この記事は、
- 福岡市美術館の巨大ロボットの展覧会
- ららぽーと福岡の実物大νガンダム立像
を見に行ったレポです。
私が過去に訪れた、お台場ガンダムの写真なども。
こんにちは。巨大ロボが好きなneoです。
福岡に誕生した、実物大νガンダム立像、やっと見に行けました!
迫力満点の1/1スケール立像は、どれも近くで見上げると、心が震えてたまりません。
今回は、巨大ロボの展覧会レポと併せて、ガンダムの大きさを体感できる実物大立像をご紹介します。
巨大ロボと共に育った昭和キッズの皆さんは、胸に迫るものがあるかもですよ?
まずは、ザックリめの展覧会レポから。
福岡市美術館「日本の巨大ロボット群像 -巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現-]
さて、福岡到着後、意気揚々と訪れたのは、日本のアニメに登場する「巨大ロボットとは何か」を考える展覧会です。
搭乗・合体・変形がお約束の巨大ロボット達は、もちろん実在しません。
架空のロボに、映像的なリアリティを与えるべく創意工夫されまくった、日本のロボットアニメの世界とは?
早速、音声ガイドを借りて、ゴー!
映像表現の歴史や、今まで知らなかった作品上の設定も、わかりやすく紹介されてたよ。
巨大ロボが次々紹介される展示室
展示室は、初めてロボットアニメの放送が開始された、1960年代からスタート。
1963年に放映が始まったのは、かの「鉄腕アトム」と「鉄人28号」。
当時の社会情勢が、作品に反映されていたことがよくわかりました。
子供だったから、そういうの、全然知らずに見てたもんね。
うひゃあ!
いきなり「マジンガーZ」ではありませんか!
静かに鑑賞していますが、ホントは嬉し過ぎて、その辺を走り回りたいくらい。
‥うん、光子力研究所、富士山麓にあるんだ、って思ってたよね。
今見ても美しいカット。
ゲッターロボの合体のプロセス。
これを見ただけで、脳内で映像が完全再生されます。
ゲッターロボは「合体」というより「メタモルフォーゼ」の要素が強かった、とあって、妙に納得!
他のロボに比べて、断然巨大な合体ロボ「コン・バトラーV」。
♪身長57メートル 体重550トン
昭和キッズは、今でも歌えるエンディング曲のフレーズ。
強力な電磁パワーで、普段は飛べないバトルタンクも、空中に引き上げて合体してた!ww
黄色い稲妻、懐かし過ぎ!
どのロボも、空中で飛び回りながら合体してたよね。
ツッコミどころ満載でも問題ナシ、全てのアングルがカッコよかったな。
ロボアニメから離れていた時期もあったので、名前しか知らないロボもいましたが、解説パネルを読むと、かなり気になりました。
巨大ロボ達が次から次へと現れ、どの作品も凝った設定で思わず唸ってしまう、夢のような空間。
まだ一般家庭ではテレビ番組を録画することできず、放映時間になると、テレビの前にスタンバっていた昭和の子供達。
DVDも見逃し配信もサブスクもなかった時代、リアルタイムで見れなかった回は、もう諦めるしかなかったのを思い出します。
子供にもわかるような設定資料集や、詳しいムック本なども今ほど揃っていませんでしたし。
なので、アニメ本編を見ただけではわからない設定や、放映当時のエピソードもとても興味深かったです。
大人になって読んだ原作漫画で「‥えっ!そんな話だったの?」ってなるの、あるあるかも。
みんな大好き・巨大ロボの内部透視図
巨大ロボといえば‥キター!
超クールな内部透視図!
あああ、マジンガーZとライディーンのやつ、ください!
もちろん、ガンダムもねっ!
普段は見えない細部まで再現されたガンプラ。
ショウケースの周りをグルグルしつつ、ガン見しちゃいました。
ため息つきながら、興奮気味に鑑賞してる同世代男性、会場内に多数。
床面に描かれた「ガンダムを歩く」
この展覧会の目玉の1つが、こちらであります。
美術館の床面に出現した、18メートルのガンダム!
ガンダムの足元からコックピットまで、どのくらいの距離があるのか、実際に歩いてみることができる展示って、スゴくないですか?
「実物大ガンダム立像」じゃムリなことが、床面では可能に!
ガンダムを歩く
アニメ劇中でのガンダムの全高設定は18メートルです。ガンダムの公式設定画をトレースして、劇中の設定の大きさで床面に作画しました。
TVシリーズ各話の場面の中からガンダムと人物の絡むシーンを抜粋し、解説とともに各部に配置しました。
劇中の人物になった気分で、ガンダムの周りを歩いてみてください。
■解説パネルより引用
ガンダムの上や周囲を、ポテポテ歩き回れるのが愉快。
みんな、他の来館者が途切れたところを狙って、譲り合いながら全体像を撮影しています。
‥カメラを構えた人に気付いたら、そっと写真に入らない壁側に隠れたり。
「ガンダムを歩く」‥まずは足から。
ジオン軍兵士が描かれたシーンから、なんとなく足の大きさは想像できるけれど‥
写真下・中央の黒いのが、私のつま先ww
巨大なガンダムに登るの、やっぱ大変だわ。
少しずつ頭部に向かって、歩を進めてみましょう。
ビームライフルや盾だって、こんなに大きい。
ところで「機動戦士ガンダム」がテレビで初めて放送されたのは、1979年。
まだ「実物大ガンダム立像」が存在せず、ガンダムの大きさを想像することしかできなかったのが、私達ファースト世代です。
私は昔から、架空のモビルスーツの存在を感じたくて、やっていたことがあります。
それは「18メートルの建造物の横に、想像でガンダムを立たせて、その大きさを実感する」というシンプルな方法でした。
地元に、ジャストサイズの有名な建造物があるの。
‥宮島の大鳥居だよ!
