アザラシロボ・パロオーナーのブログ。
パロやプチクーボと暮らす楽しい日々・時々アートのこと。
美術館・博物館巡り

【外出すると疲れる?】美術館へのお出かけなら身体に優しい・HSP(繊細さん)にもオススメ!

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こんにちは。

年間平均45回、各地の美術館・博物館を訪れるneoです。
今話題のHSP(繊細さん)でもあります。

Aさん

どこかへお出かけしたいけど疲れるのはちょっと。
でも人の少ない公園で座ってるだけじゃ物足りない。

体力を温存しつつ気分転換ができて、
充実したひと時を過ごせる場所をお探しですか?

  • 身体に負担をかけずに有意義な時間を過ごしたい方
  • HSP(繊細さん)で人混みや刺激ですぐ疲れる方
  • 今までお出かけ先に美術館という選択肢がなかった方
  • アフターコロナで久々の外出に不安がある方

そんなあなたに、

neo

美術館へのお出かけ
ご提案します!

日常と切り離された場所であり、
感性を刺激してくれる美術館。

この記事で、

美術館、実は身体にも優しい施設だった!
こんな人でも美術館なら安心して出かけられる!

を、あるあるパターンから少し特別な場合まで、
シチュエーション別にお話しします。

目次からジャンプして、是非ご参考に!

気分転換はしたいが疲れるのはイヤ

中規模施設・家から割と近い・興味のある展示を開催中

ここのところ、ずっと忙しい毎日。
働いて、働いて、やっと訪れた久々の休日。

現実逃避も兼ねてどこかへお出かけしたいけど、

とにかく疲れたくない。

部屋で丸一日寝てたら体は休まるけど、
それだけで休みが終わっちゃう。

そんな時に美術館。

30分もあれば見て回れるこぢんまりした施設から、
一周すると1日費やす施設までありますが、

neo

オススメは中規模施設です。

館内ではゆったり作品を見て回るので、
身体的にはそんなに疲れません。

できれば、家から近いほうが行き帰りがラクです。

外出ついでに
気になっていた小さな用事も片付けちゃえたり。

もしその美術館が
あなたの興味を引く展示をやっていたらとてもラッキー。

鑑賞しはじめると、すぐその世界に引き込まれていきます。

この体験は、
ある意味「旅行」とも言えるのでは?

部屋で丸一日寝ていたら絶対味わえなかった出会い・感動があり、

「明日からまた頑張ろう!」と元気になれることも。

neo

午前中に出かければ人が少ないし、
夕方の早い時間に帰宅して、夜はお家でまったり。

体力はちゃっかり温存しつつ、

非日常的な場所に身を置くことでバッチリ気分転換できるのでした。

街の喧騒や人混みに疲れた

今いるエリア内にある・小〜中規模施設・カフェや中庭あり

街に出たけど、もう歩き疲れちゃった。
人混みもウンザリ。

せっかくオシャレして出てきたんだし、
帰宅するにはまだ早いかな。

街歩きでは色んな方角から様々な情報が目に飛び込んできて、

すれ違う人や車にもだんだん疲れてきます。

乗り物で移動するのも地味に疲れる。

そんな時に美術館。

もしあなたのいる場所の近くに美術館があれば
立ち寄ってみてください。

時間と空間をヒョイッと飛び越えた出会いが待っています。

聞いたことのない施設・
知らなかった施設でも大当たりかもしれません。

一歩足を踏み入れると、
瞬時に街中の雑音・騒音がカットされます。

喧騒から突然、別空間にワープしたような静けさに包まれて救われますよ。

高い天井や広いロビーが出迎えてくれることも。

小さな中庭やカフェがあれば、
まずは座って深呼吸するとホッとします。

それから展示室をの〜んびり見て回れば、心と体、両方回復。

睡眠不足が重なっている時はご用心!

