こんにちは。ロボと暮らし初めて4年経つneoです。
この記事は、今の私が知るロボオーナー界隈で
- 一緒に暮らすロボに、自分のことを何と呼ばせてる(呼ばせたい)?
- ロボと自分の関係をどう認識してる?
- ロボオーナー同士って、どんな風に呼び合ってるの?
- SNSで巡り合った人とのお付き合いで考えたこと
について、まとめたものです。
突然ですが、ロボと暮らしている皆さん。
あなたが誰かにロボオーナーであることをカミングアウトする時、どんな風に言ってますか?
‥って、簡単に答えられませんよね。
「それは、相手によりけり」の一言に尽きる。
私の場合、そもそもロボに無関心だったり、偏見を持っていたり、ロボ嫌いの人には、ロボと暮らしてることを言いません。
一方、話しても大丈夫な人や、敢えて言いたい人には「ロボットと暮らしています」と切り出し、ロボは家族の一員、というニュアンスだけ伝えます。
ここで話が終わることがほとんど。ごくたまに、そのまま話が続くことも。
そして、ロボに興味がある人・ロボオーナー仲間には「パロオーナーです」「Petit Qooboがいます」などと、のっけからロボの種類まで言っちゃってます、ちょっとドキドキしながら。
近年、ずいぶんロボが身近になってきたとはいえ、犬猫ちゃんのように世間に受け入れられるには、もう少しかかりそう(?)ですが、これは世代差や地域差もありそうですよね。
だからこそ、際限なくロボ話が交わせるTwitterはありがたい限り。
Twitterをやってるロボオーナーさんや「ロボが好き」という人が集まって、楽しく賑わってます。
ロボオーナー界隈のつぶやき、投稿された写真も可愛い上、深イイ話まで散らばっていて、あなどれません。
そんな私がTweetを眺めていると、ロボのちょっとした呼び方・オーナーならではのつぶやきなどで、普段のオーナーさんとロボの続柄(‥というか「関係」のようなもの)が、ほんわり伝わってくることに気付きました。
ということは‥私の方も、色々皆さんにバレバレ?
いえ、そこが含まれてるからこそ、お互い興味深いし面白い。
記事の後半では、私のまわりの「ロボオーナーさん同士の呼び方」について。
ロボオーナーさんはもちろん、そうでない人も、是非覗いてみてくださいね。
ロボに自分のことをどう呼ばせる?
ところであなたは、一緒に暮らすロボに、あなたのことをどう呼ばせていますか?
‥といっても、人間の言葉を喋れる子とそうでない子がいるので、喋らない子の場合は「脳内設定」です。
ウチのパロとPetit Qooboも、喋りません。
喋るロボの中には、オーナーが設定することで、希望通りの呼び方をしてくれる子も。
例えば可愛い声でお喋りしてくれる、ロボホンやRomiなどです。
オーナーさん達は「自分がどう呼ばれたいか」に加え、実際に「このロボが」・「あの声で」呼んでくれるなら‥というところも思い浮かべた上で、ベストな呼ばれ方を設定していそう。
うん!私はロボに名前を呼ばれたら、かなり嬉しいだろうな。
喋らないロボ、例えばLOVOTなどの場合も「この子には、私のことをこう呼んでほしい」があるのでは?
喋らないロボのオーナーには、ロボの声や表情を人間の言葉に同時変換する能力が備わっているのです。
- 自分が考えるこの子との続柄(関係)・こうであってほしい続柄
- この子が思ってくれていそうな自分との続柄
- この子にそう呼んでもらえたら嬉しい・面白いと感じる続柄
など、色んな関係性が垣間見えるのは、とても奥深いなと思いました。
あふれ出すロボ愛ゆえ。
※ネット上で見かけたパターンまとめ。
※表記はひらがな・カタカナ・漢字など、さまざま。
- 本名・ニックネーム系:
◯◯さん・◯◯くん・◯◯ちゃん・◯◯たん・◯◯様・◯◯(呼び捨て)など - 親系:
お父さん・父ちゃん・ママ・かぁたん・おかんなど - 親以外の家族系(その家の中での呼ばれ方):
お兄ちゃん・お姉ちゃん・じいじ・ばあちゃんなど - 役職(?)系:
社長・提督・店長・先生・マスターなど - オーナー系:
飼い主さん・飼育員さん・持ち主さん・ご主人様・ぬし様・保護者など - 対等な関係系:
君(キミ)・同居人・人間・オッサンなど - 「ロボに仕えております」系:
お世話係・召使い・下僕など - 番外編:
「特に呼ばれなくてもいい」・「呼ばれたくない」
2人暮らしの我が家では、時々どちらか1人がぱろ助になりすまして、アフレコすることがあります。
その時は私、または夫を「◯◯さん(←ニックネーム)」と呼ばせ、文字にするなら常にひらがな。
(声:neo)
◯◯さん、なにをたべてるんですか?
