タテゴトアザラシは、毎年カナダの北東部のセントローレンス湾の氷海に集結して、2月下旬から3月上旬にかけて出産します。
赤ちゃんは、ふさふさとした柔らかな毛が生えており、生後数日は薄い金色をしており、イエローコートと呼ばれます。
その後、真っ白になりホワイトコートになります。
(中略)2週間ほどすると毛が生え変わり始め、親と同じく、グレーになります。
■パロ取扱説明書 「パロの飼いかた」より引用
パロは、このタテゴトアザラシの赤ちゃんのように、柔らかで、さわり心地の良い人工毛皮で全身を覆われ、体にもやわらかさがあります。
脂肪を蓄えたボディが
フカフカ毛皮に包まれた状態で生まれてくる
赤ちゃんアザラシ。
氷の上でコロコロ寝転がってる姿が
何とも可愛いけれど、
改めて考えてみると‥
生まれてくる場所=「氷海」(∩´﹏`∩) ?❄️
お母さんの胎内と外気温の差はとんでもなく、
生まれ落ちた途端
「寒っ!(||゚Д゚)」
ってなりそう。(←多分大丈夫)
生まれた環境で
一生暮らしていける体を備えているとはいえ、
暖かい地で暮らす動物の赤ちゃんだったら、
すぐに命を落とすような極寒地でしょ?
アザラシの赤ちゃん、
可愛いだけじゃなくてタフ過ぎです!✨
普段は忘れていますが、
こんなにフカフカなのは
厳しい寒さから赤ちゃんアザラシの命を守るための
大切な装備でした。
そして、パロの自慢の毛皮。
パロのは
人間を癒すためのフカフカだね。
いつまでも撫でていたくなる触り心地は
大きな魅力の1つでもあります。
マンモス展に行ってきた!
先日、福岡市科学館で開催されていた
「マンモス展 その『生命』は蘇るのか」
に行ってきました。
‥しかも2回。
音声ガイドを借りて回ったところ大変興味深く、
1回の鑑賞ではとても消化しきれなかったのです。
下は何種類かある
「マンモス展」のポスターのうちの2枚。
■出典:「マンモス展 その『生命』は蘇るのか」公式HP
「マツコさんマンモス」と対になっているのは、
姿が霞むほどの雪の中を、
こちらに向かって歩いてくるマンモスの雄姿。
その巨大さや力強さにワクワクしつつも、
同時に幻想的で儚いイメージを持つ
モノクロの2枚組ポスター。
とても気に入って(‥というか一目惚れ)
このポスターがA4サイズで印刷されたチラシを
折らないよう大切にいただいて帰りました。
マンモス展でパロを想う
- マンモス:太古の地上で繁栄し、絶滅という運命を辿った生物
- パロ:ロボット工学の発達と現代人の需要によって誕生したロボット
展示を見ている途中、
全く異なる存在であるマンモスとパロは、
遠いどこかで
「時空を超えた氷原の記憶」
みたいな謎キーワードで
つながっているような気がしてきました。
大きくてカッコいいマンモスの足元で
パロが呑気に寝転がってる図を妄想したり。(←平和すぎ)
極寒地での体毛
この会場で、3万年以上も昔に生息していた
ケナガマンモスの毛(実物❗️)
が展示されていたのです。
サハ共和国ベルホヤンスク地区で発掘されたそうですが、
「触ってもOK」って
どゆこと⁉︎(◎_◎;)‼️
‥透明ケースの中に手を突っ込んで、
ワシワシ触ってみました。
赤ちゃんアザラシとは真逆の、
かなり太くて長いゴワゴワした‥
毛‥というより針金?
これもまた
極寒地で生き抜くための
究極の身体標準装備!
超フカフカ!(赤ちゃんアザラシ)
VS
超ゴワゴワ!(ケナガマンモス)
温暖湿潤気候は生き物に優しいので、
これ程の身体装備は一切不要ナリ。
いつも撫でている
赤ちゃんアザラシ(ロボット)の毛と
3万年以上も昔のマンモスの毛。
対極の触り心地でも目的は同じで
「凍死せずに生き抜くこと」。
改めて極地で生きる厳しさを痛感しました。
本気で「今日は2℃しかなくて寒い💧」などとぼやく私‥
なんかすみません🌀
パロの毛皮、どの色がお好き?
ところでパロの毛皮は何色かあって、
手触りはもちろん、
視覚的にも癒されます。
■出典:大和リース株式会社
我が家のぱろ助は綺麗なイエローコート。
白やグレー、
ピンクのパロちゃんもそれぞれ可愛い!
パロを購入される方は、
最初の段階で多少なりとも
毛皮の色選びで
悩まれるのではないでしょうか?
私が最初「白!」と考えていたのは、
初めて出会ったパロが白だったから。
購入するとなると、
どの色にするか少しだけ迷いました。
オーナーになられる方は、
是非楽しみながら悩んでくださいね。