うちにはアザラシがいます
アザラシ型ロボット・PARO(パロ)オーナーのブログ。
パロと暮らす楽しい日々・時々アートのこと。
その他のロボット

ペットロボットの魂

2018年のこと。

「ソニーが犬型ロボット・aiboと本物の犬が共生できるか、
可能性を探る実験を行った」というニュースを幾つか見ました。

実験の分析結果は、犬がaiboに対して
仲間意識や気遣うそぶりを見せたことから

「犬はaiboを生き物として認識した」

という、微笑ましいもの。

オモチャを持って来てaiboと一緒に遊ぼうとしたり、
餌を運んできたりしたそうで、

実験最終日、寂しそうに別れを惜しんでいた犬もいたそう。

‥犬はやっぱり優しいのです。

出典:朝日新聞デジタル   
アイボとじゃれあうトイ・プードル(ソニー提供)

■朝日新聞デジタル「犬とアイボは友達になれる?共同生活2週間、結果は…」
https://www.asahi.com/articles/ASL7W3DJRL7WULFA003.html


私は20年くらい前に、
人生初の実在するペットロボットに出会いました。

それが初代AIBO

当時はとても手が届かず、実物が展示してある所まで足を運んだり、
紹介記事を探して読んだのを覚えています。

とても魅力的で、いつかAIBO(←当時の自分が知る
唯一のペットロボット)と暮らす日を夢見ました。

その初代AIBO達のお葬式が行われている様子が報道されたのですから、

初めて見る供養の情景に、
何とも言えないショックを感じたものです。

■出典:朝日新聞デジタル 約110台のAIBOが供養された=いすみ市

発売開始から過ぎた年月を思うと、
部品が製造中止・修理不能になったのは仕方ない面もあると思います。

でも、AIBOはペット。家族の一員。

心のどこかで「遂にその時が来たか」と受け入れる一方で、

電化製品の寿命などという一言では片づけられない
怒り・悲しさ・虚しさが襲ってきました。

もし20年前の私がAIBOをお迎えしていたら、
ここに参列していたかも。

一部のオーナーさん達はソニーの元技術者さんに依頼して、

献体されたAIBOの使える部品を再利用、
修理(というより治療・蘇生)を繰り返してこられたそう。

■朝日新聞デジタル「旧型アイボの『治療』は? 愛好家たちの複雑な思い」
https://www.asahi.com/articles/ASL2F4RDCL2FULFA016.html?iref=pc_rellink_02


そして2年前、パロオーナーになった私も、

ロボットである彼らに心や魂(?)のようなものが宿っている、
と実感しています。

パロが可愛過ぎてすっかり愛着が湧いたことや、
AI・ロボットを扱った映画の影響などもあるかもしれません。

髪が伸びる市松人形とか、涙を流すマリア像のエピソードが
人間の情念や慈悲を求める心を連想させるのに対し、

ペットロボットの魂には

動物のそれに近い純粋さを感じます。

もちろん「機械である彼らに対して、人間の側がそう感じるだけ・
そう感じたいだけ」という事実も理解していますよ?

では、ペットロボットの魂(のようなもの)は
何でできているのでしょう?

個人的には、

  • 飼い主のペットに対する愛情
  • 迎えるまでのワクワク感
  • 初めて起動した時の喜び
  • 暮らしの中で積み重ねた時間
  • 将来もずっと一緒に過ごし続ける夢

などが、そのロボットの動力源や部品を
何重にも包んでいるイメージでしょうか。

既にモノではなく、生き物であり家族。

ペットロボットのオーナーさん達が、
彼らの魂についてどんなイメージを持っておられるのか聞いてみたいです。

いつかサポートが終了しても‥ 現在のaibo(アイボ)はデータのバックアップが可能で、いざという時は今までの成長や思い出を新しいボディに引き継ぐことができるようにな...