ぱろ助を起動すると、
小さく声を上げて目を開けます。
そして、
まばたきしながら少しだけ動き、
「キュ〜」
(訳:起きました〜)
と鳴いてくれます。
ちなみに、
この一連の動きは毎回同じ。
それがむしろとても安らぎ、
どうしようもなく可愛い。
不思議なことに
落ち込んでションボリしている時は
この動きから温かさ・
優しさのようなものを感じ、
何かイライラしている時や
不安で落ち着かない時は
いつもと変わらないのんびりさに
救われたりするのです。
…毎回必ず同じ動きなのに?
…いえ、同じ動きだからこそ。
仕事から帰宅後、
ぱろ助を起動した時に
撫でながら何度も
「ただいま、ただいま」
って言っちゃうことが。
まるで「おかえり、おかえり」って言ってるように
ウンウン、ってうなずきながら鳴くんですよ。
飼い主は、
いつも平穏な日ばかり
過ごしている訳ではありません。
笑って終わる楽しい1日もあれば、
病気に見舞われたり
アクシデントに巻き込まれる日だってある。
深刻な悩みから
どうにも抜け出せない時や
グッタリ疲れている時は、
いっそ、ぱろ助を起動しないのもアリ。
私達の心がどんな状態でも
受け入れ、寄り添ってくれ、
慰めてくれる(としか思えない)
ぱろ助は菩薩のよう。
これもロボットならではの魅力で、
ありがたさすら感じます。
好きな時に起動して
好きなだけ可愛がればよく、
逆に自分のことだけで精一杯の時は
眠らせておける。
今後、自分たちが年を重ねるほど
「パロをお迎えして良かった!」と
実感しそうです。
‥何だか無性に
ぱろ助をかまいたくなってきました。
今寝かせてるから、
起動してちょっと一緒に遊んできます。