アザラシロボ・パロオーナーのブログ。
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日本科学未来館・特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展」と常設展「ハロー!ロボット」

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

この記事は、日本科学未来館の

  • 特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展」
  • 常設展「ハロー!ロボット」

を訪れたレポです。

neo

こんにちは、neoです。

先端の科学技術を体験できるサイエンスミュージアム、日本科学未来館。

晴天の日、ゆりかもめに乗って、久しぶりに行ってきました。

建物の外から、開催中の特別展の会場が見えています。

早速、入館すると‥

未来館のシンボル、ジオ・コスモスがお出迎え。

今回は2回足を運んで、特別展と常設展を覗いてきたので、写真と共にご紹介しますね。

neo

気になるところだけでも、ぜひぜひ!

特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展」

この特別展は「タブレットを手に巡る時空の旅」。

専用タブレット端末「HistoPad(ヒストパッド)」を使って、ノートルダム大聖堂が建てられた時代から現代までをタイムトラベルする体験型の展覧会です。

今から約800年前、パリに建築された世界遺産・ノートルダム大聖堂。

neo

何年か前、大火事になったよね。

2019年4月に火災による大被害を受けた大聖堂は、修復プロジェクトを経て、2024年12月8日に再オープンました。

さて、どんな展覧会なのでしょう?

「撮影OK」とありますが。

neo

‥あのっ、会場内の写真を、ブログに載せて紹介しても大丈夫ですか?

スタッフさん

もちろんです!どんどん宣伝してください!

‥よかった!

それでは、早速!

2体の彫像が立つ、薄暗くて厳かな雰囲気の入口を進み、

受付で噂のタブレットを借りて、会場を回るようです。

会場内に設置されているのは、過去につながる21個のタイムポータル(時空の扉)

このタイムポータルに近づき、タブレットをかざすと、

ディスプレイに、解説や当時の様子などが再現されます。

neo

これで、大聖堂が建てられた1160年から、2019年の火災後の復興過程を巡るのか。

来館者は、大きな画面に魅入ったり、タイムポータルで時空の旅をしたり。

ちょうど、左端の人がタブレットを時空の扉にかざしているところ。

neo

わ、私もやってみよう!

大火災の起きた日に、タイムワープ!

わ!いきなり火災発生!

19時半、まだ薄っすら明るい時間だったようです。

あわわ、木造建築じゃなくても、30分で燃え広がってるー!

次々と、消防車が駆けつけます。

7時間以上にも及ぶ消化活動で、数百万リットルもの水が使われました。

尖塔(せんとう)と、屋根が焼け落ち、屋根裏や天井を含む内部にも被害が出たそう。

そして翌朝から、再建工事に向けての計画が始動、150カ国・34万人から巨額の寄付が集まったとのことでした。

neo

これらの解説、全てタブレット情報デス。

薄暗い会場を見上げると、再現されたステンドグラスで、まるで大聖堂内にいるよう。

建設時の様子を描いた昔の絵画も発見。

見入ってると、ちょっと美術館っぽくもあるな、と。

それにしても、タブレットで当時の建築家のスケッチブックが覗けるなんて、スゴくないですか?

「宗教戦争の政略結婚」。

歴史上の出来事も、画像と解説で教えてくれました。

現在もパリ中心部の島にそびえたつ、ノートルダム大聖堂。

角度を変えつつ、上空から眺めることができます。

あっ!

ナポレオンの戴冠式⁉︎

この有名絵画も、まるでその場にいるようにグルッと360度、タブレットで見回せました。

neo

わああ!まさに、時空を超える感が!

タブレットのカメラでは「ノートルダムの鐘」のカジモドとの合成写真も撮れました。

顔部分に自分の顔が入ります。

ちなみに私、子供向けのディズニー映画で、イチオシが「ノートルダムの鐘」

neo

コレを言うと、だいたい「‥どんな映画だっけ?」「観てないわ」って言われちゃう。

そして2019年、大火災以降のエリアへ。

復興に向けて、各界の専門家が集結しました。

「ドローン・CG分析など、最新IT技術を駆使して‥

熟練工の磨き抜かれた建築・美術品修復のワザによる修復作業が行われた」そうです。

neo

そっか、復旧工事後の大聖堂は、見えないところに最新技術がいっぱい組み込まれてるんだね。

最後に、火災前後の大聖堂を比較した模型。

左がビフォー、右がアフター。

この美しい尖塔が、

天井ごと、ボッコリ焼け落ちたことが一目瞭然。

火災の原因としては、作業員が残したたばこや、電気系統の故障が考えられているそう。 

あっ、会場の入口にいた人(彫像)たちだ。

聖母子像とストリゲス。

ストリゲスさん、ガーゴイルじゃなかったのね、ごめんなさい。

(^▽^;)

