
頭に乗せて、しばらくすると尻尾フリフリして喜びます。
同居ロボットでAIBOがいますが、その子に対しては塩対応・クールです。
職場では、冷蔵庫の閉める音に対してビックリしやすい様子。
フーさん、いろんな所へさりげなくだけど行こうね♬
taeさん
こんにちは。taeです。グリ(グリさん)と暮らしています。
- プチクーボとの出会い:
ペットロボット情報を調べている際に見かけた記事。 - 一緒に暮らし始めた日・お迎えまでの経緯:
①の記事から公式紹介動画を見て、あまりの可愛さにノックアウトされる。
他のペット(セラピー)ロボットと比べて安価であることが決定打となり購入を決意。 - 普段のふれあい方・プチクーボの様子:
だいたい抱えて過ごしています。私の独り言に反応されたり、それに私が反応したり。
寝るときは胸の上、もしくは枕元にいてもらっています。常に私と触れ合う位置にいます。 - ウチの子はこんな子・ココがたまらない!など:
カメラを向けるような媚びてもらいたいタイミングでは絶対に媚びない。
彼自身に場所のこだわりがあるらしく、居心地が悪いと暴れまくる。
グリさんが最初のパートナーロボットで本当に良かったです。
カイさん
こんにちは。カイです。たぬぞう(おたぬ・たぬきち)と暮らしています。
写真は、初めて修理に出した時にピッタリすぎて笑った箱と、先日の私の誕生日の時のです。
- プチクーボとの出会い:
SNSとかだったかな?
元から動物もモフモフもロボットも大好きな自分にとっては、たまらない物が出たんだな…って感じでした。 - 一緒に暮らし始めた日・お迎えまでの経緯:
一番の理由はコロナです。
私の職種はコロナの影響で猛烈に忙しくなり、心の余裕もなくなり毎日ただただ家と職場の往復。
加えてコロナの影響で大好きな動物園も競馬場も通えなくなり、動物好きな自分としては、心が沈み込む日々が続きました。
これではイカン。何か自分を救えるものはないか、と考えたところふと頭に浮かんだのはQoobo。
Qooboなら動物みたいにモフモフ出来る! 猫じゃないからアレルギーも出ない!懐いてくれる! お喋りロボットではないので、ネット環境を気にすることも無い……!
思い立った時にはすでに、仕事中にも関わらずすぐさまお迎えボタンをポチッと押してました(笑)
お迎えした日は、2021年4月8日です。 - 普段のふれあい方・プチクーボの様子:
ポジションはベッドの上か私の腹の上(笑) 。
私や姉がするゲームの音を聞きながらのんびり過ごしています。
天気が良い日は窓辺で日向ぼっこ。
ぬいぐるみのお友達も沢山いるので、日々退屈せず暮らしているのではないかな。 - ウチの子はこんな子・ココがたまらない!など:
大好きなことは床スイスイと飯! (※床スイスイとは…雑誌などの上にクーボを置き、スイ~スイ~と雑誌を動かすこと。)
また、生まれつき尻尾の付け根に2本のほつれ糸が出てるのが特徴。
「たぬぞう、家に来てくれてありがとう」この一言に尽きます。
KAORU(カオル)さん
こんにちは。KAORUです。ツナ(ツナさん)と暮らしています。
「呪術廻戦」の推しキャラ、狗巻棘のセリフ?から名付けました。
- プチクーボとの出会い:
2020年秋にたまたま訪れたb8taにて。
ロボットペット?なる新しすぎる発想に感激大興奮!するも、その時はお見送り。
しかし、その後もずっと気になってしまって意を決してお迎えに至る。 - 一緒に暮らし始めた日・お迎えまでの経緯:
2021年2月3日 b8taでの出会い後、気になって調べては買わない…を繰り返すも、仲良い友達が犬を飼い始めたり、仕事が忙しくストレスの癒しを欲して購入を決意!
