アザラシロボ・パロオーナーのブログ。
パロやプチクーボと暮らす楽しい日々・時々アートのこと。
デジ絵に挑戦!

【シニア・デジタルイラスト初挑戦】その①:重い腰をあげる

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こんにちは。

アナログ絵から
デジ絵に移行したいシニア・neoです。

「デジ絵学校や教室に通えない=デジ絵、無理!」

と思い続け、早20年。

効率の悪さを承知で
家で独学することにしました。

この記事は、
デジ絵習得技術をサクサク解説するものではありません❗️

  • シニアがデジ絵を習得する過程に興味がある
  • ユル〜い独学でも描けるようになるか知りたい
  • 趣味の範囲で描けるようになればいいと思う

という人向けで、

効率良い習得・上達には、

デジ絵の学校や
教室に通うのが絶対に近道です。

それができない私は、
長年デジ絵に手を出せませんでしたが、

やはり習得したくて
独学で挑戦してみることにしました。

20年前は敷居が高かったデジ絵も、

今は本やネットなどで情報を得やすく、

ソフトも色々改善されて
初心者に優しくなっているかも。(←淡い期待)

‥しかし、大丈夫か?

若い人ならいざ知らず、
周囲に教えてくれる人もいない中、

ホントに今更
アナログから移行できるのか?

過去に挫折の経験があるため
不安いっぱいのスタートですが、

成長過程をブログに残しながら
頑張ってみます。

「デジ絵に挑戦したいけど、
ずっと手を出せないまま」

なシニアの方々のご参考になれば嬉しいです。

neo

今回は、残念な過去の失敗談から。

最初の難関はペンタブ選びと初期設定だった

私の場合、過去の失敗の原因は

  1. ペンタブとパソコンさえあれば、はい!デジ絵が描ける環境!
  2. ペンタブとパソコンは簡単に繋がって、すぐデジ絵を描き始められる!

と考えていたことでした。

‥ダメです!
特に①は激しく間違ってます!

デジ絵を描きたいばかりに、

全く基礎知識もないまま、
いきなりペンタブを購入しては危険ですよ。

neo

「‥え?そこから?」だよね。
そのくらい無知でした。

  • デジ絵で何を描き、どうしたいか考えておく
    (例:風景画を描いて印刷したい・ブログに載せたい)
  • 初心者向けの入門書を参考にする
    (機材選び・準備あたりから丁寧に解説してある本)
  • 店頭で実物を見て買うなら、店員に相談する
    (初心者向きかどうか・予算内の価格など)
  • パソコンやペンタブは自分に合ったものを選ぶ
    (パソコンのスペック・ペンタブサイズなど)
  • 既に持っているパソコン・iPadなどを使うなら、
    それに対応したペンタブを選ぶ。
  • 自分で初期設定できなければ、詳しい人にやってもらう

購入後の各種設定について。

どこを見ても
さも簡単そうに書いてありますが、

なにがなにが。

私は以前、
ここで挫折しました。

neo

「カンタン設定の後は、早速描いてみよう!」
って、‥私、描くに至らなかった。

どう頑張っても設定ができず、

何一つ描けないうちに

「デジ絵、難しすぎて私にはとても無理」

となった時の絶望感と言ったら‥。

でも大丈夫です!(・ω・)b

以前の私が無知・無謀過ぎただけで、

正しい製品を選び、
順番通りに操作していけば設定できますよ。

neo

昔よりも初心者向けの解説が手に入りやすいし、
子供の頃からデジ絵に触れてる世代も増えました。

初のデジ絵体験はキッドピクス

私の初のデジ絵体験は1990年代。
仕事場のマック(ネット接続なし)に入っていた

キッドピクスでした。

このお絵描きソフトは
マックに最初から入っていたんだと思います。

まだ一般人が
やっとパソコンを触り始めた頃だったような‥。

キッドピクスを起動してみると

「‥うわ!
紙が画面の中にあるーーー‼️」∑( ̄ロ ̄|||)

「コレに?
絵が描けるの?(←半信半疑)」(||゚Д゚)

まだそんな時代で。

まずはマウスでヨレヨレの線を引くところから。

neo

マウスパッドの上でマウスを動かした軌跡が、
正面のパソコン画面に現れるのが衝撃的で‥。

当然アウトライン線が
つながっていない所があるので、

色を塗るためのバケツをこぼせば、
画面全体が瞬時にその色にーー⁉️

一瞬、
全身の毛が逆立つくらい驚くけれど大丈夫。

もし紙でやったら
取り返しのつかない大事故を、

デジタルの世界では
ワンクリックで元に戻せることに

心底ビックリしたものです。

neo

‥何コレ?凄い!(◎-◎;)!!

慌てて途切れた線を繋ぎ直し、

塗りたいエリアを
どんどん着色していく過程は、

絵を描くというより

パソコン画面の中に
線と色を置く(?)新鮮な感覚。

絵具を筆で塗るのと全然違う!

「私、凄い世界を知ってしまった!」

と本気でおののきましたね。

その仕事場を離れた時、
キッドピックスともお別れしました。

初めてのペンタブの思い出

それから数年後。

自宅のマックでお絵描きしたいと思い、
当時話題になっていた

ワコム製の
ペンタブレットを購入したのです。

コレです。

「手のひらサイズのアートスタジオ」だなんて

相当ワクワクするフレーズではありませんか?

