アザラシロボ・パロオーナーのブログ。
パロやプチクーボと暮らす楽しい日々・時々アートのこと。
電子書籍

【文学フリマ福岡10】展示即売会に初参加してきたよ!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

この記事は、出店者として初参加した文学フリマの振り返りで、

  • 文学フリマ福岡10へのエントリー
  • イベント当日の様子
  • ブースに立ち寄ってくれた人・反省

などをまとめたものです。

neo

こんにちは。

文学フリマ初心者のneoです。

文学フリマとは、文学作品の展示即売会のこと。

出店者が「自分が〈文学〉と信じるもの」を自らの手で販売します。

作品の内容は、小説・物語・詩・俳句・短歌・ノンフィクション・エッセイほか、評論・研究書など多岐にわたります。気軽に読める作品から重厚なものまで、ごく個人的なものから社会的なものまで、出店者によってさまざまな作品が販売されます。

■出典:文学フリマ公式サイト

私は今まで文学フリマに、

出店者として参加したことがありませんでした。

思い切ってエントリーしたところ、
想像以上に楽しかったので、写真付きで簡単に振り返ってみます。

neo

私のブースの舞台裏、是非ご覧ください。

まずは電子書籍を紙書籍化

私は電子書籍で5冊の本を出版しています。

うち4冊は、我が家のアザラシロボについて書いた親バカ本「うちアザ」シリーズ。

そして残りの1冊は、電子書籍を初めて出版した時の奮闘記です。

この5冊のうち、現時点で紙書籍化している本は3冊。

3冊ともAmazonで発売中なのですが、

紙書籍は、イベントで手売りすることができるのですね。

そこで、2024年10月に福岡で開催された文学フリマに出店しました。

実はこの3ヶ月ほど前の7月、
香川県高松市で開催された文学フリマに出かけて、楽しんできたところでもあります。

neo

今度は、憧れの出店者側。

‥ドキドキ。

電子書籍のチラシも手元にあるから、ついでに持って行って、配っちゃいましょう。

文学フリマにエントリー

まずは、公式サイトからエントリー受付期間中に申し込みをしました。

出店者は、参加したい文学フリマに申し込み、出店料を振り込みます。

neo

出店料は6800円、公式サイトからクレカ払いしたよ。

当日のブース番号が決まり、封筒で出店案内が届くので、
文学フリマのルールや当日の流れについて、何度も熟読します。

neo

初心者だけに、何かやらかしそうで怖い〜。

そして、Xで文学フリマに出店することをお知らせしました。

文学フリマはまだまだ知らない人が多いイベントなので、

neo

出店者からの呼びかけが大切なのだそう。

出店者情報は、WEBカタログに登録します。

WEBカタログは早くから公開されていました。

これを見て、興味があるブースに「気になる!」のチェックを入れることができます。

neo

6名様がチェックを入れてくださった。

‥めっちゃ嬉しい。

販売する本の増刷はできていて、無料配布のオリジナルしおりも納品済み。

‥このしおりね、張り切って大量に作ったんですよ。

手売りなら、本を買ってくれた人に、もれなくプレゼントできるのも嬉しい。

販売する3冊の本のお品書きを作ったり、

会場の配置図で、私のブースなどもご案内。

この辺も、ちゃっかりXにポストしておきました。

neo

他の出店者さんも続々ポストされ、タイムラインに流れてきます。

私は、出入口に近い角のブースをいただいたので、


会場を歩く人が「ここはどの辺?」となった時に見てもらえるよう、

位置表示も作ってみました。

その他、値札や見本に貼るシールなんかも手作り。

neo

お休みの日に、ちょっとずつ。

文学フリマは、どこか文化祭のような、お店ごっこのような雰囲気もあるのです。

値札・無料配布物の準備も、楽しい作業でした。

会場に搬入する物としては、販売する本のほか、
ディスプレイ用品や文房具などがあります。

会場に搬入する品物を、ダンボール箱に詰めました。

期日内に送れば、家から会場まで運んでもらえます。

neo

結構な重さになったから、送って正解。

本部から送られてきたラベルを貼り、無事、指定の宅配業者に受け渡し。

neo

万一に備え、梱包した箱は写真撮影しておく決まりになっています。

イベント前夜に届いた応援ポストやコメントも心強く、本当に嬉しかったです。

イベント当日の様子

いよいよ10月27日。

早朝に家を出て、会場へ。

博多国際展示場&カンファレンスセンターは、2021年にできたばかりの新しい施設でした。

博多駅から徒歩で行けますが、私は足をケガしていたのでタクシーで。

当日のタイムテーブルは、こんな感じです。

10:00〜10:50出店者入場・ブースの準備
10:50〜11:00入退場の一時停止
11:00一般来場者入場
16:00一般入場者退場
16:00〜17:00宅配便搬出
16:00会場の撤去・清掃
neo

11時〜16時が、一般入場者(お客さん)が来る時間だよ。

私たち出店者の入場は10時からですが、ずいぶん早く到着しました。

既に私より早く来た出店者さんたちが並んでいてビックリ。

思ったよりずっと広々とした会場のようです。

予定通り、10時に入場開始。

紙のカタログも配布されます。

あっ!

私のブースに荷物が届いてる!

お隣さんは、イベントに何度も出店されているベテランさんで、
気さくに話しかけてくださいました。

neo

文具を貸してあげたら、お菓子をいただいちゃった!