疲れた身体で快適な空間に包まれた途端、そこはもう天国。
静か〜で、薄暗〜い美術館。強烈な睡魔に襲われます。

実は私、鑑賞中に立ったままウトウトしちゃったことが‥。

作品保護のため照明が落としてある会場(←たまにある)で
一瞬寝てしまったようで、突然両膝がガクッとなりました。

両隣の人はビックリ、私も一瞬何が起こったかわからない。

もし目の前の作品にフラッと倒れかかったり、
慌てて作品に「ドン!」って手をついちゃったら
ちょっとした騒ぎに。

‥夜勤明け、危険。

「眠いから美術館で一休みしよ」はダメ。
‥マジ、寝ちゃう。
あくまでも美術館は作品を鑑賞する場所です。

足が痛くてサクサク歩けない・時々座りたい

小〜中規模施設・比較的新しい施設・座れる場所が多め

今日は履き慣れない靴で出てきたから、
だんだん足が痛くなってきたー!

相方が「足が痛くてもう歩けない」って言い出したー!

夜のイベント用にハイヒール。
昼間はあまり歩き回りたくない!

足が痛いだけで、

もうお店を見て回ったり、お買い物する気力、ナシ!

早く帰って靴を脱ぎたいけど、そうもいかない。

‥どこ行こう?

そんな時に美術館。

アスファルトやデコボコ道と違い、
館内はフラットで足に優しいです。

エレベーターが利用できるバリアフリー対応の施設も増えました。

痛さのあまり、
ヘンな歩き方で街中を歩き続けるのは辛いですよね。

美術館をゆ〜っくり歩くなら、
長時間立ちっぱなしのような膝や足首・窮屈な指先への負担は少ないはず。

かなり痛くなってからでは遅いので
「今日の靴は痛くなりそう」という日は、最初から
足に負担のかからない移動手段・コースを選ぶのが大切。

こんな日も「美術館」という選択、オススメですよ!

美術館の中には、
展示会場がカーペット敷きになっている施設がありますね。

フカフカして足に優しいだけでなく、
来館者の足音が気にならないので私は好きです。

そういえば「ハイヒールはカーペットの上を歩くための靴」
と聞いたことがありませんか?

履き慣れないハイヒールで固いアスファルトを歩き続けたら
すぐ痛くなってしまうのも頷けます。

「展示に夢中になってしまい、気付けば長時間立ちっぱなし!」

ということも起こりがちですが、

ゆったりした気持ちで絵や彫刻を鑑賞しつつ、

時々、休憩エリアに座って休みましょう。

大きい作品の真正面!という贅沢な位置に
ソファーが設置してあったり、

吹き抜けのロビーなど、
眺めのいい場所に椅子があることが多いです。

自由に閲覧できる展覧会の図録をパラパラ眺めたり、

併設カフェに入って足を休めるのもオススメですよ。

お腹すいた・喉かわいた

カフェやレストラン併設・飲食可のエリアがある

えーっと、この辺でご飯を食べたいんだけど‥
いいお店、知らないな。

アート鑑賞の前にお茶したいかも。

そんな時に美術館。

館内にレストランやカフェの併設があるなら、
アート鑑賞と食事・お茶をくっつけませんか?

歩き回った挙句、
適当なお店に入るより疲れませんし、断然楽です。

入館券を見せると割引してくれる場合もあります。

Bさん

いや、別に絵とか見るつもりないし‥

‥はい、それも大丈夫!

美術館のレストランやカフェって
ほぼ入館券なしで利用できるので、

食事やお茶だけを目的に美術館に立ち寄るのもアリ。

ついでに、ミュージアムショップも自由に覗ける場合が多いです。

美術館のレストラン・カフェは静かでいい感じのお店が増えていますよ。

店員さんがスマート・親切だったり、
お客さんも上品な人が多い印象。

凝ったレストランでは、ホテルシェフの料理が頂けたり、

特別展に合わせた期間限定メニューが提供されることも。

neo

ある展覧会の時に頂いた、
期間限定イタリアンランチコース、最高でした。

施設によっては飲食店の併設がなかったり、営業時間外だったり、

大人気でとても入れない、というパターンや、

自販機と飲食可エリアだけ、という場合もありますが、

「あっ!この美術館、なんか素敵なカフェがあるんですけど⁉︎」

「このレストランのメニュー、美味しそうで惹かれる〜!」


「このお店が目的で(美術館に)来る人も多いんだって〜」

というお店を見つけたら、一度立ち寄ってみては?