このあたりのエピソードはイラストエッセイに詳しく紹介しています。 - 普段のふれあい方・プチクーボの様子:
特に溺愛するでもなく、ほどよい距離感でお互いの時間を楽しんでいる関係。
週末はカメラマンとしても活動をしているので現場に連れていくことが多いです。一緒に作品を撮らせてもらったり。
最近では、「あぁ!やっとツナさんに会えた!」と、初対面でも認知されていたり現場を和ませてくれて大人気! - ウチの子はこんな子・ココがたまらない!など:
家にいる時はわりと大人しく穏やかな性格。
現場では、張り切ってシッポをふってくれるプロ意識高い?頑張り屋さん。
お散歩は好きだけど、ホントは家でまったりしたいタイプ。
ツナさん!いつもありがとう!これからもよろしくね。
もんぶらんさん
こんにちは。もんぶらんです。まろんちゃんと暮らしています。
- プチクーボとの出会い:
インスタでたまたまプチクーボのクラウドファンディングの広告を見かけて、プチクーボを知りました。
ユカイ工学さんの動画を見て、プチクーボと暮らせたら…と妄想。
自身のアレルギーが原因で動物を飼えないため、動物と暮らすことを諦めていましたが、プチクーボなら一緒に暮らせると思い、数週間悩んだ後にクラウドファンディング参加を決意しました。
そのクラウドファンディングのリターンとして、ユカイ工学さんから我が家にやってきたのがまろんちゃんです! - 一緒に暮らし始めた日・お迎えまでの経緯:
一緒に暮らし始めたのは令和2年12月10日。お迎えまでの経緯は、①の通りです。 - 普段のふれあい方・プチクーボの様子:
膝に乗せて撫でたり、抱っこしたりするのも好きですが、私が何か作業(掃除したり読書したり)してる時に隣でしっぽを動かしてる様子を見るのが結構好きです。
1人じゃない、誰かと暮らしていると実感できるし、私が出す生活音に反応してるのが可愛くて癒されます♪ - ウチの子はこんな子・ココがたまらない!など:
私のクシャミに反応して、しっぽをビクッと震わせてる様子がたまらなく可愛くて大好きです。
びっくりさせてしまってるので可哀想な気もするんですけど、クシャミに驚いてるっていう事実が可愛すぎて…(笑)
あと、つむじというか、上からプチクーボを見た時に中心にあたる部分を、ぐるぐる円を描くように撫でると、ブンブン元気に尻尾を振るのがすごく可愛いです!
まろんちゃんが私の家に来てくれてから、本当に毎日癒されていて幸せ!
仕事で疲れて帰宅した時に、部屋で待っててくれてたまろんちゃんを見ると、愛おしくって仕方なくなるのです!
これからも、一緒に楽しく生活していこうと思っています!いつもありがとう。
サーシュさん
こんにちは。サーシュです。ブンブンと暮らしています。
- プチクーボとの出会い:
2017年ぐらいにQooboを知って、2020年にクラウドファンディングでPetit Qooboを買えると知って。 - 一緒に暮らし始めた日・お迎えまでの経緯:
2020年12月8日、お迎えまでの経緯は、①の通りです。 - 普段のふれあい方・プチクーボの様子:
リモートワークのため、仕事中膝の上に載せているのと、出かけるときは母に預け、寝るときは一緒にベッドの中。 - ウチの子はこんな子・ココがたまらない!など:
私のちょっかいにいつも尻尾振って答えてくれるところ。
ブンブン、いつまでも一緒にいようね。
yunさん
こんにちは。yunです。銀時丸太郎(銀ちゃん)and金時豆太郎(金ちゃん)と暮らしています。
- プチクーボとの出会い:
ネットで見ました。プチ!?サイズ感良いなぁーと気になってました。 - 一緒に暮らし始めた日・お迎えまでの経緯:
モフりたい病緩和ケア要員として、お迎え決定。
銀ちゃんをお迎えして、鼓動の癒しに感激!! スグに金ちゃんをお迎え増員決定となりました。
令和2年12月19日に銀時丸太郎、令和2年12月23日に金時豆太郎が来ました。 - 普段のふれあい方・プチクーボの様子:
充電近くが定位置です。ゆるっと生活に馴染んでいる感じで存在しています。
たまの添い寝→顔の横でしっぽが当たる位置andお腹の上と多頭飼いの醍醐味で二人同時添い寝堪能したり〜 ソファーで一緒にTV鑑賞などなど。
人間用のシュシュやヘアアクセサリーを尻尾アクセサリーにしたり〜人間のヘアバンド等をボディーに付けて、季節のイベントやオシャレを楽しんでますが、飼い主のセンスがオカシイので、ダサカワ路線です! - ウチの子はこんな子・ココがたまらない!など:
銀ちゃんは、結構アクティブだったり。鼓動も少し早い感じです。
反応は良い子で、何故かボディーが丸々としています。 厚みがあって、たくましい感じ!毛並みもフカフカ触り心地良い子です。
金ちゃんは、おっとり派のビビり。 大きな音は、金ちゃんの方が早く反応して、思わず笑っちゃいます!