もうマウスじゃない!

現在の製品に比べると
描画面積が狭くて驚いちゃいますね。

箱の裏を読むと、

当時は描画面に
透明オーバーレイシートがついていたようです。

‥えーっと「インクの出ないペン」
このパッド?に描く絵が?

同時進行でパソコン画面に出て?

ペイント・ドロー・レタッチできてしまう??

neo

凄すぎる!何コレ⁉︎

これならマウスで描くより
ずっと思い通りの線が描けそうよ?

無限の可能性を感じるツールを
入手してしまった!

と踊り出したい気分でした。

ちょっと踊ったかもしれません。

ヘ( ̄▽ ̄ヘ)(ノ ̄▽ ̄)ノ

‥で!

やる気満々で接続したら、確か‥

「バージョンが
対応していません(←うろ覚え)」だったか、

そんな理由で
私のマックでは使えないことが判明。

えーーーー⁉️


アナログなら
買ってきた画材はすぐ使えるのに〜❗️

「これでデジ絵が描けるぞう!」の踊りからの

途端にしょんぼり。

(_ _|||)

未練がましく
ペンをタブレットの上で滑らせてみたら、

‥固くて妙な感じ。

「コレで、こうやって
絵が描けるはずだったのになあ〜‥」と

ペンタブ接続にすら全く気付いてない
マックの画面を見つめました。

「じゃあ、のちのち
マックを買い換えたら再挑戦‥」と、

泣く泣く箱に戻し、そのまま幾年月。

所詮は
趣味で時々絵を描く程度だったので、

早急にデジ絵に移行しなくても
間に合ってはいたのです。

多忙な日々の中、
デジ絵への憧れもどこへやら。

遂にペンタブは一度も使わない新品のまま

不燃ゴミに。

期待に胸を膨らませて購入した
夢のようなツールを捨てる時、

さすがに泣きそうでしたね。

写真の空箱はペンタブ開封当時、

ちょうどいい大きさの箱として
書類整理の仕切りに使ったため、

今でも本棚の中で
綺麗な状態で残っていたという…。

こんな身も蓋もない経緯(汗)があったので、

今回のデジ絵挑戦にあたっては、

ちゃんと現在の自分のマックに合った
ペンタブを購入しました。

①パソコン:MacBook Pro macOS Catalina10.15.4

②ペンタブ:Wacom Intuos Small CTL-4100WL

③ペイントソフト:クリップスタジオペイント プロ

デジ絵のメリット

よく言われるデジ絵のメリットの多さ。

  1. かさばる紙や画材が不要:管理が楽で、ほぼ導入時の費用のみ
  2. 手や服・机の上が汚れない:消しゴム・トーンのカスも出ない
  3. 絵を描く準備と後片付けが簡単:機材の起動・終了だけ
  4. 加工・合成・拡大などが簡単:アナログでは無理
  5. 何度でもやり直しができる:水彩画など、取り返しがつかない

    どれも魅力的ですが、特に私が「凄い!」と思ったのが
  6. 使い回しができる
    でした。

アナログ絵の場合、完成品はたった1枚。

昔の私が絵を複製する時は、

コピー機でコピーするか、
わざわざ印刷所に入稿して印刷してもらっていました。

紙に描いた絵は
使い回すことができません。

背景画と人物画を組み合わせて
1枚の絵にする場合など、

別々の紙に描いて
人物画の方にハサミを入れたりしましたが、

切り貼りした途端、
絵の原型すらなくなってしまう。

neo

しかも切り貼りの後で
思ったのと違っててもやり直せない!

これがデジ絵なら
何度でもやり直せます。

しかも簡単に
色やサイズを変えることも可能。

neo

ビックリの連続!

10代の頃、

カラーコピーが置いてある
遠方の文具店に原画を持ち込み、

色違い(赤なら赤一色、青なら青一色)で
コピーをとると

絵の雰囲気が途端に変わるのが面白く、

「おおおう!これは!」
夢中になって設定を変えつつ

何枚も何枚も
連続でコピーしていた頃が懐かしいです。

当時、フルカラーコピーは
1枚500円くらいしてたけど、

高価な割に色があまりにもキッチュで

「単色カラーの方がまだマシ」

というレベルでした。

neo

今となっては
懐かしい。

結局ペンタブには手を出さず

そして2000年代に突入。

ペンタブからは
何となく心が離れてしまっていた私ですが、

それでもデジ絵に憧れて
スキャナーを購入します。

(スキャンした線、とても粗かった記憶が‥)

そのスキャナーで、

アナログ絵をパソコンに取り込んでは
加工していましたが、

当然ペイントソフトを使いこなすには至らず、

せいぜい原画の色調を調整したり、
絵に文字を乗っけるくらい。

この頃やっと

「‥あれ?絵をデジタル化したら、
メール添付できて便利?」

ということにも気付きました。

neo

絵を「.jpeg」で保存!
デジタルは世界が違う!

そんな私がデジ絵に挑戦しますよー。

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