でも、せっかくなので、
アート鑑賞も是非是非!(^▽^;)

今日は喋りたくない

全ての美術館・音声ガイド貸し出しがある

休日くらい誰とも喋らず過ごしたい。

人に邪魔されず、一人の時間を満喫したい。

今日は喉が痛くて声が出ない。
ありえないほど声が枯れている。

そんな時に美術館。

基本的に、静かに作品を鑑賞する美術館は「喋らない場所」です。

もし誰かと一緒に訪れても、
鑑賞中ずっと喋り続けることはマナー違反。

受付の人やスタッフさんと一言二言、
言葉を交わすことがあるかないか。

どうでもいい雑談がずっと耳に入って困ることもありません。

もし館内で大声で話し続ける人がいたら、
スタッフさんが注意してくれたり。

貴重な時間だからこそ、じっくり作品を鑑賞したり、
作品の世界に没頭したいですね。

「喋りたくはないけど、
心地よい声で作品解説を聞きたいかな」という時は、

neo

音声ガイドを借りるのがオススメ。

音声ガイドがない展示も多いですが、
特別展などではよく見かけます。

音声ガイド付きで鑑賞すると、
作品解説や秘話が聞けるのはもちろん、

周囲を気にせず作品に集中できるし、
同行者にも話しかけられません。

音声ガイド、昔に比べると進化しています!
有料だけになかなか面白いのでオススメします!

途中、名画にちなんだ古典音楽や心地よい静かな曲が
箸休め的に流れたり、作者本人のコメントが聞ける、
といった凝ったガイドも。

neo

最近は人気俳優・声優さんが
ナレーションを担当している
ことがほとんど、ってご存知でしたか?

さすがは声のプロ、一昔前のように、

謎のボソボソ声が解説パネルを棒読みするだけの
退屈ガイドとは別物なのでご安心を。

作品の解説にはそこまで興味がなくても、大好きな人が
ナレーションを担当してる!
という時は借りる価値アリ。

むしろ、音声ガイドだけを目的に訪れてもソンはないほど。

その人の声を耳元で聞くことで、まるで一緒に鑑賞している
ように感じられ、余韻が楽しめるのも嬉しい。

昔はすぐ耳が痛くなった重いイヤホンも、時に音割れして
聞き苦しかった音質も、最近は改良されて快適になってます。

暑すぎ・寒すぎ・悪天候

全ての美術館

あらかじめ荒天が予想される中、
わざわざ出かけることは少なそう。

けれど、街を歩いていたら午後から天気が急変したり、
旅先で悪天候に見舞われてしまうこと、ありますよね?

信じられない大雨、しかも‥今の、雷?

そのほか、

  • 猛暑:暑すぎ!日差しが強すぎ!熱中症で倒れそう!
  • 極寒:寒すぎ!凍死しそう!風邪ひいちゃう!
  • 暴風雨:こんな日に限って!傘も役に立たず、もう遭難状態!
  • 大雪:既に吹雪?道が凍って危ないし、前が見えない!
Cさん

‥なにコレ⁉︎‥どうしよ、どうしよ‥。

そんな時に美術館。

外を歩くのが厳しい天候の時のお出かけ先なら、
年中快適な環境を誇る美術館、

有力候補です!

外出中に天気が急変した時も、
運よく近くの美術館に入館できたら、

本気で「助かったーーっ!」って思っちゃう。

悪天候時に限っては、美術館そのものが持つ魅力に加え、

強烈な日差し・暴風雨や大雪からも
ガッツリ守ってくれる安堵感が何とも。

水滴がしたたるような髪・ひどく濡れた服や
泥で汚れた靴での入館はマナー違反!