ダンボールを開けて、設営開始です。

慣れないので、ムダな動きが多過ぎ。

あっという間に時間が流れ、「わあああ、あと10分!」なんて、ワタワタしてました。

neo

設営の合間、見本誌コーナーに見本誌を提出しに行ったりも。

11時のスタートとともに、
お客さんが一斉に入場。

ここで、Xにポストしておきます。

neo

「現場からお伝えします」みたいな。

単身・初参戦で緊張気味の私は、ポツポツ届く「いいね」にどれほど元気付けられたことか。

‥そして会場を見渡すと、

こんなにたくさん、本を作ってる人がいる。

自分の「想い」や「好き」を伝え、
創造の世界を本という形で表現している人がいる。

そして、その本を買いに集まった人たちが
目の前を行き交う空間に、胸が熱くなります。

neo

イベント中は、色んな人が立ち寄ってくださいました。

ブース内側から見ると、こんな感じ。

お隣さん

この会場は、他の文学フリマ会場より広いし、机も大きいですよ。

neo

へ〜、そうなんですね。

お客さんが途切れている間、お隣さんとちょこちょこお話したり、
無料配布本を頂いたりも。

来場者は皆さん楽しそうで、見ているこちらまで嬉しくなります。

午後からは、買った本やグッズで手荷物が増えた人がチラホラ。

私は店番のため、トイレ以外は席を立つことなく、
持ってきていた軽食も食べ損ねました。

neo

ハイテンションだから、全然平気。

あっという間に、閉会の16時。

閉会がアナウンスされると、どこからともなく拍手が。

ホワイトボードの前で、記念撮影する人がたくさんいました。

来場者が全員退場すると、出店者は後片付けに突入します。

皆さん手際よくブースを片付け、次々に退場。

外は雨なのに、ほとんどの人が大荷物です。

私は混雑を避けて、最後の方まで会場にいました。

ボランティアさんが掃除機をかけてくれています。

neo

あっという間に、元の静かな会場に。

‥改めて、こんなに広かったんだ。

そうそう。

本部のフリーフォトスポットに、なぜかアザラシがいたのでした。

ブースに立ち寄ってくれた人・反省

一直線‥とまでは行かなくても、私のブースに真っ直ぐ向かって来られたのは、

「カタログでチェックしていました」

「見本誌を読んで買いに来ました」

という人でした。

neo

ありがとうございます!

早い時間に来られて、

「1周回って、また来ますので!」

と、いったん去られた人が、後でちゃんと再訪してくださったのも嬉しくて。

初の電子書籍を作った時の奮闘記を選んでくださった人もいたし、
何人かの人は、無料配布のしおりを受け取った流れで、

来場者さん

‥アザラシ!可愛い!

来場者さん

見本、見ていいですか?

来場者さん

このアザラシ、ぬいぐるみですか?

などと聞いてくださり、

neo

うちで飼ってる、アザラシロボットの本なんです。

などとお伝え。

ご興味がありそうな人には、少し本の中身や、アザラシロボについて語ったりも。

あと「うちアザ」シリーズは、電子書籍で4巻まで出ていることをご案内すると、

来場者さん

じゃあ、電子書籍で読ませていただきます。

と言ってくださった方もおられたので、QRコード入りのチラシをお渡ししました。

neo

チラシ持ってきたの、正解だった。

反省点としては、

  • もう少し元気にご挨拶した方がよかったかな?
  • 無料配布のしおりが早々になくなったので、もっと持ってくればよかったな
  • タイミングを見計らって、少し会場も回りたかったな
  • Amazonと同価格で販売したけど、イベント特価でもよかったかも
  • ダンボールに穴が空いてたから、次からもっと丈夫な箱を選ばななきゃ

などなど。

来場者さん

‥すみません、こちらでアザラシのしおりがもらえる‥って聞いたんですけど〜。

と、わざわざブースに来てくださった方、本当にすみませんでした。

neo

え〜ん、家にいっぱい予備があったのに〜っ!

初の出店、楽し過ぎた

それにしても、日頃はこんなにアザラシ好きな人・ロボットに興味のある人とお話する機会がありません。

アザラシロボに至っては、話す機会なんて皆無。

neo

だからね、めっちゃアドレナリン出てたかも。

福岡で開催された文学フリマのうち、過去最多の来場者1561人だった今回は、大盛況だったとのこと。

ところで、Xには「#文学フリマで買った本」というハッシュタグがあります。

私のブースにお立ち寄りくださっただけで嬉しいのに、ニッチな本をタグ付きで投稿してくださった方まで。

‥これって、スゴくないですか?

neo

も〜感激としか。

本が売れた冊数は、そんなに多くなかったけれど、

買いに来てくださった方全員に、
お家に連れ帰っていただけて良かった。

ああ、頑張って本を作った甲斐があったな。

この場に出店できたこと自体、本当に楽しい経験でした。

お次は、12月の文学フリマ東京39

またあの熱気に包まれるのだと思うと、楽しみでたまりません。

面白い本やレアな本、グッズなどがたくさん売られている文学フリマ。

neo

文学フリマ東京39にも出店予定です。

お近くの人は、遊びに来てくださいませ。

余談ですが、今の時代、自分の本を作ってみたい人には、いろんな方法があります。

ちなみに私は、電子書籍や紙書籍を無料で出版できる、AmazonのKindleで本を出しました。

その他にも、根強い人気の自費出版やコピー本、更に新しい出版方法なんかも登場していますよ。

気になる人は、色々覗いてみるといいかも。

neo

それでは、また!