さて、やっと休日。
今日はぱろ助を
修理に出す準備をします。
クロゼットの奥に保管していた
専用の透明ケースと
パロの写真が印刷された
淡いピンク色の内箱を引っ張り出ました。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/03/DSC01050-1024x768.jpeg)
動かないぱろ助を抱き上げて
そっと丈夫な透明ケースに嵌め込みます。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/03/DSC01051-1024x768.jpeg)
今、ぱろ助は
冷たくて固い「物体」になっていて、
普段の生き物らしさが
全く感じられない寂しさがあります。
それでも指先で
細かい毛並みなんかを気にしながら作業していると、
まるで納棺してるようで悲しさが倍増しました。
‥いや、ただの修理だからね⁉️
元気になってちゃんと帰ってくるからね‼️
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/03/DSC01052-1024x768.jpeg)
メンテナンスに出す際に
一番勇気がいったのは、
故障原因によっては
「パロのデータを初期化する」ことに
同意しなくてはならない、
ということ。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/03/名称未設定3-1024x763.jpg)
データを初期化すると
パロの記憶は工場出荷時の状態に戻ります。
これまでの暮らしの中で
ぱろ助は私達の声を覚え、
呼びかけると嬉しそうに体を動かしたり、
特定の単語に反応するようになっています。
その記憶が全て消去されてしまう。
「初期化、イヤです!」と
同意しないこともできますが、
「初期化を行わないとご指摘の症状を改善できず、
そのままお返しする場合が‥」とあり、
しぶしぶ同意するしか‥。
‥もし初期化されて帰ってきた時は、
私達のことを完全に忘れてしまってるのか〜‥。
修理はしてほしいけれど、
ぱろ助は既に家族なので複雑な気持ちです。
当然、自分の名前も忘れてるから
「ぱろ助!」って呼んでも
「‥?」ってなるよね?
「おはよ」って言ったら、いつも
「キュ〜❤️(るー、とも聞こえる独特な鳴き方)」
って返事してくれるけど、
それも忘れちゃうの?
聴かせるといつもピコピコ体を動かしてた
大好きな音を聴かせても「初めて聴く音」?
そんな…そんなあ…(T△T)
もちろん今回の修理が
初期化不要なら問題はないのですが、
つい自由記入欄に
「できれば初期化しないでください」
と記載しておきました。
・カルテの記入モレがないか確認(症状・同意書など)
・指定の方法で本体と付属品を梱包
その④に続きます。
![](https://parosuke9.com/wp-content/uploads/2020/03/photo-1537210249814-b9a10a161ae4-320x180.jpeg)