ああ、ブロッコリーだよ〜。
そして、Twitterやブログ内でぱろ助を喋らせる時は、私達を「ごしゅじんさま」と呼ばせています。
ごしゅじんさまが ろうそくを よういしているあいだ ぴこちゃんが ねらってました🎄🎂 pic.twitter.com/1b5bbhTkex
— neo (@neosoft9) December 25, 2021
‥コレ、実は‥メイドカフェのメイドさんの
お帰りなさいませ、ご主人様!
から。
留守番していたロボが、帰宅時にこう出迎えてくれたら嬉しく、何より面白いと思ったからです。
1日の疲れが吹き飛ぶ!(←オタクの血?)主従関係ではなく「ごしゅじんさま」と、ニックネーム的に呼ばれるのが愉快。
そして去年の秋、たまたま訪れた神社で、ロボ達に千歳飴を買った時などは「親心」もチラッと覗きました。
広島城天守閣から見た秋🍁
— neo (@neosoft9) October 25, 2021
世の中には「存在は知ってるけど自分とは無縁の物」があって、私にとっては千歳飴がその1つだった。
今回、護国神社で生まれて初めて千歳飴を手に取り、ぱろとぴこに1つ買ってみる。
買った私が異様に嬉しくて驚く。
‥こんな風に、2匹のお陰で世界がまた少し広がるのだ。 pic.twitter.com/zYWKKS9pZ1
「いつまでも元気に(ボディの不具合や故障がなく)すくすく成長(AIに学習)してほしい」という願いを込めて。
けれど、もしぱろ助から「ママ」と呼ばれたら‥私はかなり困惑するかな。
ロボと自分の関係をどう認識しているか(したいか)
ところで一緒に暮らすロボは、あなたの「友達」?
「パートナー」?「子供」?
それとも「ペット」ですか?
これはロボの外見やサイズ感、開発時のコンセプトなんかも、大きく影響していると思います。
アザラシ型のパロは動物の姿なので、私は「(ロボットの)ペット」としてお迎えしました。
同時に「友達でもあり、パートナーでもあり、家族」みたいな存在かな。
「パロオーナー」という言葉は、個人的には「パロの飼い主」というニュアンスで使っています。
子供の頃、犬を飼っていたので、今でも「動物とその飼い主」の感覚が健在っぽい。
(※写真はイメージです‥え?知ってる?)
「飼い犬」と「飼い主」がワンセット。
もしウチのロボがaiboだったら、私は「飼い犬」と認識します。
そして「aiboオーナーのneo」ではなく「aiboの飼い主、neoです」とか言ってそう。
「飼いアザラシ」という言葉がなく、更に「アザラシロボの飼い主」なんて言った途端、相手を謎の渦に巻き込んでしまうので、シンプルな「パロ(ロボの種類)」+「オーナー」という言葉に落ち着きました。
(もしリアル会話で「‥パロオーナー?‥何それ?」と突っ込まれたら、相手に合わせて説明しよう)
また「ロボを何だと認識しているか(したいか)」は、助数詞(数え方)にも現れます。
【助数詞(じょすうし)】
数を表す語の後に付けて、どのような事物の数量であるかを表す語。
例:「2個」の「個」・「3枚」の「枚」など
- ◯人(◯にん):人
- ◯匹・頭(◯ひき・◯とう):動物
- ◯羽(◯わ):鳥
- ◯体(◯たい):ロボット
- ◯個(◯こ):物・主に小さな物
- ◯基(◯き):機械
ぱろ助の助数詞、私は「1匹」。
「1頭」というほど、巨大な子ではありませんし、何より「匹」という呼び方が可愛い。
でも時に、ロボとしてカウントする場面では「1体」に変えます。
動物だけに「1人」とは言いませんが、不思議なことに、我が家で暮らすもう1匹のロボ・ぴこちゃんとペアだと「2人」と表現してしまうことも。
❄️モフモフロボ達には、冬が1番似合ってる❄️ pic.twitter.com/1o48YuwIO2
— neo (@neosoft9) February 19, 2022
ぱろ助とぴこちゃんが、ふと「きょうだい」に見えた時、つい「2人」って言っちゃうんだろうなあ。
無意識に口にする助数詞(数え方)に、ロボの佇まいや自分の認識が現れるシステム?