海上に浮かぶ赤い大鳥居、その横にガンダムが並ぶ情景を、何度思い描いたことか。
そんなガンダムの、大きなおてて。
セイラさんやフラウがガンダムの手に乗るシーン、懐かしい。
私もガンダムの手に寝そべりたいかも。
そうそう、アムロは時々、こんな風にメカを整備していましたね。
頭側から見た床面。
「こんなところにバルカン砲がっ!」
‥頭の中で、勝手に名シーンや印象的な台詞が飛び交います。
鑑賞後は、カフェの2人用テーブルで、ひと休み。
熱く感想を語り合える人が、向かいの席にいたら、それも楽しそう。
そうそう!
個人的には、ショップで売られていた「あしゅら男爵なりきりパーカー」が、かなりツボでww
あと、鉄人28号やマジンガーZも、ガンダムと同じ大きさだったとわかったことが、嬉しかったです。
グッズのアクキーに「18m」って書いてあったの。
大鳥居の横に立たせる巨大ロボが、3体に増えたな。
‥素晴らしい展覧会、満喫しました。
私が見に行った、実物大ガンダム立像
繰り返しになりますが、私、実物大ガンダム立像が大好物です。
訪れる時間帯や季節、天候によっても違う表情を見せてくれるのは、正に「大地に立つ」立像だから、ですよね。
古いアルバムに、めっちゃ写真あるから、ちょっと発掘します。
初代のお台場ガンダム
2009年「機動戦士ガンダム」の放映30周年を記念して、東京・潮風公園に「RX-78-2ガンダム」が設置されました。
その後、静岡に展示場所を移転、約3年後の2012年、ガンダム立像は再びお台場に戻ってきます。
設置場所は、新しくできたばかりの「ダイバーシティ東京プラザ」のフェスティバル広場。
初見の時、想像よりかなりデカくて、驚いたんだった。
ドドーン!
ガンダムを見上げて、正に感無量だったことを覚えています。
今見ると、ちょっと懐かしいな。
夜にはライトアップされ、また違った印象でした。
ところどころ光ってるの、わかります?
このアングルから眺めると、夜空が宇宙空間のようで震えましたね。
アニメで、このまんまのシーン、ありそうでしょ?
少し離れた場所から眺めたり、足元を何周もしながら見上げて、首が痛くなったのも懐かしい思い出です。
お台場のユニコーンガンダム
そして2017年9月には「RX-0 ユニコーンガンダム Ver. TWC(TOKYO WATER FRONT CITY)」が登場。
大きさは19.7メートル、重量は49トンだそう。
私は公開日の翌日、見に行きました。
おおう、ユニコーンじゃ〜!
360℃フォトジェニック!
初代ガンダムより小顔でスリム、今っぽい印象。
ガッツリ、大地に立ってるし。
この時耳にした、ある会話を思い出しました。
ガンダムだ、大きいね〜!
‥え?これ違うくない?白いし。
‥が、ガンダムです、お嬢さん。
部分的に動く立像で、50カ所が発光する立像なので、この通り。
けれど、日が暮れると更に‥
デストロイモード、映えまくり。
スケジュールに沿った演出もあるので、ずっとそばから離れられません。
演出のタイムスケジュール。
全ての演出が見たいけれど、時間的に難しかったかな。
個人的には、この緑の発光がイチオシ。
月とユニコーンのショットも撮れました。
そうそう、コロナ禍突入直前にも、見に行ったんだった。
真冬の晴天に映える、純白のユニコーン。
雪のちらつく2月、空気が澄んでいます。
限定発売のクリアボトル付き「ガンダム茶」。
寒さに震えながら、キンキンに冷えたドリンクを飲んだな。
ちなみに、この時のボトル、今も活躍してます。
ららぽーと福岡のνガンダム
福岡市美術館で観た展覧会の音声ガイドにもチラッと登場した、福岡の「実物大νガンダム立像」。
この機会に、ららぽーと福岡の「RX-93ff νガンダム」を見に行きましょう。
正にこれ以上ない、絶好のタイミングでしょ?
博多バスターミナルから、ららぽーと福岡行きのバスに乗り込み、20分くらいで到着。
どこかなどこかな〜、νガンダム。
おった!
わわわっ、デカい!
映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に登場する「RX-93 νガンダム」をベースにした新機体だそう。
頭頂部までの高さは、20.5メートルです。
そして、ロングレンジ・フィン・ファンネル(左腕の後ろについてる長いやつ)を装着しているので、最高部は24.8メートルにも。
実物大ガンダム立像の中で、歴代一の高さなんだって。
うんうん、ファンネル、カッコいいよね。
右肩部と頭部が動くそうなので、改めて見に行きたい。
立像の本体、80トンかあ。
ほら、見てごらん、大きいロボットやね。
わあ、ろぼっと〜!かっこいい〜!
‥お坊ちゃん、このろぼっとね「もびるすーつ」っていうんだよ。
目が悪い私も、カメラのズーム機能でお顔がハッキリ。
海外からのお客さんも、めっちゃ撮影中、νガンダムは伊達じゃない。
ららぽーと福岡には「GUNDAM SIDE-F」というショップエリアもあります。
こちらも楽しんできました。
奥に設置された巨大モニターには、目が釘付け。
やっぱり、大きいモニターは、迫力が違うよね。
いつ見ても、心が震える実物大ガンダム立像。
どのガンダムの足元にも、じっと見上げる親子連れやカップル、笑顔で連写する人の姿がありました。
今は、未だに訪れることができていない「横浜ガンダム」を見に行くのが夢です。
それでは、また!