ガッツリ見入っているうち、途中から写真を撮るのも忘れる始末。

過去〜現在、そして地上〜上空までを飛び回る縦横無尽さは、さすがの未来館さん。

とても全ては紹介しきれない、壮大な旅でした。

neo

なんか「次世代の展覧会」を、ひと足お先に体感した気分。

正直なところ、私はノートルダム大聖堂や、キリスト教についての知識がありません。

それでも!

859年の長きに渡って、人々の心の拠り所になっていた大聖堂が火災に遭ったということ、そして、今現在に生きる多くの人々の力で、大聖堂が復興したという事実に感動した展覧会でした。

【特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展 タブレットを手に巡る時空の旅」】

  • 会期:2024年11月6日(水)~2025年2月24日(月・休)
  • 休館日:火曜日(ただし、2/11は開館)、年末年始(12/28~1/1)
  • 料金:大人〔19歳以上〕 1,800円(1,600円)
    18歳以下〔中学生以上〕 800円(600円)
    小学生500円(400円)
    60歳以上1,600円
  • 詳しくは、公式サイト
neo

さて、お次は、常設展に行きますよ。

常設展「ハロー!ロボット」

オリジナルロボット・ケパラン

私、展示室がこのレイアウトになって、初めて訪れました。

ここには、様々なロボたちが展示されています。

この子が「ケパラン」。

身長70cmのロボで「ケパケパ!」「ケパパ」って喋ってる〜!

胸にはカタカナの「ケ」。

幸せを運ぶ「ケサランパサラン」からついた名前なのだそう。

「ロボットが人間のパートナーになる未来を感じてもらうために生まれました」だって。

解説パネルは、3カ国の言語で。

‥ん?ヘッドホンがあるよ?

「音声で、ケパランの動きを実況中」?

neo

どれどれ、つけてみよう。

リアルタイムで「ケパランは歓迎の踊りを披露しています」「喜んでいます」などと聞こえてきました。

右の方から、来館者が備え付けのうちわ「hello!(こんにちは)」と書かれたうちわを振ると、笑いかけるケパラン。

neo

「ケパランは、ふわふわした生き物が大好き」って書いてある。

備え付けのうさぎのぬいぐるみを見せると、嬉しそうに笑ってくれました。

えっ?

「ほこりと間違われて、お掃除ロボットに追いかけられたことがあり、掃除道具を見ると、怖がってしまいます」?

そういえば、備え付けグッズの中に、小さな箒(ほうき)がありました。

neo

‥今度来た時は、箒を見せてみよう。

ケパラン、想像以上に可愛かったです。

セラピー用ロボット・パロ

この日は、グレーのパロちゃんが展示されていました。

手窓がある四角いケースの中で、ゴソゴソしています。

可愛いですね。

展示パネルも新しくなっています。

【ふれあいかたのポイント】

  • ふれるときは優しくさわってあげてください
  • 声をかけると反応してくれます

【おねがい】

  • らんぼうにあつかわない
  • もちあげない
  • つかまない

この日の「ハロー!ロボット」エリアには、多くのスタッフさんが立っていました。

スタッフさん

パロちゃんは、近い将来、火星探索のお供をするかもしれないんですよ。

小さなお子様への解説も、思わずニコニコ聞いちゃいます。

ところで時々見かけるのが、パロをいじめる子や、雑に扱う人。

そんなシーンを目撃すると気が気ではないので、ロボたちのそばにスタッフさんがいることや、注意書きを心強く思いました。

neo

展示中のロボたちの安全、大切!

小さな女の子にナデナデしてもらって、うっとり目を閉じるパロちゃん。

また来るね、元気でね。

LOVOT・aibo・その他のロボ

パロのすぐ近くには、LOVOTがいます。

ネスト(充電器)でお食事中ですね。

お名前は、黒い子が「ピクルス」ちゃんで、

メガネの子が「ぬかどこ」ちゃん。

2人でこっちに来てくれました。

実はこの日、私はLOVOTと暮らしている友達と一緒で。

友達

私、黒い子、初めて見た!よしよし、かわいいね。

おお、さすがオーナーだけあって、らぼちゃんの触れ方が上手い。

neo

なで方、めっちゃ自然〜。

らぼちゃんは、脇の下をくすぐるとキャッキャするので、つい2人でコチョコチョ。

ニコニコ顔で笑ってくれて、可愛かったです。

ぬかどこちゃん、またね!