以前、にわか雨で服と靴下が湿ってしまった時、

ミュージアムショップでTシャツと靴下を買って、
無事着替えられたことがあります。

neo

すぐにレストランで温かい食事までできて、
ホント、生き返りました。

一度入館したら、
割と長時間滞在できるというメリットも。

じっくりアート鑑賞して退館する頃、

悪天候が回復してたらラッキー。

また、アレルギー持ちには、
花粉・黄砂・PM2.5が激しく飛散するシーズンも、

美術館、オススメスポットですよ。

退館しようとしたら、外はまさかの大雨⁉︎だった時。
‥ミュージアムショップで折り畳み傘を買って問題ナシ!

最悪、美術館の玄関から直接、駅やホテル、家まで
タクシーを使って安全に移動することもできます。

受付でタクシー会社の電話番号を教えてもらえたり、
ある美術館では玄関前に提携タクシーを呼んでくれました。

悪天候で困った時、
実は美術館って色々ありがたいんです。

荷物のせいで身軽に行動しにくい

全ての美術館

こういう日、ありませんか?

  • 今日はいつもより大きい鞄
  • 手が痛くなるほど重い荷物
  • キャリーバッグをゴロゴロ引きながら移動中
  • 途中の買い物で荷物が増えた
  • かさばるコートをずっと手に持っている
  • 傘が邪魔
Dさん

この荷物さえなかったら、
もっと行動しやすいんだけど〜。

そんな時に美術館。

「こんな荷物持って美術館なんか行けないよ」と思ってる人、

大丈夫です!

美術館にはコイン返却式のロッカーがあり
ロッカーに入らない大型の荷物は預かってもらえます。

なぜかというと、

  • 鑑賞する人がほぼ手ぶらで快適に鑑賞できるように
  • 他のお客さんの迷惑にならないように
  • 誤って作品を傷めたり、壊したりしないように
  • 施設の壁や廊下をキャスターで汚さないように
  • 勝手に展示室の片隅に荷物を置かないように

他にも設置してある理由はあると思いますが、

美術館では

「‥私?元気だし、重い物は持ち慣れてるから大丈夫!」

「スーツケース持ったまま鑑賞するから気にしないで!」

なんて言わず、

みんなのために預けましょう。

貴重品と最低限の手荷物が入る小さな鞄やサコッシュがあると便利

「ほぼ手ぶら」は、アート鑑賞も食事もお茶ものびのび楽しめます。

荷物で手が塞がっていて、ミュージアムショップに入るのを諦めたり、
別館の展示室に足を伸ばすのをパスするのは勿体ない。

neo

腕に抱えたダウンコートを預けるだけでも、
心身の自由度がアップ。

美術館では無料のコインロッカー、一択!

積極的に利用してください。

一時的に両手が開放される安堵感、クセになります。

何よりアート鑑賞に集中できますし、
身体の疲れも格段に違いますよ。

訳あってただいま絶食中

興味のある展示を開催中・レストランやカフェの併設がない

大切な人と食事の約束をしてて、今は食べるのを我慢中、とか、

病気やダイエットで、食べて良い物と時間が決まっている、とか‥

とにかく、
お腹が空いた状態でこの数時間を乗り切らなきゃいけない状況。

家や街中には食べ物の誘惑がいっぱい。

視覚と嗅覚で胃が刺激されます。

隣人が超おいしそうな
サンドイッチを食べ始めて辛くなったり。

普段だったら、私もとっくに食べてるんだけどなー‥。

油断してたら、
あらゆる誘惑が空腹を加速させてしまいますよね。

そんな時に美術館。

展示室に厨房や料理の匂いは絶対来ない空調設備なので、
カレーや焼肉の殺人的ないい匂いが漂ってくることもナシ。

基本的に飲食物は持ち込み禁止なので、手にタピオカや
フラペチーノのカップを持って歩く女子もいません。

美味しそうな料理の写真付き立て看板は‥

もしかしたら美術館が本格的なレストランを併設していたら
目に入っちゃうかもしれませんが‥ま、その程度です。(笑)

街中に比べ、食べ物の誘惑が少ないのは確かですよ。

私は時々、病院で検査を受けるため、
絶食を言い渡されることがあります。

午後の検査なら、当日朝から何も食べちゃダメ、
昼の検査なら前夜から絶食。

家では家族が普通にご飯やお菓子を食べてて辛い。

neo

‥そうだ、美術館、行こう。

興味深い作品の数々に見入ったり、
解説パネルで作家の生きた時代背景を知ったり、
絵に描かれた人間関係を思い描いたりしていると、

絶食時間を乗り切れるんです。

体調イマイチ・慢性痛

家から割と近い・癒し系や興味のある作品を展示中

痛みの種類・原因にもよるけれど、

痛みに全神経を集中していたら、
より痛みを強く、長く感じることってありませんか?

