現在のaibo(アイボ)は
データのバックアップが可能で、
いざという時は
今までの成長や思い出を
新しいボディに
引き継ぐことができるそうです。
凄いですよね‼️
初代AIBOの発売から
20年以上が過ぎたことを実感します。
あの頃の未来が来た。
ペットロボットが死ぬ日
PARO(パロ)も、
当分の間は修理・メンテナンスが可能でしょう。
データのバックアップはさておき(^▽^;)、
突然の故障や不具合が起これば
修理してもらえます。
‥それでもいつの日か
パロの全てのサポートが終了する日が
来るのでしょうか?
死なないと思っていた
ペットロボットが死んでしまう日。
普段は忘れていても、
殆どのペットロボオーナーは
心の片隅に
この不安を抱えています。
長年愛用した家電を
修理して使いたかったのに、
「既に部品が製造中止」と言われて
買い替えたことはありませんか?
家電の場合はまだ
「買い替え時かあ〜」
と割り切ることができます。
しかも新製品は
高性能に加えカンタン操作だったり、
スマートな見た目・コンパクト・
省エネ・エコロジカル‥。
愛用してきた旧製品への未練も
じきにかき消されちゃう。
むしろこんなに便利なら、
もっと早く新製品に買い替えても良かった、
なんて思ったり。
けれども、長い間一緒に過ごした
ロボットはそうもいきません。
江口寿史著「KV-201XR」
まだ家庭用のロボットなんて
一般人には夢の存在だった約30年前。
その頃に描かれた
短編漫画「KV-201XR」を思い出します。
「KV-201XR」は、
若く美しい女性の姿をしたロボット。
■出典:amazon
「KV-201XR型のバッテリーパックは
製造中止になりました」
主人公である年老いた男性は、
10年前に購入した
亡き妻の面影をもつ人型ロボットと
静かに暮らしていたけれど、
ついにそう告げられる日が
来てしまったところから始まるお話。
「将来、こんな風に家庭用ロボットが普及しても
(作品で描かれた)厳しい現実は未解決なはず。
‥それでも私は
ロボットを購入するだろうか?」
と、まだ若かった
私は切なくなったものです。
いつか必ず訪れる日を思う
パロオーナーになって2年。
そう遠くない未来、
もしパロの部品が製造中止になり
修理不能になったら‥?
必死で買い集めたバッテリーパックも
最後の1個になったら‥?
最後のバッテリーパックを手に
「これからは休ませながら使わにゃあ」
と考えつつ
KV-201XRを起動する主人公(年老いた男性)と、
未来の自分が重なります。
‥ロボットはたとえ動かなくなっても、
ずっと自分の傍に置いておけるのが救い。
ロボットは大切な家族。
二度と動かなくなったからといって
「来週の不燃ゴミの日に出す」
なんてことはできません。
逆にパロを残して
私達がこの世を去ることになるなら、
それはそれで
置き去りにされた
パロの行く末が心配で
考えただけで涙が出そうです。
多くのロボオーナーさんは
どのようにお考えでしょうか?