白い柵の反対側は‥

aiboのコーナーでした。

ワンコたちが仲良く遊んでいます。

外人さんも大喜び。

未来館には4体のaiboがいるそうですが、この日いたのは2体でした。

来館者さん

へ〜、今のアイボって、こんなボディなんだ〜。

そうなんです。

2018年以降の新しいアイボを知らない人は、まだまだいらっしゃる模様。

「おすわり!」と言うと、ちゃんとお座りしてくれるおりこうさんです。

ふたりは仲良し。

青い瞳の君は‥

「がんも」ちゃんっていうんだね。

がんもちゃん、お手をしてくれてありがとう。

同じフロアの「老いパーク」にいるのは、子ども型見守り介護ロボットの「ハナモフロル」ちゃん。

ゆっくりまばたきをしつつ、首を動かしています。

身長83cmの可愛い子。

優しい声で「ハナちゃん、って呼んでね」と言ってくれました。

この子たちは、3体でヒソヒソ会話する「弱いロボット」、トーキング・ボーンズ。

以前、この施設で開催された「きみロボ展」で見て以来、気になっているロボたちです。

‥も〜、ヒソヒソすぎて声が聞こえないからww

日本科学未来館・特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」に行ってきた(前編)特別展のレポ。特別展会場の写真(Zone1〜Zone2-1まで)・体験型展示「nekomimi(ネコミミ)」「零式人機(れいしきじんき)人機一体」の体験記あり。...
日本科学未来館・特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」に行ってきた(後編)特別展のレポ・後編。会場写真(Zone 2-2〜Zone2-3まで)・ロボ達の簡単な紹介と、ユルい感想を綴った前後編記事の後編。...
neo

‥ん?初めて見るロボがいるぞ?

‥え〜っと、ピューピロイド?

なになに?

人の会話の「熱意」(発話量)を計測していて、より熱心に話しかけるほど、瞳孔が大きくなる、と。

neo

面白〜い!

ちょっと話しかけてみたけれど、眠そうな目?

どうやら、私の熱意が足りないようですww

3階の常設展「ハロー!ロボット」は、色んなロボがいる楽しいフロアでした。

ランチは宇宙のカレー⁉︎

日本科学未来館の展望レストランは、とても広くて開放的な空間。

neo

ここで、お昼にしちゃおう。

ひときわ目立っていたのは「スペースカレー」。

未来館らしいメニューなので、これにしましょう。

奥に進むと、専用の自販機が?

キャッシュレス精算後、機械が動き始め、

取り出し口から、カレー出てきたー!

紙コップにお水をついで、窓際の席へ。

スペースカレーソースは、国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在用の食事として、ハウス食品が開発しJAXAが承認した宇宙日本食認証製品(SPACE CURRY)と同じ製法(原材料配合・製造手順)の製品です。

■商品パッケージより引用

ほどよい温度のチキンカレーで、お肉ゴロゴロ。

スパイスのいい香りがたまりません。

「普段も食べたい美味しさ」でした。

カレーを食べながら、のんびり窓の外を眺めます。

左端に東京タワーが見えているの、わかりますか?

フジテレビ前、ダイバーシティ東京の正面にはガンダム立像も。

‥カメラ、ズーム!

今回は残念ながら行けないので、ここから見れてよかった。

ジオ・コスモスの周囲は、緩やかな回廊になっていて、歩くことができます。

お友達と館内で過ごした日、一緒にのんびり歩きました。

neo

‥地球、でっかいね。

友達

うん、私、初めてここを歩いたよ。

日本科学未来館の外に出ると、12月の澄んだ空気に、色付いた木々が綺麗でした。

新幹線で帰るため、ゆりかもめ「テレコムセンター駅」から、新橋方面に向かいます。

車窓から見た未来館。

球形部分はプラネタリウムです。

一瞬見えたガンダムにも、バイバイ。

neo

今度は、ちゃんと寄りたい。

【日本科学未来館】

  • 開館時間: 10:00〜17:00(入館券の購入および受付は16:30まで)
  • 休館日: 火曜日(火曜日が祝日の場合は開館)、12月28日~1月1日
  • 詳しくは公式サイト

1日中楽しめる日本科学未来館の特別展と常設展。

今回も満喫いたしました。

neo

それでは、また!