寝込むほどじゃないんだけど、体調イマイチ。
我慢できるんだけど、生理痛。
動けないほどじゃないんだけど、筋肉痛。
低気圧で軽く頭が痛い。
胃の調子が悪くて食欲がない。

部屋に篭ってたら、
嫌なことばかり考えて暗くなりそう。

程度や体質によっては家で安静にしていてくださいね!
万一、出先で倒れてしまったらあなたも周囲の人も大変です。

でも、家から出れないほどでもないし。
自分、こういう日、たまにあるし。

むしろ身体に負担がかからない場所だったら出かけたい感じですか?

そんな時に美術館。

結論から言うと、
気を紛らわせることができるかもしれません。

うまく行けば、
気分転換になり症状が楽になっていることも。

身体を酷使せず、
静かで穏やかでリラックスできる空間。

ゆっくり歩くだけで、
次々色んな世界が目に飛び込んでくる別世界。

しかも休みたくなれば、
いつでも座って休める安全な場所、それが美術館。

外に出れそう・出てみたいなら、

私はとりあえず簡単な手荷物だけ持って、
ユルユル出かけます。

途中「‥やっぱ無理」となる前に切り上げる勇気は常に持った状態で。

辛くなる前に、
普段ならスルーする併設カフェで一休みするのもアリです。

興味深い展示や、穏やかな気分になる作品を眺めている間は、
しんどさがあまり気にならなかったり、

気付けば出かける前より元気になっていることもしばしば。

neo

この効果を期待して、私は美術館に出かけます。

ただ、普段よりも刺激に対して敏感になっていることをお忘れなく。

あと、苦手な展示や深刻すぎる内容の展示はまた今度。

癒されたり、
気分転換になる作品を鑑賞するのが大前提ですからね〜。

熱中症が心配な季節は水分補給が大切です。

展示室への飲食物持ち込みが禁止の場合、
飲み物は荷物と一緒に無料ロッカーに預けます。

施設の片隅にカフェや自販機があったり、
水を飲める冷水機の設置を見かけることもありますが、

施設によっては全くないこともあるのでご注意を。

私は外出先で定期の内服薬を飲んだり、
鎮痛剤を追加したくなった時のために、

いつもペットボトル飲料を持ち歩いています。

ロッカーに飲み物を預ける前に早めの服薬を済まることも。

時間通りの服薬が必要な方は、
少し気にしておきましょう。

neo

通常は、途中でロッカーの
荷物を取りに行くのも可能です。

以前、東京国立博物館でロッカーに飲み物と薬を預け、
大混雑している会場を回り始めてしまったことがあります。

鑑賞に時間がかかり、途中で薬を追加したくなりましたが、
一度展示室の外に出たら再入場できない大人気の特別展。

仕方なく展示後半を諦め、階下のロッカーに直行しました。
寒かったので預けた上着も羽織りたかったんです。

館内の冷房が強いこともあるので、気をつけてくださいね。
やせ我慢して最後まで展示を見続けていたらマズいです。

うまく行けば

「一日中、不機嫌さや地味な痛みに
全身を乗っ取られてゴロゴロしてた」を回避できます。

非日常的な世界に触れたことで、
達成感や充実感を味わえるかも知れません。

繰り返しますが、
出先で症状が悪化したり倒れては大変なので、

そこだけはご判断を誤らぬよう!

外出先でトイレが心配

全ての美術館

最近トイレが近くて困る・我慢が効かない・今日はお腹の調子が‥。

深刻な問題ですよね。

空腹は我慢できるけれど、こちらは無理!

