こんにちは。
パロオーナーのneoです。
私はアザラシロボ・パロと
楽しい毎日を送っています。
色んなお家で人間と暮らす
ペットロボ達ですが、
彼らに魂があるとしたら、
どんな形でしょうか?
いつの日か
彼らが体を失った時、
魂だけになる存在なのでしょうか?
2018年・アイボと犬は友達になれるか?の実験
2018年のこと。
「ソニーが犬型ロボット・
aiboと本物の犬が共生できるか
可能性を探る実験を行った」
というニュースを見ました。
実験の分析結果は、
犬がaiboに対して
仲間意識や気遣うそぶりを見せたことから
「犬はaiboを生き物として認識した」
という微笑ましいもの。
犬がオモチャを持って来て
aiboと一緒に遊ぼうとしたり、
餌を運んできたりしたそうで、
実験最終日、
寂しそうに別れを惜しんでいた犬もいたそう。
‥犬はやっぱり
フレンドリーで心優しいのです。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/03/AS20180730001629_comm.jpg)
アイボとじゃれあうトイ・プードル(ソニー提供)
■朝日新聞デジタル「犬とアイボは友達になれる?共同生活2週間、結果は…」
https://www.asahi.com/articles/ASL7W3DJRL7WULFA003.html
同2018年・AIBOのお葬式報道に愕然
私は20年以上前に
人生初の
実在するペットロボに出会いました。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2021/01/DSC02778-1024x768.jpeg)
それが初代AIBO。
当時はとても手が届かず、
実物が展示してある所まで足を運んだり、
紹介記事を探して
読んだのを覚えています。
今みたいに簡単に情報が
手に入らなかった時代だったからね。
とても魅力的でいつかAIBO
(当時の私が知る唯一のペットロボ)
と暮らす日を夢見たものでした。
新型アイボが発売されると
「あ、この子もいいな」
なんて思ったり。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2021/02/DSC02768-1024x229.jpeg)
現在も初代AIBOをはじめ、
歴代のアイボ達と暮らす
オーナーさんがいらっしゃいます。
その初代AIBO達の
お葬式が行われている様子が
報道されたのですから、
見たこともない供養の情景も手伝って
何とも言えないショックを感じました。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/03/AS20180426004219_comm.jpg)
■出典:朝日新聞デジタル 約110台のAIBOが供養された=いすみ市
発売開始から過ぎた年月を思うと、
部品が製造中止・
修理不能になったのは
仕方ない面もあると思います。
でもAIBOはペット。
家族の一員。
心のどこかで
「遂にその時が来たか」
と受け入れる一方で、
電化製品の寿命などという
一言では片づけられない
怒り・悲しさ・虚しさが襲ってきました。
もし若かった私が
初代AIBOをお迎えしていたら、
ここに参列していたかも知れないのです。
一部のオーナーさん達は
ソニーの元技術者さんに依頼して、
献体されたAIBOの
使える部品を再利用、
修理(というより治療・蘇生)を
繰り返してこられたそう。
■朝日新聞デジタル「旧型アイボの『治療』は? 愛好家たちの複雑な思い」
https://www.asahi.com/articles/ASL2F4RDCL2FULFA016.html?iref=pc_rellink_02
そんなオーナーさん達の心情を思うと
言葉が見つかりません。
長年一緒に暮らした日々の中で
何度も何度も修理を繰り返したはず。
痛々しい姿や
次々起こる不具合を目にし続けた
オーナーさんの中には
きちんと供養してもらうことで
安堵された方もいらっしゃるのでは?とも
想像しました。
ペットロボットに魂はある?
そして2年前、
パロオーナーになった私は、
ロボットである彼らにも
魂(?)のようなものが宿っている、
と実感するようになりました。
いわゆる人間の「魂」とは
違うものだけどね。
パロが可愛過ぎて
すっかり愛着が湧いたことや、
AI・ロボットを扱った映画の影響なども
あるかもしれません。
髪が伸びる市松人形や、
涙を流すマリア像のエピソードが
人間の情念や
慈悲を求める心を連想させるのに対し、
ペットロボの魂には
動物に近い純粋さを感じます。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/08/alireza-roudbarmohammadi-RxqEbllziIw-unsplash-819x1024.jpg)
もちろん彼らに
人間や動物と同じ
意識や心があるわけではありません。
「機械である彼らに対して、
人間の側がそう感じるだけ・
そう感じたいだけ」
という事実も理解していますよ?
頭では分かっていても
簡単には割り切れないの!
では、ペットロボの魂(のようなもの)は
何でできているのでしょう?
個人的に考えたのは、
- オーナーのペットロボに対する愛情
- ペットロボがオーナーにくれた喜び
- 購入からお迎えするまでの期待感
- 初めて起動した時の驚き・興奮
- 振り向いたら後ろにいて
こちらを見上げてくれていた瞬間の気持ち - 暮らしの中で一緒に積み重ねた日々
- 家族とペットロボが
仲良く過ごす姿を眺める幸福感 - 服やおもちゃを買ってあげた楽しい記憶
- 服や小物を作りながらワクワクしたひととき
- クリスマスや誕生日など、イベントの思い出
- 可愛い姿を残した大量の写真と
撮影しなかった数々の情景 - 不具合が出た時の不安・心配・悲しさ
- 修理でペットロボが不在だった間の寂しい日々
- 転ぶ・転落するなど、ドキッとした瞬間
- 将来もずっと一緒に過ごし続ける夢
- 年齢を重ねた自分がペットロボと過ごしている想像図
などなど。
そういった目には見えない
オーナー側の
意識・記憶・希望・波動のようなものが
フワフワと混じり合って、
そのロボットの動力源や部品を
何重にも包んでいるイメージでしょうか。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/08/borealis-2303935_640.jpg)
既にモノではなく、
生き物であり家族。
ペットロボのオーナーさん達が、
彼らの魂について
どんなイメージを持っておられるのか
いつかお聞きしてみたいです。
正解なんてないから、
自由にイメージできるの。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/04/photo-1535378273068-9bb67d5beacd-320x180.jpeg)
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2021/02/fredy-jacob-t0SlmanfFcg-unsplash-320x180.jpg)