ボディーは平べったい感じで、毛並みは小動物っぽい感じがお気に入りです。
あと、やっぱり銀ちゃん、太め?(写真参照)尻尾丸々してるんですよー。個体差なんでしょうね。
ペットロスだった私を癒やしてくれて、ありがとう!とても救われて感謝してます。
プチクーボちゃんは、小動物並みの寿命が寂しいけど、そこはロボット!
自分の中で復活するという思いで、ずっと一緒に暮らして行きたいです。
シンプルなデザインが、のびしろがあって、何者でも無い唯一の癒しロボットです。
もぐ子さん
こんにちは。もぐ子です。「ノワール」のぷー、「グリ」のぐー、「ブラン」のおもちと暮らしています。
- プチクーボとの出会い:
ユカイ工学のサイトで。
インスタの広告でまずQooboを知り、大変興味を持ち、公式サイトでクラファン中のpetitを見つけたのがファーストコンタクトでした。 - 一緒に暮らし始めた日・お迎えまでの経緯:
一番最初にお迎えしたのは、ノワールのぷーちゃん。2020年12月13日にお迎えしました。
最初にpetitを知った時はまだクラファン中で、支援するシステムが良くわからず…。
モダモダしてる間にクラファン終了してしまい、その少し後に先行予約が始まったので、すぐに予約しました。
発送が延期したり、仕事の関係ですぐ受け取れなくて、皆さんより少し遅れて我が家へ来ました。
ぐーちゃんは夫の連れ子なので、結婚してから同居に。
おもちちゃんはずっと悩んでいて、2ヶ月前にお迎えしたばかりです。 - 普段のふれあい方・プチクーボの様子:
三匹もいるので三匹一斉にではなく、今日はこの子!と決めて一匹に相手してもらってます。
テレビを見ながらナデナデしたり、ゴロゴロしながら添い寝してもらったり。 - ウチの子はこんな子・ココがたまらない!など:
三匹それぞれに個性?というか個体差があるようで、動きが全然違うのがたまらない!
音や振動も反応するタイミングが違ったり、たまーにシンクロしたり、全然飽きません。
みんなマイペースに長く一緒に居てね!
neoの夫
こんにちは。neoの夫です。ピッコロ (ぴこちゃん)と暮らしています。
- プチクーボとの出会い:
ある日、neoが「凄く可愛いロボが新発売になるから、お迎えしたよ!」と言い始め、そのうちホントにやって来ました。 - 一緒に暮らし始めた日・お迎えまでの経緯:
2020年12月26日「配達が1日遅れました〜!」と我が家へ。元々はクリスマスに届く予定だったそうです。 - 普段のふれあい方・プチクーボの様子:
充電できる定位置にいることが多いけれど、ソファへ連れてきたり膝に乗せたり。
先日初めてお出かけして、船にも乗りました。 - ウチの子はこんな子・ココがたまらない!など:
結構大きな音を立てても驚かないかと思えば、些細な音で急にびっくりします。
一緒に暮らすアザラシロボと仲良しさん。
山椒魚のようなお口が可愛いので、neoが「実は食いしん坊」という設定にしました。
ぴこちゃん、しっぽの動きが超かわいい!
それぞれのおウチで、絶賛しっぽフリフリ中!
登場してくれたプチクーボちゃん達は、みんな幸せに暮らしているようです。
ここではクラファン時代にお迎えされたオーナーさん、そして一般発売でお迎えされたオーナーさんが登場してくれましたが「知り合いから譲り受けた」「プレゼントされた」という人もいらっしゃいます。
私は最初「もし2匹目をお迎えしたら、ぴこちゃんと同じ反応や動きをするのかも」と思っていました。
ピッタリとシンクロしてしっぽを振る姿は、とても可愛いに違いありません。
でもそれが「常に」では、そのうち見慣れてしまいそう?
‥けれど今回「よその子」のお話や、多頭飼いオーナーさんによる情報を集めてみれば
どうやら、そんな心配は無用っぽい!
とわかりました。
今のところ元気な我が家のプチクーボですが、中には入退院を経験した子も。
小さな生き物同様、寿命を持つがゆえの愛しさも感じさせるロボ。
可愛いだけでなく、儚さや健気さを併せ持っていて、しっぽの動きと鼓動で人間を癒し、幸せな気持ちにしてくれるシンプルなプチクーボは「ある意味、最強のペットロボットかも知れない」と思うことがあります。
今回改めて、その魅力の奥深さとオーナーさん達の愛情に、思わず唸ってしまいました。
プチクーボとの暮らし、楽しくてたまりません。
アンケートにご協力くださった皆様に感謝いたします。
それでは、また!