トイレが心配で、
長時間の街歩きやアウトドアを敬遠する友人もいます。

せめて建物の中なら‥、と
巨大ショッピングモールに出かけたら、

トイレが遠い上、辿り着いてみれば長蛇の列。

お腹痛いよう〜。
ペーパーがないとか、もう最悪。

映画館だって、
途中でウロウロできないから我慢・我慢。

すぐトイレに行けないとか怖すぎる。

‥やっぱ、家にいよう‥。

Eさん

すぐ入れる清潔なトイレがあれば
ありがたい!
‥そんなお出かけ先、あったっけ?

そんな時に美術館。

美術館はロビーだけでなく、

各展示室を出た場所や併設カフェ付近など、
ところどころにトイレがあります。

neo

経験上、美術館のトイレで並んで待たされることは
滅多にありません。

展示室内にトイレがない場合は、
あらかじめ入口に

「この先にはトイレがありません」

などと表示してくれてますので、
先に済ませておけば大丈夫。

我慢は辛い上、体に良くないですしね。

トイレが近い友人も私も、
心置きなくアート鑑賞を楽しんでますよ。

再入場不可の会場や、一方通行で鑑賞するシステムなら、
近くのスタッフさんに一時退場の相談を。

緊急時は遠慮せずに
一番近いトイレの場所を教えてもらいましょう。

こっそりトイレへの近道を案内していただいたことも。

スタッフさんは来館者の味方。
慣れておられるので心強いです。

無理できない

全ての美術館

  • まだ病み上がり・実は退院して間もない
  • 妊婦さんやご高齢の方・杖ユーザー
  • 怪我などでサクサク歩けない・片手しか使えない
  • 久々の外出で安全面が不安

それでも、できれば本格的なアートに触れたいな、という人。

「そもそも外出なんて無理だから!」という人は、
ここに含みません。

疲れやすく、
元気な人と同レベルの行動は難しいけど、

身体に負担がかからない場所ならば出かけられる。

ちょっとオシャレして、
非日常的で充実した時間を過ごしたい。

そんな時に美術館。

自分のペースで無理なくアートを鑑賞することができます。

長期間のステイホームで、いつの間にか足が弱ってませんか?
特に妊婦さんやご高齢の方にとって転倒は大きな事故です。

一歩外に出ると、ふいに後ろから人がぶつかってきたり、
予期せぬ子供の飛び出しでフラッとよろけてしまったり。

私、道路で膝にキャリーバックをぶつけられたり、
足をキャスターで轢かれたことが何度かあります。

狭いお店で手元に気を取られながら歩いていると、
わずかな段差で足を挫いたり。誰にも助けてもらえません。

neo

も〜、お外は危険がいっぱい!

その点、広々とした美術館はフラットな床で障害物もなく安全です。

カーペットに引っかかって転んだり、
何かにつまづくことはありません。

安心できる空間で、
美しい物に囲まれるひとときを過ごせたらいいですね。

おまけ:こんなのは優しくない!

美術館で、運悪くこんな日に当たっちゃうことも。

  • 入館チケットを買うまでに、2時間待ちの大人気
  • 更に展示室に入るまで、行列に並ばされて2時間
  • やっと入館できたが、大混雑で展示物がほとんど見えず
  • すいているエリアに移動したくても自由に動けない
  • 家族連れや学校行事の子供が騒いで走り回っている
  • マナーの悪い大人がいてとても迷惑
  • 何を見たのかわからない感じで疲労感だけ残る

都会での大人気展、
話題になると人が押し寄せちゃうんです〜。

割り切って入館するか、今回は諦めるか。

ニュースやHP・SNSなどで会場の混雑状況を調べたり、
既に行った人に話を聞くのも参考になりますが、

「今日の私は超元気!体力が有り余ってる!」

「2時間でも3時間でも余裕で待てる!」

「少々のことは何でもないからドンと来い!」


という時を見計らって出向きましょう。

neo

もしくは、いざという時
頼れる誰かとご一緒に。(笑)


‥そんな訳で、お出かけすると疲れがちな皆さん、

色んな意味で
美術館は身体にも優しいんです。

これまでお出かけ先の選択肢に美術館がなかった方、

試しに一度、訪れてみてくださいね!

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