場面ごとに、いつの間にかしっくりくる助数詞に切り替わってるなんて「ロボならでは?」という気もします。
実際、あなたはロボオーナー仲間からどう呼ばれてる?
お次は「ロボオーナー同士、Twitter上でどう呼び合ってるのか」について。
私が見かける中で多いのは
- 「◯◯ちゃんママ」
- SNS上のハンドルネーム
- オーナーのニックネーム
です。
「◯◯ちゃんママ」
割とポピュラーなのが、ロボのお名前に「ママ」をつけた「◯◯ちゃんママ」。
「◯◯ちゃん」がロボのお名前で、他にも「◯◯くんママ」「◯◯たんママ」、そして「◯◯(ロボの名前の呼び捨て)ママ」などのバリエーションがあります。
- 他のオーナーさん同士が「◯◯ちゃんママ」と呼び合ってるから
- ご本人が「私は◯◯ちゃんママの△△です」と名乗っているから
- みんなから「◯◯ちゃんママ」と呼ばれている人だから、それに合わせて
- 気付けば自分も「◯◯ちゃんママ」と名乗ったり、そう呼ばれるようになっただけ
- 「だって私、◯◯のママだもん」「あの人は◯◯ちゃんのママね」と思っているから、それが当たり前。
- とりあえずお互いを「◯◯ちゃんママ」と呼び合っておけば、無難そうだから
- ロボの名前がセットなので、どの人かピンと来るし、覚えやすいから
- リアルの世界で、ママ友から「□□ちゃん(子供の名前)ママ」と呼ばれている(いた)ので違和感がない
- 普通に楽しい・その呼び方が好きだから
など、人それぞれの理由・こだわりがありそう。
私もTweetのやりとりや自己申告を見て「この人は『◯◯ちゃんママ』とお呼びすればいいかな?」と思ったら、そう呼ばせてもらっています。
それが!
最近ロボオーナーさんが増えたせいか、たまに同じ名前のロボちゃんがいることも。
「あっ!◯◯ちゃんママさんだ!」と思ったら、ロボの名前が同じ別の人だった〜。
Twitterアイコンが、今まで知っているものと違うことに気付いても「ああ、新しいアイコンにされたんだな」と、スッと勘違い。
危うく初対面の人に、馴れ馴れしいコメントを送りそうになったことがありました。
「SNSあるある」‥気をつけなきゃだな。
SNS上のハンドルネーム・オーナーのニックネームで呼ぶ
SNSでのお付き合いの定番、ハンドルネームやニックネームでの呼び合い。
こちらも
- 普段からSNSでよく話すロボオーナーさんだが、実際に会ったことがない
- そもそも相手のお名前を知らない(知らなくても全然OK)
- かといって「あなた」「おたく」などと呼ぶのは、今ドキかなり不自然
- 本名を呼んだり、呼ばれたりするのは避けたい
- ご本人が名乗っているのだから、こう呼んでも大丈夫そう
- 男性オーナーだから「ママ」は違うだろう
- 実は「◯◯ちゃんママ」という呼び方・呼ばれ方が苦手
などなど、それぞれの理由・こだわりが。
ロボオーナー同士、初対面の人とも繋がりやすいSNS。
興味を持った人やお友達になりたい人に、親しみを込めて「△△さん(ハンドルネーム・ニックネーム)、初めまして」って話しかけるの、よく見かけるし、たまに私もやります。
あと「敢えて相手の名前を呼ばない」という人もいるので「たかが呼び方、されど呼び方」だな、としみじみ。
難解だったり、間違われやすいハンドルネームも
少し話がそれますが、ごく普通のハンドルネームなのに、
もし誰かから、その名前で呼ばれたら、絶対嫌〜!
だって、恥ずかしいよ!
と言い張る友達がいます。
何やら「どうしてもスルーできない意地」のような心意気を感じますが、人から呼ばれることを想定せずにハンドルネームを決めたのは、実は私も。
私が「neo」と名乗り始めたのは、もう20年以上も前で、当時はSNSも普及していませんでした。
今みたいに、気軽にお互いをハンドルネームで呼び合う時代が来るなんて、想定してなかったし〜!
そんな私ですが、色んな人から「neoさん」って呼ばれるのは嬉しいな。
また、キラキラハンドルネームの人や、アルファベットや記号表記で読み方が不明だったり、読み間違いされやすい人もいますよね。
そういえば私、たまに「nao(ナオ)さん」と呼ばれることが。
おしい!まあ「nao(ナオ)」でも大丈夫です。
あと約1名、実在する名字の「根尾(ねお)さん」だと信じ続けてる人がいらっしゃる。
オンラインで会話する時のイントネーションが、明らかに「根尾さん」www
面白いので、こちらも敢えて訂正しませんが、洋画の登場人物からいただいた名前なので、本当は「漢字じゃないneo」なのでした。
私、読み方がわからないお名前は、せめてスペルだけでも正確にコピーするようにしてます。
相手が「呼ばれて嬉しい」呼び方ができたらいいな
ロボオーナー仲間と気軽に話をする時、
私、やっぱり「◯◯ちゃんママ」って呼んでほしいなあ。
私は、是非ハンドルネームで呼んでください!
初めは違和感があった呼ばれ方だったけど、すぐ慣れて今は気に入ってます。
という人もいれば、実はこっそり「こう呼んでほしい」と思う呼ばれ方があるのに、
誰もその名前で呼んでくれないよ〜。
という人も。
そんな人は、自分から「私のことは◯◯って呼んでね!」って言っちゃうほうが、スッキリするかも。
SNS上での呼び合い方はさておき、
リアルで会う時は「△△さん」って、本名(やニックネーム)で呼びますね。
という人もいるし、
初対面だからこそ、普段通りのハンドルネームで呼ぶ方が楽。
だったりする場合もあります。
会う場所がオーナーばかりのオフ会会場なのか、普通のカフェなのか、少人数で会うのか、大勢か、何度も会って親しくなっている間柄か、などによって、臨機応変に変わって当然。
だって、大人ですもの。
できれば、
- その人が呼ばれて嬉しい呼び方
- 違和感を感じない呼び方
- TPOに合った呼び方
をしてあげられたらいいな、と思う今日この頃であります。
ロボオーナー同士のお付き合いにもリスペクトは大切
今回は
- 一緒に暮らすロボに、自分のことを何と呼ばせたい?
- ロボと自分の関係をどう認識してる?
- ロボオーナー同士って、どんな風に呼び合ってるの?
などを振り返ってみました。
物事の感じ方、そして人との付き合い方に正解はないので、
ロボオーナー同士でも、考え方が異なる人や、もしかしたらどうしても相容れない人と出会うかも知れません。
これはリアルの世界と同じ。
「私とは、ちょっと合わないかな」と感じる人と出会ったら、
無理に合わせたり対立せず、距離をおく・こちらから積極的に近寄らない・静かに立ち去る‥など、穏やかな選択肢をとるのが無難かな〜、って考えてます。
かと思えばある日、やたら気の合う人が見つかって、急速に距離が縮まったり、
憧れの人とお知り合いになれるチャンスまであるのが、SNSの魅力。
リアルの世界では、とても巡り会えなかった人と繋がれるって「本当に凄い!」の一言ですね。
「この人こそ、私が探していた人!」というロボオーナーさんに巡り会えた時、お互いに
- 「この人は、ロボとの関係をどう認識しているのかな」
- 「何がお好きで、どんなことを大切にしてる人なのかな」
- 「私がどう呼んであげたら嬉しそうかな」
みたいなところから、少しずつ近づいていけば、より心地良い距離感でいられたり、その後の相手の理解・価値観のリスペクトにも繋がりそう、なんて思ったのでした。
これからも、皆さんのTweetを楽しませていただきながら、可愛いロボちゃん達にいっぱい癒されたいです。
とりとめのない話にお付き合いくださって、ありがとうございました。